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前世の記憶が残っているから、有利と言えば有利ですが、前世と違う選択をしたために、ヒウ以外の人物や環境はすっかり違うものとなっています。
それゆえ、ヒウの予想とは違う展開になることがあるのも当然と言えば当然です。
ただ、前世では不幸な人生を送るしか無かった人たちが、ヒウによって未然に救われているのも事実。
今後、どう言う展開を見せるのか、楽しみです。
キム検事長は、ヒウにチャン・イルヒョンを捕まえるよう指示を出しましたが、一方で、チェ・ガンジンにチョン部長検事を濡れ衣を着せて追い出せと指示しました。
やはり、チョン部長検事の事を信じてはいなかったのです。
この件は、自分とチェ・ガンジンしか知らないことだ・・・と言うキム検事長。
おいおい・・・
しかし、ヒウたちチョン部長検事、チ検事はその恐れを既に察知していました。
本当は、チャン・イルヒョンを失脚させるつもりはなく、その一件から目を逸らせるためにチョン部長検事の失脚を画策するかもしれないと。
ヒウは、これを逆手にとると言いました。
つまり、指示を受けたのだから、きちんとチャン・イルヒョンを失脚させようとね
ソン・ジンミの財団と自宅に家宅捜索が入りました。
知らせを受けたチャン・イルヒョンは、チョン部長検事のところに乗り込みました。
キム検事長の派閥に推薦すると言い、自分は不正に無関係だと主張。
チョン部長検事を丸め込めたと思い、自分だけは逃れられたと安心しきったところに、突然警察がやってきて、あっという間に贈収賄で逮捕されてしまいましたよ。
逮捕状を申請したのがヒウだと知ると、裏切られたとショックを受けました。
ヒウは、激怒するチャン・イルヒョンに、キム検事長からの指示があったと正直に打ち明けました。
このところの失態と不正が発覚したことで、検察の信頼が失墜したことへの懲戒処分だと。
その騒動に紛れて、チェ・ガンジンはチョン部長検事のPCに不正の証拠を仕込みましたよ。
キム検事長は、ヒウより先に公表しろと指示しました。
先に明らかになった方がマスコミは飛びつくからと。
ところが、ヒウの方が一足早かった。
そんな話をしている間に、ヒウは記者会見を開いていたのです。
止めようと会見場に急ぐチェ・ガンジンの前に立ちはだかったのは、チョン部長検事。
自分の執務室で何やら仕込んでいるガンジンの事務官の姿がしっかりと監視カメラの映像に残されていたのです。
それを見せられると、もう、ガンジンは何も言い訳できませんでした。
ヒウの携帯には、何度もキム検事長から電話が入っていました。
しかし、ヒウは無視。
そして、チャン・イルヒョンの不正、ソン・ジンミの財団との関係も含めて公表し、取り調べ中だと発表したのです。
また、これらは、キム検事長からの指示だと付け加えるのも忘れませんでした。
キム検事長は、検事総長や法務大臣側から部下の管理不行き届きだと叱責を受けました。
しかし、マスコミはキム検事長を称賛しました。次期検事総長になるべき人物だと。
検察内部の不正を一掃しようとしている人物だという評価で一気に支持率も上昇していました。
ヒウになんと言おうかと悩んでいたのですが、チョ・テソプからもお褒めの連絡が入ったことで、一気に愁眉を開きました。
ヒウに対しても、全く咎めることはなく、最後までしっかりやれと言いました。身内びいきだと言われないように・・・と。
会見場には、ハンミも記者として出席していました。満足そうに見ていました。
ガンジンは、企みがチョン部長検事にばれたとキム検事長に報告しました。
キム検事長は、チョンン部長検事が一筋縄では行かない相手だと改めて知りました。
結局、チョン部長検事の一件はそのまま消えました。
チャン・イルヒョンが結局罪を償わされることになると知ったガンジンは、びびりました。
が、その後任に自分が就けると知ると、表情が一気に明るくなりました。やっぱり自分が一番かわいいんですよ、誰もが。
チャン・イルヒョンはこうなった今、道連れを作ろうと考えています。
