まる一日がフリーになる週末というのは、年にほんの数回のこと。
そのうちの一日が今日
朝早く出発して、お初のお店にチャレンジしようと昨日から決めていました。
その1軒目が、道久製麺所。
生粋の製麺所で、本来は玉売りのみだとか。でも、丼等を持参すれば、茹でたての麺を入れてくれると聞きまして。
絶対に行きたいと、以前からアルフィーと言い続けていました。
で、今日はチャーンス
・・・だったのですが、行って見ると不吉な雰囲気に静まり返ってまして、案の定、臨時休業の張り紙が
後部座席に、用意してあった『丼、生卵、出汁醤油、葱、割り箸』の“製麺所でうどん食べようセット”が、悲しかったぁ・・・
くじけそうになる気持ちを奮い立たせ(・・・そこまでのモンかぁ?)、次のお店をチョイス。
マルタニ製麺さんに決定
かけうどん小とタコの丸天。〆て320円。二人で640円。安い
茹でたての麺をかけうどんにしてくれます。もちもちつるつるしこしこ。
出汁は、ちょっと甘めの柔らかい味。もち、かなり美味しい
そして、タコ天が相当美味しい味のついた衣に、歯ごたえのあるタコが散りばめられてます。よって、食べ応えあります。
小さなお店だけど、お客さんはひっきりなし。
働く皆さんは、きびきび明るく、そしてとても気が利いて気持ちが良いです。
近ければ、毎日でも行きたいお店でした。
そして2軒目は、偶然ガイドブックで見つけた製麺所。佐藤製麺さん。
ここも生粋の製麺所。よって、準備してきた“製麺所でうどん食べようセット”が役に立つじゃありませんか
高松中心部からかなり離れた塩江の山あいにある一軒の民家と思しき建物が、そこ。
看板も無ければ、のぼりも無い。入口に貼られた『営業中』の文字を見つけなければ、絶対にたどり着けなかったでしょう。
し~ん・・・と静まり返った午後1時過ぎ。
おそるおそるドアを開けて、呼びかけてみました。
「すみませ~ん。」
そしたら、は~いという声がして、一人のオバサンが。
もうちょっと早く来たら、茹でたてがあったのに・・・と言われましたが、とにかく水で締めた2玉を丼に入れてもらいました。
1玉80円。二人で160円也・・・
そして、車に戻り、セットから卵をとりだし、割り入れ、アルフィーは葱と出汁醤油、私は出汁醤油のみをたらっとかけて、混ぜ混ぜ
冷えてる麺に卵を入れてもなぁ・・・と期待出来ない気分で、一口ずずーっとすすりあげてみたら。
「美味しい」
茹で麺の麺同士がくっついちゃって冷え固まってるのを想像していた私ですが、良い意味で裏切られました。
全然固まってはなくて、茹でたてを水で締めた直後の食感。
随分時間が経ってる筈なのに・・・
なんて美味しいんでしょう
あっと言う間に完食。
讃岐うどんと言っても、本当にお店によって麺から出汁まで全然違います。
極太の麺もあれば、細麺もあるし、出汁も店によって違います。
形態も、生粋の製麺所から、出汁や薬味を用意してある製麺所、一般のうどん店まで様々。
システムも違います。後払いから先払いまでそれぞれ。
ちなみに、今日の“マルタニ製麺”さんは、申告制の後払い。
“佐藤製麺”さんは、現金引き換え。
本当に奥が深い。
製麺所での立ち食い、うどんセットの携帯は、他じゃ味わえないような特色だと思います。
機会があったら、是非、食べ比べてみてください。
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