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ジェイの屋敷にまた一人来ました。
ヤンホです。
手下から、ドヨンを始末したと報告を受け、嬉々としてやってきたのです。
が、そこで彼が見たのは、ジェイの遺体。
意味が分からず部屋の中を見回すと、ドンスとボムジェが正座してるじゃありませんか。
更に状況が分からなくなったヤンホが、ボムジェにナイフを突きつけたところに、ドヨン登場です。
必死に許しを請うヤンホ。
ドンスも、これ以上の罪はいけないと、ドヨンを止めようとしました。
しかし、ドンスの話の途中で、ドヨンは引き金を引き、ヤンホをあっさり殺してしまいました。
恐怖に震えるドンスとボムジェ。
ドンスはそれでも必死に頭を働かせ、助かる方法を考えました。勿論、自分だけじゃなく、ボムジェも・・・です。
必死にひねり出した答えが、共犯になるということ。
ドヨン一人じゃ、遺体の始末も上手くできない筈。容疑者として捕まるのも時間の問題でしょう。
だから、自分とボムジェが遺体を始末している間に、ドヨンはアリバイを作っておくのが良いと提案したのです。
冷静じゃいられません。
ボムジェは精神が壊れそうになってしまいました。
それを、ドンスは叱咤しました。生きるためにやるんだ・・・と。
そして、夜が明ける前に、2人の遺体を処理したのです。
翌日、ドンスはこれまでと同じように刑務所に営業に向かいました。できるだけいつもと同じように過ごそうと考えたのです。
しかし、無理でした。
その時、思ったのです。やっぱり殺人を告発しようと。
ボムジェが持っている監視カメラのメモリを受け取り、警察署に向かいました。
ボムジェには、命令された事だと言うようにと念を押しました。
罪は自分一人がかぶるからと。
ボムジェにはミニと言う娘がいます。父親を奪うわけにはいかないと思いました。
そのためなら、弁護士資格など惜しくないと思いました。
なんとしても、ドヨンを逮捕させること、それが2人が生きられる方法だと考えたのです。
しかし、いざ、警察署についてみると、決心がつきません。
その時、ドヨンから連絡が入り、ドンスは慌てて車をスタートさせようとしました。
別の車と接触事故を起こしそうになりましたが、幸い、未遂に終わりました。
相手の車に乗っていた男性は、偶然にも、最近ドンスと同じアパートに越して来た人で、マ刑事と言う人物でした。
マ刑事は、長年の勘で、ドンスが通報に来たのではないかと感じていました。
警察署まで来たものの、諦めて帰ってしまう人が多いんだそうです。
二度目に会った時、マ刑事は、そうじゃなかったのかと、ドンスに聞きました。
ドンスは、同じアパートの騒音問題で困っていると誤魔化しました。
ドヨンは、ドンスの家の近くにいました。
子供たちと遊んでいました。ドンスはびびりました。
そして、ポケットにあったメモリを・・・本当は警察に提出しようとしていたメモリを、ドヨンに差し出したのです。
「未回収だった分です。これを処分すれば、昨日の証拠は他にありません。」
ドヨンはドンスの迷いに気づいていたのかな
友情の印だ・・・とドヨンが差し出したのは、携帯。
常に連絡が取れるようにということですね。
こうやってがんじがらめにされていくと感じたのでしょうね、ドンス。
誰にも口外しないから、解放してくださいと必死に頼みました。
「嫌だね。俺と手を組もう。顧問弁護士になれ。もう刑務所に営業に行かなくて済むぞ。」
ドンスは、呆然としてしまいました。
ドヨンが組織に復帰しました。
ヤンホが突然姿を消したことで、手下たちは動揺していましたが、ドヨンの復帰で、ヤンホの存在は元々無かったかのような状況です。
ヤンホの最側近の手下は、一気に立場を奪われてしまいました。
代わってドヨンの最側近になったのは、オジェです。
ドヨンは、ドンスから貰ったヤンホの裏切りの証拠の映像を部下たちに見せました。
そして、ヤンホの首に懸賞金をかけたのです。
ドンスは、まだ、ドヨンから逃げる方法を考えていました。
で思いついたのです。賭博場を通報しようと。
ドヨンが捕まった後で、殺人も通報すれば、無期懲役になって一生刑務所から出て来られなくなるかもしれないと思いました。
情報統制の厳しい賭博場の一件ですので、ドヨンから聞き出すのが確実だと考えました。
だから、先日の提案を受けると返事をしました。
ただし、条件があるとドンスは言いました。
「事業内容や売り上げ、営業利益を確認したい。」
ドヨンは了承しました。
ドヨンから、賭博場に案内するとの連絡が入りました。
場所が分かったら教えるから、通報するよう、ボムジェには指示してありました。
ドンスは、ドヨンの逮捕を見届けた後、混乱に乗じて逃走するつもりでした。
今回の賭博場は、本土から離れた小島にありました。
ドンスは、ドヨンの案内で賭博場を確認。
目隠しされて来たため、正確な位置は分からなかったのですが、見える範囲での建造物等、かかった時間をボムジェに連絡。
ボムジェはすぐさま、警察に通報しました。
賭博場にサイレンが鳴り響きました。
何事かと聞いたドンスに、取り締まりだと組織の者が言いました。
現場はパニックになりました。
その騒動に紛れて、ドンスは逃走。
何とか、ボムジェの準備した船に乗り込み、島から脱出したのです。
その様子を、ドヨンが見つめていました。
翌朝、晴れ晴れとした気分でいたドンス。
そこにドヨンから連絡が。
青ざめますわな。
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