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ユ・ミホは、サンウンは単に放っておかれたために堕落してしまったと考えています。
財閥を毛嫌いしているのも、拗ねているんだと。
イナグループのチェ常務は、そこんところ冷静に観察していまして。彼の目からは、サンウンの言動は本心だとしか思えません。
ミホが自分の都合の良いように誤解しているのを、訂正しようとしますが、ミホは全く受け入れません。
ミホは、これからでもサンウンを再度財閥令嬢に育て直そうと考えています。
そして、チョン会長にも、2人の交際を報告しましたよ。
どんどん先走っています。
ジホは人が変わったように朗らかに快活な態度をとるようになりました。
マンションのスタッフにも明るく挨拶をしたり、部下たちにも笑顔で挨拶をしました。
キム部長を中心とした夫婦の会のゴルフにも、参加すると言いました。以前は、誘うなと言ったのに・・・。
皆、面食らっています。
ジウンは、ヘジンを担当するにあたって、サンウンのこともきちんと知っておきたいと言いました。
ヘジンがカンジングループの御曹司だと言う事は、口外しないことになっていますからね。
ヘジンとサンウンは慌てました。
で、ヘジンが答えました。
スキャンダルや政略結婚を防ぐために交際を公にしたと。結婚を急いではいないとね。
だから、サンウンの個人情報を知る必要は無いと。
ジウン、一応納得したようです。
サンウンは、ヘジンにきちんと謝りました。キスしたのは事故だったと。
ヘジン、とっくに気づいています。自分が振られたと。
トドメを刺された格好になってしまいました。
おまけに、ジホと交際すると聞かされ、ヘジン、追い打ちをかけられた感じです。
ただ、ヘジンとの契約に支障はきたさないとサンウンは言いました。残りの期間は短いけど。
「私も自分の人生を生きたいの。イナグループやカンジングループと関係を持つことなく。もしヘジンさんと付き合ったら、私が逃げて来た13年、そしてあなたの培ってきたモノが無駄になる。そうなったら、私はこれ以上耐えられない。」
ヘジン、もう期待は持っちゃいけないと思いました。
落ち込んでるヘジンのところに、サンウンがイナグループの娘だと知った事務所の代表が駆け付けて来ました。
イナグループから、連絡が入ったようです。
ヘジンは混乱しました。サンウンの意思なのか、或いは、イナグループがサンウンを利用しようとしているだけなのかと。
多分後者だと思いました。
ヘジンは母親に電話し、以前から話があった別の財閥の娘とのお見合いを承諾しました。
そして、サンウンとは別れたから、もう関わるなと釘を刺しました。
サンウンの言葉を信じた結果ですね。
事はさらにややこしくなっていきます。
ジウンが、偶然、サンウンがジホと電話で話しているのを聞いてしまったのです。
てっきり、サンウンがジホと浮気していると思い込んだジウンは、ヘジンに連絡。
ヘジンは、精神的に苛立ってる最中だったので、事実を明かしちゃった。
つまり、スキャンダルとかを防ぐために、サンウンと契約したと言う事です。だから、浮気には当たらないと。
その瞬間、ジウンは、先日ジホから聞いた言葉を思い出しました。
“12回離婚した結婚が仕事の女”と言うのは、サンウンの事だと気付きました。
結婚で稼いでいる女がジホを利用しているんだと思いました。
でも、ヘジンはサンウンを誤解されたくないと、事情を説明しました。
「チョン・ジホが結婚を依頼したんだ。仕事を辞める彼女を奴と俺が引き留めたんだ。」
ジウン、ちゃんと理解出来たかしら。
ジウンはすぐにジホの元を訪れました。
サンウンの仕事の事を知ったと言いました。
ヘジンはスキャンダルを阻止するため、あなたは何のため?と、ジウン。
「私を傷つけるため?」
嬉しいわ・・・とジウン。こんなにも自分のことを憎んでいたなんて・・・と。
ジホは、ジウンを外に追い出しました。
「帰れ。妻が来ると言っただろ。カン・へジンの弁護士なら、口止めも慣れてるだろ。僕は妻の職業を咎めたりしない。お前も自分の役割を果たせ。」
イナグループの娘でしょ?彼女・・・とジウン。
「私が出世を望んだら軽蔑したのに。財閥令嬢ならよいのね。何か手にしようとしてた私には最高の復讐だわ。悪趣味を楽しむ女とよく一緒にいられたわね。感情が無いからよ。私にはわかる。双方の財閥は結婚させたがってたようよ。」
そう言って名刺を渡し、ジウンは帰って行きました。
ヘジン、サンウンに説明しておかなくてはと、慌ててマンションに向かいました。
サンウンがジホのところに向かってると聞いたからです。
ジウンがジホのところに行く可能性があると思いました。サンウンを傷つけたく無かったのでしょう。
サンウンを見つけ、説明しようとしましたが、焦っててどう説明すればよいのか分かりません。
その時、ジホとジウンが出て来るのが見えました。
咄嗟に、サンウンを担ぎ上げてその場を離れました。
でもね、この様子をマスコミが撮っちゃってたーっ
ジホは、サンウンがイナグループの娘だと言う事を初めて知りました。
サンウンは、ジホの部屋にリップスティックが落ちているのを見つけましたが、ジホは誰も来ていないと言いました。
お互いの中に、口に出せないモヤモヤが生まれました。
そして、お互いの中にそういったモノが生まれたことに、お互い気付いたのです。それが何かは分からないけど。
「あなたにだけは、ありのままの私を見てほしい。私もそうするので。」
と、サンウン。
ジホは頷きました。少し心が軽くなりました。
翌日、サンウンはへジンの元に出勤する前にジホに連絡しました。
ヘジンとの契約を切ろうかと思う・・・と。
「ジホさんに良く思われたい。名残惜しさは全くありません。全力でジホさんを好きになりたいんです。」
ジホ・・・じわじわと喜びがこみ上げて来たようです。
「今日は本当に美味しいものを食べましょう。」
サンウンは、撮影中のヘジンの現場を訪ねました。
サンウンが何を言おうとしているのか、ヘジンにはちゃんと分かっていました。
だから、芸能人の別れの順序と言うのがあると教えました。
それが一番面倒じゃなく、別れる事が出来る方法だと。
あなたには幸せになってほしい・・・と、サンウンが言いました。
このまま穏便に進むかと思ったら、ここで大変な事が
先日の写真が公開され、とうとう“カン・へジンの秘密の恋人”の顔がばれちゃった
ところで、昔、サンウンがカンジングループとの会食の席で大暴れした理由。
それは、自分の存在は、イナグループのチョン会長にとって“家族”ではなく、単に“利用”する人間だったと分かったためでした。
帰国したその日でしたからね。
家族としての顔合わせなど必要無いと知らされたわけです。
温かい養父母が家族として自分を迎え入れてくれるものだと思って心躍らせていたサンウンは、絶望したのです。
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