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ハラハラした始まりでしたが、結果的に心が温かくなる回でした。
サンウンの、そしてジホの周りの方々の温かさが心地よかったです。
一旦記事になってしまうと、人気スターカン・へジンの注目度が高いということもあって、次々に追随記事がアップされました。
サンウンの経歴が、あっという間に世間に知られてしまったのです。丸裸ですわな。
流石にサンウンは動揺しました。
ヘジンにも、ジホにも迷惑をかけてしまうと思いました。
ヘジンはおろおろと電話をかけて来ました。
謝るヘジンに、大丈夫だとサンウンは言いました。
まずは、あなたが受けるダメージを最小限に抑えないと・・・と。
デート中だったジホにも、事情を告げました。
表情の変化に乏しいジホは、こういう時に落ち着きを感じさせてくれて、有難いですね。
僕は人の目など気にしません・・・とジホ。
「僕はサンウンさんが一番大切なんです。」
なーんて心揺さぶられる言葉なんでしょう
サンウンは言いました、待っててください・・・と。
「私が上手く解決できるように。そうすれば、心が楽になります。」
サンウンは一人になって、ネットの書き込みをチェックしました。
すると、自分に散々頭を下げ、サンウンが許したことを本当に有難いと感謝してくれたはずのソンホの妹の書き込みもありました。
ショックでした。信じた自分が情けなく思えたでしょう。
流石に涙がこぼれました。
ジホの部下たちも今回の記事で、ジホの妻がヘジンの恋人だと気付きました。
問いただしてやると、息巻いたものの、ジホの顔を見るとやっぱり出来なくて。
そのままになってしまいました。
やっぱり良い人たちですよね。
何も知らないキム部長が、ジホの昇進の知らせを持ってやってきました。
皆でお祝いしようとしたのですが、何とジホは断っちゃった。
「退職するまで、絶対に昇進しません。昇進候補に入れないでください。」
唖然とする面々。
ユ・ミホは大きなショックを受けていました。
記事が噂ではないことも、チェ常務から渡されたサンウンの戸籍を見て知りました。
イナグループのチョン会長は、サンウンの経歴が明らかになることで、イナグループとの関係が公になってしまうのではないかと、気が気じゃありません。
サンウンは、グァンナムに聞きました。自分といて損したことはある?と。
「何を言うんだ。俺を助けてくれただろ。」
と、即答です。
サンウン、微笑みました。少し救われた気分です。
でも、グァンナムはサンウンが心配でした。
サンウンは、全てを自分の責任にしようとする傾向があるのを、十分分かっていますから。
サンウンは、ヘジンのところに行きました。
事務所代表とジウンも集まって、この一件の対処法を相談していました。
ヘジンは何も知らなかったことにしようとジウンが提案しましたが、ヘジンは反対。
そこに、サンウンがやって来たのです。
サンウンは、ジウンが示した案と同じ事を提案しました。
個人的な件でお客様に被害を与えた私がペナルティーを負うべきなので・・・と。
あくまでも、ヘジンは“客”だと主張したわけです。ヘジンの事を優先しないといけないからと。
ヘジンは分かっていました。
いつもサンウンは気丈に振舞って一人で叩かれようとすると。
何故だと問いました。
サンウンは答えませんでした。そして、ジウンに全て任せると言って、出て行きました。
ヘジンは後を追いました。
自分が傷つくより、サンウンが傷つくのを見る方が嫌だと言いました。
「出会った時、君のように生きようと決めた。だから、皆に反対されたけど、頑張ってここまで来た。俺を変えてくれた人が落ちぶれる姿を見たくない。」
ヘジンは、カンジングループにサンウンの事を知らせてきたのが、ユ・ミホだと言いました。今後、ユ・ミホが黙っちゃいないだろうと言いました。
大丈夫かと言う事ですね。
ジウンは、ジホに連絡しました。
サンウンに利用されたと言う内容で、記者会見を開く・・・と。
グァンナムもジホを訪ねて来ました。
サンウンがどんな人間か、ジホに説明しておきたいと思ったのです。サンウンを誤解されたくなくて。
サンウンは、ミホやイナグループによって、政略結婚の道具として育てられたと話しました。
なのに、サンウンは自分を犠牲にしてもミホを援助したと。
ミホがいる限り、サンウンは幸せにはなれない・・・と。
そして、ジホに聞きました。サンウンの離婚歴を増やさないよう、自分の戸籍に縛ったのでは?と。
なるほどそう言う手があったのか
グァンナムは、サンウンと自分の契約について打ち明けました。
たった1万円の契約金だったのに、自分のタキシード、家族の韓服まで用意してくれたと。
「他人の不幸を自ら買って出るタチなんです。」
続けて言いました。サンウンがジホを本当に大好きなんだと。
「だから、あなたがサンウンを救う一番目の男になってほしい。」
ジホの心にグァンナムの思いが沁みました。
何だか、泣けそうでした、あたくし。
ユ・ミホは、激怒してサンウンに“婚姻関係証明書”と言う書類を叩きつけました。
