まったり まぎぃ

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『財閥家の末息子~Reborn Rich~』3話まで

2024-11-20 15:47:34 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

少年時代のドジュンを演じているキム・ガンフンくんですが。ソン・ジュンギssiに似てますよね、雰囲気。

そして、今年39歳になるソン・ジュンギssiの大学生姿が、全く違和感無いのにも驚かされます。

 

ドジュンが取引をして見事ソウル大学法学部に首席入学し、ヤンチョルから貰った土地。

その後、新都市開発によって開発され、莫大な富を生み出しました。

見る目があるのか、運が良いのか・・・と流石のヤンチョルも驚きました。

ヤンチョルの孫であると言うこと自体が、運が良いと言ってもよいのでは?と、ドジュンは言いました。

確かに、それは言えますね

 

ドジュンの土地は、240億Wもの利益を出しました。

ドジュンが何に使うのか、ヤンチョルは興味があります。次はどうやって自分を楽しませてくれるのか・・・ですかね。

ドジュンは、それを全額ドルに替えました。

ヤンチョルは全く予測していませんでした。

 

この状況を面白くないのは、ヤンチョルの3人の子供たち。ヨンギ、ドンギ、ファヨンです。

運が良いんだとドンギは言いました。

跡取りのソンジュンにすらそんな事はさせなかったのに・・・と言われ、ヨンギも不機嫌になるのかと思ったら。

「あれは、父さんの命の値段だ。」

と冷静に言いました。航空機墜落の一件のことです。ドジュンがいなければ、ヤンチョルは死んでいたわけですから。

「テストかもしれない。後継者を決めるための。」

と、ファヨンが言いました。

流石に、この言葉は、ヨンギを動揺させました。

 

ドジュンの父ユンギはその頃、映画製作や輸入の会社を経営していました。

ドジュンは一緒にアメリカのフィルムマーケットに連れて行ってほしいと頼みました。

大学入学までの休みだからと。

投資アドバイザーとして・・・と。

実は、数年前、ドジュンは「ホームアローン」の輸入をユンギに提案し、大当たりをさせていました。

 

街では、人気絶頂の音楽グループの突然の解散を報道していました。1996年の1月でした。

そこで、泣きながらニュースを見ていた女性に気づいたドジュン。

なんと、後のソ・ミニョン検事です。

いつも黒いスーツに身を包み、笑顔を全く見せず、凛とした姿勢のソ検事も、この頃はまだアイドルに夢中の女の子だったのです。

ドジュンは、その差に驚き、興味を持ちました。

 

ファヨンの夫チェ検事が、ある製鉄会社が経営不振で倒産しそうだと言う情報をヤンチョルに持って来ました。買収すれば、スニャンにとって好都合ではないか?と。

良いわけ?そんな裏情報を漏らして。

それには狙いがありました。

これを機に、検察を辞めて、政界に乗り出そうと考えているのです。だから、ヤンチョルに支援してほしいわけです。

スニャンのために働きたいと、必死にヤンチョルに言いました。

ヤンチョルは、じっと見つめた後、許可しました。

 

父と兄ヒョンジュンと一緒にアメリカに行ったドジュン。

そこで、偶然、オ・セヒョンと知り合いました。

オ・セヒョンは韓国系アメリカ人の投資家です。

オ・セヒョンもフィルムマーケットに来て、投資すべき映画を選んでいたのです。

 

ドジュンは、「タイタニック」を輸入すべきだと父に言いました。

父もヒョンジュンも反対しました。

おそらくその場にいた同業者たちの多くも、その意見だったでしょう。全く注目されていなかったのです。

しかし、オ・セヒョンだけがドジュンと同じ意見でした。

 

ドジュンは、オ・セヒョンの会話を耳に挟み、共感しました。

で、オ・セヒョンについて調べました。

パワーシェアーズと言う投資会社のアジア担当者でした。

すぐに会いに行きました。

丁度、オ・セヒョンは、食事をしながらスーパーコンピューターとチェスのチャンピオンとの対決を見ていました。

TVを見ている誰もが、チャンピオンの勝利を疑わない状況でした。

しかし、ドジュンは一人、コンピューターが勝つと言ったのです。

当然、オ・セヒョンは若造が何を言ってる・・・と言う感じでバカにしました。

「対決が終わったら、あなたは僕に会いたくなる筈です。コンピューターの勝率は100%です。」

そう言って、ドジュンが席を立ってまもなく、TVはコンピューターの勝利を告げました。

オ・セヒョン、ドジュンの後を追いました。

 

チェ検事が知らせて来た大手製鉄会社の買収を本格的に進め始めたスニャングループ。

ヨンギやドンギ、そして主だった重役たちが集まり、検討しました。

デヨングループも買収準備中だという情報が入っています。

ヤンチョルは、デヨングループに渡すことは出来ないと言いました。が、一方で、3000億W以上は出さないと。

予想よりかなり低い金額です。

どうすれば?・・・と戸惑ったように、ヨンギが聞きました。

「私に聞くな。」

と、強い口調でヤンチョルは言いました。情けないと思ったようです。

そして続けました。

この買収を、ヨンギに任せると。自信が無いなら、退任しろと。

 

