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王族に無礼をはたらくなんて、死罪に相当します。
チョンギは、病で何も判断が出来ない父なので・・・と必死に謝りました。
ハン・ゴンも、口添えしようとしたのですが、ヤンミョン大君に止められました。
そして、ヤンミョン大君が、この催しの責任者として謝ろうとしたのですが、チュヒャン大君はそれをヨシとしません。
チョンギに責任を取らせようとしたのです。
チョンギは、自分が責任を取ると言いました。
手首を差し出すかと問われ、チョンギはそれを受け入れました。
恐怖に震えながらも、じっと動かないチョンギ。
護衛の者が剣を抜こうとしたとき、ラムが言葉を挟みました。
「才能が惜しい。その才能に大枚をはたいたが、身の程知らずめ。」
そして、自分が画工を見誤ったと謝り、チョンギの絵に支払う筈だった大金を、チュヒャン大君に渡すことで許してもらえないだろうかと言ったのです。
チュヒャン大君は、これをチャンスと捉えました。
ラムの中に魔王が憑りついているに違いないと元国巫ミスから聞いていたので、ラムと繋がる切っ掛けを欲しがっていたからです。
チュヒャン大君は、ラムに免じて許すと言いました。
スパイのような働きをしていた護衛大将を、チュヒャン大君が亡き者にしようとしました。
追い詰められ、韓国ドラマ定番の、崖から転落。
これで亡くなったかどうかは分かりません。生き延びる事が多いですからね。
ラムは、報告を受け、父を殺した護衛大将への復讐は終わったと思いました。
次は、ミスだと思いました。
王様は、チョンギの絵を見て感嘆しました。
そしてすぐに、チョンギを王宮の考画院で召し抱えるようにと命令を出しました。
昼は通常業務に、夜は御容の復元に尽力させるように・・・と、言ったのです。
ヤンミョン大君が言いました。チョンギこそが、王様が探していた霊妙な画工だと。
ヤンミョン大君の心の動きを、王様は敏感に感じ取っているようです。チョンギへの想いを・・・。
ヤンミョン大君は、チョンギとラムの関係が気になっていました。
で、ラムにチョンギと親しいのかと問いました。
ラムは、会って間が無いと答え、自分よりヤンミョン大君との仲の方が特別に思えたと言いました。
「まだ違う。」
と、ヤンミョン大君。語るに落ちましたね。
チュヒャン大君は、王様がチョンギを考画院に入れると決めた事を聞き、その理由が何か気になりました。
今回の画会を開いた理由は、霊妙な画工を探すためだったと知りました。
王様が霊妙な画工を探す理由も気になりました。
その理由を探るため、チョンギと最後まで優勝を争ったシム・デユと言う画工を黒魔術によって意のままに操る存在とし、常にチョンギの傍に置くことを考えました。
考画院に・・・と言われても、チョンギはその気になれません。
危篤の父を置いて、仕事に行くことなど、考えられないのです。
チョンギが承諾しないと聞いたヤンミョン大君は、直接説得にやって来ました。
チョンギを、霊妙な画工だとヤンミョン大君は言いました。
チョンギは、素直に喜びました。全く謙遜をしません。
ヤンミョン大君は、チョンギ父の世話をしてやると言いました。自分とハン・ゴン、チェ・ウォノが世話をすると。
そして、父が病んだ理由を知りたくないかと聞きました。
昔、先王の御容を見て感動したのだが、それを描いた霊妙な画工がチョンギ父だと言いました。
チョンギは知らなかったのね。
もしかしたら、御容を描いたために病んだのではないかと思った・・・とヤンミョン大君。
私と一緒に真相を解明してくれないかと。
チョンギは、その話にはイマイチ惹かれませんでしたが、父のための薬を用意してくれると聞き、心が動きました。
ようやく、頷きました。
チョンギの決心を聞いたチェ・ウォノは、以前チョンギが描いた厄除けの虎の絵を綺麗に表装したものを差し出しました。
チョンギの絵を好きなヤンミョン大君に渡せ・・・と。
感謝の印にと。
その絵を持ってヤンミョン大君のところに行こうとしたチョンギですが、歩けど歩けど、同じ場所に着いてしまいます。何度も何度も別のルートを辿りましたが、やっぱり同じ家に着いてしまうのです。
実は、途中で出会った神サムシンがその絵におまじないをかけていたのです。
神サムシンは、その絵をラムに渡したかったようです。
チョンギがどうやっても辿り着いてしまう家。それは、ラムの屋敷だったのです。
チョンギは、画会の一件のことを謝罪し、また、礼を言いました。
ラムは、ただ良い絵を見たかっただけだと言いました。いつか目が治ったら、見てみたいと。
チョンギは言いました。
「あの少年が私に気づかれたくないのは、死んだように生きねばならないからでは?だから私も気づかぬふりをします。ですが、私は今この瞬間を思い続けます。この感謝や喜び、この悩みを・・・。そうすれば少しだけ、今が良い思い出として残るでしょうから。いつかまたこの約束を守れない程辛い日が来るでしょう。その問いは、あなた様を信じて待ち続けた誰かがいたことを、お忘れなく。」
そう言って、チョンギはラムの屋敷を出て行きました。
絵を忘れている事に気づかずに。
雨が降っていました。
濡れながらとぼとぼと歩くチョンギ。
上着を着せ掛けてくれた人が。ヤンミョン大君でした。
2人して、雨の中を駆けました。
チョンギ、実は熱がありました。
それに気づいたヤンミョン大君は、しり込みするチョンギを背負って歩き出しました。
その前に立ちはだかった者が。
ラムでした。
「申し訳ありません、大君様。私との約束が先でした。」
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