「お嬢様は花嫁としての価値を完全に失ったんです私が作り上げた作品をよくも・・・。」
“作り上げた作品”と言う言葉を聞いて、サンウンは腹が座りました。
「やっと認めたわね。」
冷たい目でミホを見ました。
ジホが、ジウンを呼び出しました。
ファイルを差し出しました。頼みがあると言って。
「これが一番いい方法なんだ。」
「サンウンさんは、僕が気にかけるべき人で、唯一気に掛かる人なんだ。」
ジホが渡したのは、記者会見のシナリオでした。
ジウンは、ジホのあまりにも真っ直ぐで純粋なサンウンへの想いを知り、呆れたような表情を浮かべました。
ジホの頼みをすんなりと聞く気にはなれません。
しかし、今日のうちにヘジンが勝手に記者会見を開こうとしていると知ると、弁護士として最善の方法は、ジホのシナリオ通りに発表することだと瞬時に判断したのです。
サンウンは、ジホに言いました。距離をおくべきかと・・・と。
ジホに多大な迷惑をかけることになると思ったからです。ジホが積み上げて来たことが自分の噂でかき消されてしまい、それによってジホが傷つくのではないかと、心配でした。
自分はメンタルが強いから・・・とサンウンは言いました。
でも、その言葉が張ったりだとジホには分かっていました。
ジホは優しくサンウンの肩を抱き寄せました。
ジウンはヘジンに言いました。私が2人を助けます・・・と。
大勢のマスコミの前に立ったのです。
サンウンについての情報は、全て真実だと認めました。しかし、ヘジンとは無関係だと。
「ですが、サンウンさんは常に真剣でした。不幸にも、その結婚が長続きしなかったのです。」
そして、元夫たちは皆、後悔の無い愛だったと述べていると言いました。つまり、サンウンに対して、何の恨みも無いと言う意味です。人間性に問題は無かったと証言したということですね。
ここまでがジホの書いたシナリオでした。
ジウンはこれに付け加えました。
ヘジンはこの事実を知りながらサンウンの最後の相手になる事を望んだんだと。2人は今も交際していると。
その上で、一般人であるサンウンをこれ以上貶める様な事を流布した場合は、厳しく対処すると結びました。
流石です、ジウン。
ちゃんと、ヘジンの弁護士としてヘジンの名誉を守りましたね。
この会見を、サンウンはジホと一緒に見ました。
これが最善の方法だとジホは言いました。
そして、ヘジンと決別する時間が必要では?と言いました。
「あなたの最後の仕事を尊重します。」
本当に、サンウンのことをよくわかっていますね、ジホは。
その夜、サンウンは堂々とタクシーでヘジンのマンションに乗りつけました。
マスコミがひしめく中、臆することなくマンションに入って行きました。
ヘジンと二人で食事をしました。
どうして顔も隠さずに?とヘジンが聞きました。
「今日、あなたと破局したと報道されるからよ。」
もう終わりにしましょ、本当の自分を探したいのと、サンウンが言いました。
サンウンは世間の目に耐えきれず別れたと言うことにしてほしいと。
立ち上がろうとしたサンウンに、ヘジンが言いました。
「結婚しよう。」
でも、これは形だけで、恋愛はジホとすればよいと言いました。イナグループとカンジングループにも利益になるから・・・と。
サンウンはずっと隠して来た秘密をヘジンに告げました。
自分はヘジンと違って、イナグループの血筋じゃなく、養女だと言う事です。カンジンとの政略結婚のために養女になったと。
だから、イナグループに尽くす気は無いと。
ジホの部下のキム調査員の誕生日が来ました。
パーティに誘われたジホですが、プレゼントを準備していません。なにせ、こういうのお初ですから。
それを知ったサンウンが、突然会場に現れました。プレゼントを持って。
時の人の突然の出現に、気マズイ雰囲気となった面々。
サンウンは正直に話しました。
結婚を仕事としていて、ジホとも契約していたのだが、自分がジホを好きになったんだと。
皆さんを騙していたことを謝りに来ましたと、サンウン。
ヘジンの大ファンであるキム調査員は、ヘジンもまた顧客だと知ると、ほっとしました。
一気に皆の表情が緩みました。
ジホも嬉しそうです。
イナグループのチョン会長はミホに怒りをぶつけました。
しかし、ミホは動じません。まだサンウンをイナグループの家族にするよう要求しました。
そして、イナグループの裏情報を握っているとチラつかせたのです。
チョン会長が大人しくするわけはありませんよね。
ジホはイナグループに関して、様々な情報を集めていました。
サンウンが養女となった状況も把握しています。
チェ常務を呼び出し、孤児を事業手段として高圧的な環境に閉じ込めたと言うイナグループとユ・ミホの罪を指摘。児童虐待に当たると思われると。
チェ常務は、ユ・ミホは虐待していないと言いました。非人間的な事件ではないと、全てを説明しました。
ジホは、ユ・ミホに会おうと思いました。
で、呼び出したのですが。
横断歩道を渡りかけた時、車が一気に突っ込んで来たのです
ユ・ミホを狙っているのは確か
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