ドジュンを気に入ってるのは、ヤンチョルだけじゃありません。

祖母のピルオクも可愛がっています。

面白くないのは、ヨンギの妻。息子のソンジュンの座が危ういですもんね。

 

会議が終わり、ドジュンが呼ばれました。

ヤンチョルは大喜びでドジュンを迎えました。

部屋に入った時、ドジュンは製鉄会社の買収の書類が目に留まりました。

 

ヨンギも、ドジュンのことが気にならない筈はありません。

あまりにも鮮やかにすることなすことを成功させていますから。

ファヨンの言うように、父は後継者をドジュンにしようと試しているのではないか・・・とか、ドジュンもそれを分かっていて、ヤンチョルの傍にいるのではないか・・・と。

父ヤンチョルが自分の事をどう考えているのかも、読めません。

で、ヤンチョルの最側近であるイ秘書室長に聞きました。

「父さんは、私に何を望んでいるのですか?」

製鉄会社の買収なのか、或いは、自分を気に入らないだけなのか・・・と。

イ秘書室長は言いました。

ヤンチョルは自分に似た者を後継者にしたいと思っていて、まず、ヨンギにチャンスを与えたんだと。

「買収に専念しなさい。副会長の闘志と根性を見たがっているのです。」

 

ヤンチョル、ヨンギがこの疑問を持つことを予測していました。

イ秘書室長に尋ねるだろうということまで。

イ秘書室長が、ヤンチョルにその旨報告し、どう答えたかも聞くと、ヤンチョルは満足したようです。

そして、イ秘書室長のような人物が自分の息子であればよかったのに・・・と思ったようです。

 

ヤンチョルは、ドジュンの登校のために車と運転手を用意しました。

一見すると、甘い祖父だなぁと思えますが、ヤンチョルの狙いは違うようです。

可愛がってるドジュンですら、いえ、可愛がっていて才能豊かなドジュンだからこそ、監視しておこうと考えたのかもしれません。

ドジュンは、ちゃんと察しているようです。

 

入学してすぐに、ドジュンは先輩学生から声をかけられました。

名門会と言う、名家の子供だけが集まる社交の場です。

新歓コンパに女性同伴で来るよう誘われました。

 

ドジュンは、ソ・ミニョンを誘いました。

大ファンの解散したアイドルグループが、いつ復帰するかを教えてあげると言う条件で。

食事をすると言う事だけを聞かされていたソ・ミニョンは、行った場所が名門会だと知ると、気分を害しました。

どうも、ソ・ミニョンも名門会に誘われていたようです。

断ったようですね。

実は、ミニョンの父はソウル地検特殊部次長なのです。当然、名門会の資格はありました。

 

名門会と言う名の社交場は、後に社会に出た時、法律や制度を無視して助け合う関係になると、ソ・ミニョンは思っていました。

要するに、極端な言い方をすれば、未来の犯罪集団だと。

「勘違いしないで。ここで培われるのは友情じゃない。強固な特権よ。」

と、ドジュンに言いました。

自分はそんな特権とは無縁だからと。

しかし、ドジュンは指摘しました。

ソウル大学に合格出来たのは、高校3年間何の心配もなく勉強に集中できたからだし、今も働かずに学業に専念できるのも親の経済的な支援のおかげだと。

「代々、法曹の家系に健康な体と頭の良さ、そのすべてが生まれた時から与えられた特権だと思わない?」

当たりですね。

おそらく、ソ・ミニョンはこれまでそれを当たり前だと思ってきたのでしょう。

本物のドジュン・・・ヒョンウから見ると、それも立派な特権ですよね。

 

買収を進めようとしていた製鉄会社がとうとう倒産しました。

計画を一気に進めようとしたヨンギたちですが、大きな問題が起こりました。

債権者たちが提示した買収金額5000億Wを出すと言う会社が現れたのです。

パワーシェアーズ社のオ・セヒョンでした。

 

慌てるヨンギたち。

しかし、ヤンチョルは冷静に事態を分析していました。

オ・セヒョンは駒だと思いました。主は裏にいるに違いないと。

 

ドジュンでした。

無謀な買収を行う理由をオ・セヒョンに聞かれたドジュンは答えました。

「チン・ヨンギ副会長に買収されるのを防ぎたいから。」

君の目的は、スニャンか・・・と、オ・セヒョンは愕然としました。

 

ドジュンは、ヒョンウの実家を密かに訪ねていました。

と言っても、近づくことはせず、ただ遠くから苦労する母親の姿を見つめるだけです。

辛くて苦しくてたまりませんが、会うことは出来ませんでした。

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