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駆け付けたハンビョルは、倒れたテソンを抱きしめ、カメラから庇いました。
丁度、ト弁護士が出て来て、収拾してくれましたからよかったものの・・・。
ハンビョル一人では、どうしようもなかったかもしれません。
診察を受けたテソン。過労だと言われました。
カン・ユソンは、ミンギュを問い詰めました。
が、全く悪びれた様子は見せず、勿論、反省など皆無。
芸能人を嫌うのは罪ですか?と、へらへら笑いながらカン・ユソンに言いました。
ミョンヒと同じ人種です。
ハンビョルは、テソンをジョンヨルに託し、会社に戻りました。
広報チームは、一斉に噴出したテソンとウン・シウの熱愛説の対応に大わらわ中。
熱愛説を否定する公式発表を出しましたが、これで収まるとはハンビョルは思えませんでした。
ウン・シウと親子関係にあると発表するしか、事態を収める方法は無いとチェ理事に言いました。
でも、テソンがそれを拒否するということも、分かっていました。
この騒動を知ったウン・シウは、テソンが心配でたまりません。自分が帰国したことで、テソンを苦しめることになったと後悔しました。
ウン・シウとすると、母親だと発表するのに何の抵抗もありません。むしろ、そうしてテソンを救いたいと考えています。
勿論、テソンが自分を母親だと認めたく無いのも十分分かっています。
カン・ユソンは世論の状況を見て慎重に対応すると言いました。もう少し様子を見て見ましょうと。
テソンが心配で、ハンビョルは泣きました。
テソンは、カン・ユソンとウン・シウが写った写真を見せました。
カン・ユソンを信じられない?と、ハンビョルが聞きました。
「いいや。信じてる。」
と、テソン。事情がある筈だ・・・と。
チェ理事は、ウン・シウが帰国した理由が気になっていました。
問い詰めると、ウン・シウが他人事のように言いました。
「私、記憶をどんどん失っていくの。」
カン・ユソンにだけ事情を話してあったようです。
長年の友人であるチェ理事に言わなかったのは、親しすぎるからでした。チェ理事がどんなショックを受けるか、容易に想像がついたからです。
「あなたがそんな顔をすると分かっていたから。そんな顔をされると、自分が惨めになる。」
そして、テソンに謝りたかったと言いました。
辛い思いをさせたことを謝りたかったと。
「私がその記憶さえも忘れてしまう前に。」
昔、祖母が倒れた時、テソンは母しか頼れる人はいませんでした。
だから、疎遠になっていた母に切羽詰まって連絡したのです。
助けて、母さん・・・と言うテソンの声を聞いた瞬間、ウン・シウは飛行機の座席から立ち上がり、飛行機を降りようとしました。
が、既に滑走を始めていたため、止めるなんてことも出来ず、そのまま映画祭出席のために欧州に向かうしか方法は無かったのです。
決してテソンを見捨てたわけではありませんでした。
ミンギュは逮捕されましたが、罰金刑で終わりそうです。
アンチカフェについては、知らないと供述しているようです。管理者はミンギュではなかったのです。
テソンは勇気を振り絞り、撮影に行きました。
ところが、スタッフはよそよそしく、おまけに、撮影は中止となってしまいました。
事務所が正式に否定したにもかかわらず、世論は勝手に不倫だと断定し、テソンとウン・シウを非難していました。その影響で、撮影がキャンセルされてしまったのです。
カン・ユソンは勿論抗議しました。
ペク・ダヘも、テソンを降板させるのなら、自分も降りると言いました。仕事仲間だけでも俳優を信じるべきでは?・・・と。
「こんな噂は数日だけのことです。私の出番を先に撮ってください。」
噂はますます過熱しました。
不倫だと勝手に断定しただけじゃなく、アフリカに行ったのは、現地にいる自分の子に会いにいったのでは?と言う、とんでもない話まで作り出される始末。
チョ記者は、またまた上司からテソンには隠し子がいると言う説の記事を書くよう命令されました。
事実確認できない記事は書けないといくらチョ記者が言っても、上司は学習しません。
世間の関心を引くためなら、捏造記事を出すのに何の躊躇もしないのです。
チョ記者は、こうなったら・・・と、上司の前でト弁護士に連絡しました。法律のプロに、法に触れる事なのかどうかの判断を仰いだのです。
電話をスピーカーにして、質問しました。隠し子と言うデマを流したメディアへはどう対応するのか?と。
ト弁護士は、きっぱり言いました。
「罰金刑か、時間があれば懲役刑かも。」
そして、今も同様の一件についての告訴状を作ってるところだと。
上司は渋々引き下がりました。憎まれ口を散々叩くのを忘れない所がムカつきましたけどね。
チョ記者とト弁護士は、お互い惹かれ始めています。
カン・ユソンとハンビョルは、この状況を打開するために、ウン・シウが母親だということを公表するかどうかを悩みました。
広報チーム長としては、公表することを選択するけど、ハンビョル個人としたら・・・テソンを傷つけたくはありませんよね。
カン・ユソンも同様でした。
カン・ユソンはテソンを説得しようとしました。
公表すべきだと、カン・ユソン。
しかし、テソンは納得できません。
幼いころから、自分はあなたの母ではない、母になる気は無かったとウン・シウに言われてきたテソン。
だから、母以上の俳優になるために拒否し続けて来たこの道を選んだわけで。
今更、母親だとは認めたくありませんでした。
そして、帰国したのは、拒否し続けて来た息子を利用して復帰しようと考えているんだとしか思えなかったのです。
カン・ユソンは、その誤解を解こうとしましたが、テソンはユソンの言葉を信じられなくなっていました。
カン・ユソンがウン・シウの状況を説明しようとしましたが、聞こうとはしませんでした。
カン・ユソンは落ち込みました。
テソンとの信頼関係が崩れたと感じました。
1人項垂れているのを見つけたパク・ホヨン。
そっと、後ろから抱きしめました。
「悩ませたいわけじゃなく、慰めてるだけです。私を木だと思って寄りかかってください。」
カン・ユソンは黙って抱きしめられていました。
ハンビョルはミンギュに会いに行きました。
ミンギュが死んだイ・ユヌのファンだったと言う事に気づいたのです。
ミンギュが一言、“不倫では?”と投稿したことから、世論が勝手に一人歩きし、今回の騒動に発展したと面白そうに言うミンギュ。
イ・ユヌの親友だったテソンにどうしてこんなことを?と、ハンビョルが聞くと、
「親友なんかじゃない。葬式にすら来ないヤツなんだから。」
と、ミンギュは憎々しげに言いました。
実際、テソンはお葬式に出られませんでした。丁度キャンセルできない仕事が入っていたからです。
イ・ユヌが喜ぶとでも?と、ハンビョルが言っても、ミンギュには響きませんでした。自分が満足できれば、それでいいから・・・と。
ミョンヒと同様に、ミンギュも分かり逢えない人種でした。
ハンビョルは脱力しそうな気分だったでしょう。
緊急記者会見が開かれました。
ウン・シウが今回の一件について、説明するためです。
ハンビョルは決心しました、これが最善だと。
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