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1話先行放送を視聴しました。本放送は、かなり先になるようなので、都合で視聴に間が空いてしまいます。
その点ご承知くださいませ
チェ・サンウン=パク・ミニョンさんは、契約結婚を職業としている女性。
その素性は勿論、どうしてこんな職業をするに至ったのかは、まだ謎です。
そんな職業を可能にしているのは、才能は当然のこと、美貌、スタイルに恵まれているからこそ。
それにしても、パク・ミニョンさんのやせ方がちょいと尋常じゃないように私は思えたのですが。もう少しふっくらしていた方が、綺麗に見えると思うんですけどね。
契約結婚の形式は、単に結婚式を挙げるだけから、入籍まで含むというものまで、さまざまです。規約条項が守られるなら、顧客の素性は一切詮索しません。
サンウンは現在、月水金の週三日夕食を共にする契約を、もう5年もの間続けています。
サンウンには同居人がいます。
グァンナムと言う男性で、彼は以前サンウンと契約結婚をしていた人物で、まぁいわば、元夫。
契約結婚をした理由と言うのが、複雑で。
娘ばかりが生まれていた両親に生まれた待望の男子なので、家族中から結婚を期待されていました。
ところがある時、彼は自分がゲイだと気付いてしまうんです。
それがばれて、大騒動となってしまったので、誤魔化すために、意を決してサンウンに契約結婚を依頼したってわけ。
勿論今は、離婚していますけどね。
月水金の相手と言うのが、チョン・ジホ=コ・ギョンピョssi。
ジホは、財力知力を兼ね備えていて、契約結婚の条件は夕食を一緒にするということのみ。
料理はジホがします。
ジホは物凄く無口で、サンウンと会話したことも、数えるほどしかありません。
ジホと会ったのは、サンウンがバツ12となった時のこと。
記録など気にしないサンウンでしたが、戸籍に記された離婚歴を見て、流石に少々落ち込んでいた頃でした。
サンウンは、ジホの出した条件に興味が湧いたので、契約を交わしました。
無口なジホと静かに手料理、それもとても上手な料理を食べる事が、いつの間にかサンウンにとって息抜きのようになっていました。
ジホの素性も一切まだ描かれていません。
しかし、彼が無口なのは、何かの理由があるようです。
自分を悟られない一番有効な策は、無口でいることだと考えているようです。
カン・へジン=キム・ジェヨンssiは人気俳優。
しかし、プライベートでは恋愛は上手く行かず、飼い猫に初恋の人の名前“ジェイミー”とつけて可愛がっています。
恋愛がうまくいかないのは、その初恋の思い出を今でも引きずっているためのようですね。
サンウンは、毎月、ユ・ミホと言う人にお金を振り込んでいます。
13年間、振り込みを続けて来たようですね。
ただ、それも今回の振り込みが最後のようです。
サンウンは、13年間、ユ・ミホに育てられたと言っています。決して恩があるようには見えません。
反対に恨みに思っているようです。
だから、その13年間の借りを復讐するつもりで返して来たらしいですね。
サンウンが最後の振り込みをした直後、ユ・ミホから電話が入りました。
「ジェイミーお嬢様。」
と呼びかけています。
へジンの初恋の相手がサンウン
ユ・ミホは、お金をもう振り込まないでくれと言いました。
思いもよらない話に、サンウンはその意味を推察しようとしましたが、無理でした。
ユ・ミホは余裕の態度でサンウンを見つめました。
そして、もう会う事は無いと言いました。携帯の番号を変えたと連絡が入ったのは、サンウンが席を立った後でした。
ジホは、スピーチ教室に通っています。
裁判所がジホの社会性に興味を持っていると講師が言っていましたが・・・。前科者なの
そうは見えないけど・・・。
ある時、電話恐怖症を克服するための課題として、会話に使う質問リストを渡されました。
そして、親しい人と会話してみてくださいと講師は言いました。
しかし、ジホは“親しい人”が周囲にいません。
思いついたのは、サンウンだけ。
突然、ジホから電話が入り、サンウンは驚きました。
これまでになかった事ですから。
ジホは、矢継ぎ早に質問を繰り出すだけ。
サンウンは驚き、戸惑いながら、脈絡のない質問に答えました。
そして、課題の質問事項が終わると、一方的にジホは電話を切りました。
サンウンは鳩が豆鉄砲くらった表情です。
同居人グァンナムが言いました。
今の生活から飛び出して、夢を叶えよう・・・と。
姪が同性愛者だと分かったらしく、姉からグァンナムに似たんだと、八つ当たりされたようです。
言い返せなかったグァンナムは、この息苦しい場所から飛び出したいと思ったのです。
サンウンに一緒に行こうと。
サンウンにも彼と同じように消せない傷があるということですね。
サンウンの夢は、外国で自分を知らない男性に出会って結婚しなくても純粋な恋愛をすることです。
以前、グァンナムにその話をしたら、自分もそうしたいと彼は言ったようです。
それ以来、それが2人の夢になったのです。
グァンナムが手回し良く、航空チケットを予約しました。
出発は1か月後です。
サンウン、ジホのことを思いだしました。解約しなくちゃいけない・・・と。
でも、どう切り出せば良いのか、分かりません。
美味しい食事を出され、つい喜んで食べてしまい、言いそびれてしまいました。
次の時も、なかなか言い出せませんでした。
また次の時も同じです。
グァンナムは、サンウンが契約を解消したくないんだと感じました。ジホのことが好きになったからだと。
サンウンは、幸せになるのが怖いんだと言いました。自分も同じだけど・・・と。
サンウンは、言い返せませんでした。
ジホの家に行った時、サンウンはふと、グァンナムが言ってた詩を呟きました。
「葉っぱにも花にも傷がある・・・。」
ジホは、それが誰の詩か知っていました。
「チョン・ホスンさんの詩ですね。」
ジホが料理に関する言葉以外に発したのは、これが初めてでした。
最後の一文があります・・・とジホ。
「傷の多い花が最もかぐわしい。」
僕が好きな詩です・・とジホは言いました。
ジホに人間らしさを感じた瞬間、サンウンの揺らいでいた心が止まりました。
ジホはもっと素敵な人生を送るべきだと思いました。
サンウンとの偽りの人生が続けば続くほど、ジホの幸せを妨げてしまうと思いました。
自分の変わった職業の有終の美を最高の顧客に捧げよう・・・と。
サンウンは初めてジホに料理を作って挙げました。
食事が終わった時、サンウンが重い口を開きました。
「私たち・・・。」
そこまで言った時、ジホが言いました。
「離婚しましょう。もうやめましょう。」
サンウン、驚き、言葉が出ませんでした。
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