ヒウには、ガンジンの悪事を呟き、ガンジンにはヒウを捕まえろと言いました。
ヒウは、ガンジンも失脚させるつもりではありますが、狙うのは彼の父親チェ・スヒョクが先。
芸能事務所を経営しています。
性接待や収賄等の多くの悪事をしてきたようですが、それらを息子のガンジンが隠蔽してきているのです。
ヒウはこの一件を、ギュリとギュリの部下ク検に託しました。
しかし、関わっている相手が国会議員や大物たちなので、流石のギュリも立件は無理なのでは?と消極的になりました。
ヒウは、チョ・ユナと言う女優を証人とするのが良いと助言。
証言すれば、過去の麻薬使用の件を情状酌量とすると説得すればよいと。
ところで、ヒアの父キム・ゴニョン会長は、体調が思わしくありません。余命もさほど長くないようです。
キム会長は、それを薄々察しているようで、しきりにヒアに経営参加してほしいと頼んでいます。
ヒアには兄と弟がいますが、キム会長は一人娘のヒアを一番信頼しているようです。
チョンハグループを率いていけるのは、ヒアだと考えているのです。
しかし、ヒアは自分が会社に入る事で、後継者争いになるのは容易に想像が出来るので、承知しません。今のまま、家族のままで居たいというのが、ヒアの希望なんです。
チョ・テソプは、意のままにならないキム会長の代わりに、長男のヨンジュンに接近しています。御しやすい相手だと気付いているのでしょう。
ある日、イ・ミンスがヒウに情報をもたらしました。
ガンジン父の会社に所属する者の兵役逃れリストです。
お礼と言っちゃぁなんですが、ヒウはイ・ミンスが調査中のミレ自動車の社長が作ったペーパー会社の資料を渡しました。
持ちつ持たれつって感じ?
2人で気持ちよく食事をした帰り、思いもよらない事件に遭遇。
女性が殺されそうになっているのを、助けたのです。
この女性の父親がファン議員でした。
この女性の家庭教師だったのが、なんと、ハンミ。
前世でファン議員の娘はチョ・テソプの支持者に殺されていました。ここでも、運命が変わりました。
ヒウはハンミにファン議員を紹介してもらいました。
何か前世の記憶があって、何としてもファン議員と手を組みたいと考えていたようです。
ファン議員はヒウが検事だと知ると、表情が強張りました。元々検事が嫌いなんです。
ヒウは3分だけ・・・と時間を貰いました。
「今準備中の件を中断してください。」
ファン議員は、チョ・テソプに対して、何か対抗策を考えていたようです。
ヒウはそれは無理だと言ったのです。
気分を害するファン議員にヒウは続けて言いました。
「周囲に裏切り者がいます。突き止めなければ。」
ファン議員は、ヒウの言葉を全く信用しませんでした。仲間と仲違いをさせようとしていると受け取ったのです。
しかし、ファン議員はすぐにヒウの言葉が真実だったと知ることになりました。
チョ・テソプの派閥を倒すために集めた証拠等が相手側に知られてしまったのです。仲間以外に知る人はいない筈なのに。
そして裏切り者は、ファン議員の最側近の補佐官の男性だったのです。
ファン議員もチョ・テソプも元は検事でした。
権力者が罪を逃れてしまうのを、何度も目にして悔しい思いをして来た2人です。
それを正したいと思うのは同じでも、方法が違ったことで、袂を分かつことになったようですね。
そして今の検察は、チョ・テソプの息がかかっているので、検察内部の話は全て彼の耳に入り、彼の力になっているのです。
だから、ファン議員は検事を嫌っているのです。
ファン議員はヒウを呼び出しました。
そこでヒウは言いました。
「自分の主は法です。法にのみ従います。」
そして、ファン議員と共にチョ・テソプを倒したいと。
ヒウは、ファン議員に、例の“高官子息兵役逃れリスト”を渡しました。
「国会に提議してください。」
ヒウは知っていました。
ファン議員だけがチョ・テソプに対抗できる政治家だと。
チョ・テソプを倒すために不可欠な人だと。
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