むやみに切なく OST Vol. 1 (KBS特別企画ドラマ) (韓国盤) | |
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韓流トップスターのシン・ジュニョン=キム・ウビンssi。
ルックス、演技力、人気を兼ね備えた文句無しのスター。でも、このところ、我儘が過ぎるようです。
一旦は納得して撮影を始めたドラマで、死ぬ設定が嫌だと撮影が始まっているにもかかわらず、土壇場で
「死にません。」
などと言い出し、周囲を大混乱に陥れました。
マスコミは、ジュニョンが横暴だとかき立て、マネージャー等のスタッフは収拾に大わらわ。
結局、最初の設定どおり、ジュニョンは死んで見せたのですが・・・。
これには理由がありました。
ジュニョン、最近、余命宣告を受けていたのです。実生活で・・・。
現代医学では治せない病で、余命は1年・・・と。
ジュニョン本人が信じられないでいました。健康で、これと言って目立つ症状は無く、単にたまに頭痛がすると言うだけなんです。
誤診なのではないかと主治医に何度も確かめましたが、主治医の診断は変わりませんでした。
ジュニョンはピョ弁護士に一人の女性を調べて貰っていました。
これがノ・ウルのようです。
かなり詳細な情報を求めています。
ノ・ウル=ペ・スジさんはドキュメンタリーのPD。
仕事熱心なんだけど、業界内では悪評が高い存在でした。と言うのは、お金をちらつかされると、仕入れたネタを上手く処理して来たようなんです。
多額の借金があるようです。
彼女に正義感なないわけじゃありません。でも、最後の最後に、大金に負けてしまうんですね。
借金にも何らかの事情があるようです。
彼女は、両親を亡くし、弟を大学に行かせようとしていました。
その為にも、必死に働かなくてはいけないのです。プライドが傷つこうが、罵倒されようが・・・。
でも、今回、賄賂を貰ったことが上司にばれ、首を宣告されてしまいました。
これまでも目をつむって来た上司も、今回は許してくれませんでした。
ノ・ウルは不満でした。同じ事を、上司も先輩もしているのに、何故自分だけ?・・・と。
行きつけの店で一人飲んだくれて、文句を呟いていました。
そんなノ・ウルに、厳しく注意したのはジテ=イム・ジュファンssi。
まだ正体は分かりませんが、ラフな格好をしています。ノ・ウルのことが心配でならないようで、だからこそ、厳しく注意するのです。
ジュニョンは愛犬と暮らしています。
彼の母親はユッケジャン専門店を経営しています。
母と息子の仲は険悪で、その理由がジュニョンが芸能界に入ったことにあると店の店員ジョンシクは思っています。
母は検事になってほしかったようですね。
ジョンシクは、喧嘩ばかりする母と息子の間に立って、一生懸命取り持とうとしています。
ジュニョンは、また仕事をしないと言い出しました。ドキュメンタリーの仕事だそうで。
たくさんの人が準備にかかって来ていて、投資額も大きい仕事です。
マネージャーやスタッフは、またも走り出している仕事をキャンセルしようと言いだしたジュニョンに激怒。
どうすれば良いんだと愚痴を言いあいながらも、相談していました。その店にいたのがノ・ウル。
首を言い渡されて飲んだくれていたノ・ウルなんですが、儲けになりそうな話は聞き逃しません。
「シン・ジュニョンを説得します。」
と、声をかけました。
「成功したら、お宅の会社に入れてください。」
突然声をかけられても、誰もその話を信じませんでした。
でも、ある日、ノ・ウルは、ジュニョン家を訪ねて来たのです。その時になって、マネージャーのグギョンは、本気だったんだと分かりました。
が、だからと言って、OKするわけでもなく。
ジュニョン本人は、インターホンの画面の前で釘づけになっていました。
弁護士に探してもらっている当の本人が、突然自分の家に来たのですから。
驚いて当たり前。
でも、完全無視。
だけど、諦めるノ・ウルじゃありません。
翌朝出かけようとしたジュニョンの車の前に立ちふさがり、驚いている隙に車に乗り込みました。
ジュニョンは、車を暴走させ、ノ・ウルを降ろそうとしました。
結局、辺鄙な郊外でノ・ウルがダウンして車を降りたので、そのまま置き去りにしたのです。小切手を投げ捨てて・・・。
ノ・ウルは道路に寝転び、自分の情けない姿に涙がこぼれてきました。
ジュニョンはノ・ウルを置き去りにした直後に、交通事故で20代の女性が重傷と言うニュースを聞き、慌ててハンドルを切り、別れた場所に戻りました。
でも、既にノ・ウルの姿はありません。
呆然としながらも、ノ・ウルを捜すジュニョン。
その時、ピョ弁護士から連絡が入りました。ノ・ウルを見つけたという報告でした。
「僕も見つけました。」
ジュニョンの目の先には、ノ・ウルが雪道を一人でとぼとぼと歩く姿がありました。
車を降りて、ノ・ウルの前に駆けて行きました。
「考えが変わった?」
と、何事も無かったかのようなノ・ウルの言葉。
ドキュメンタリーは、あなたのイメージアップにつながるし・・・と勧めた理由を話し始めたノ・ウル。
「俺が分からないか?」
と、ノ・ウルの言葉を遮るようにジュニョンが言いました。
知ってますよ、誰だって・・・と誤魔化そうとしたノウル。
「ノ・ウル。俺が分からないのか」
声を張り上げたジュニョン。
「分かってる。」
冷静に答えたノ・ウルでした。
「この最低野郎。」
チェ・ヒョンジュン=ユ・オソンssiは元検事で、現国会議員。愛妻家で、一人娘のハルと暮らしています。
ハルはジュニョンの大ファン。
家政婦のジョンジャと一緒にファンクラブなんぞにも入っています。
ジュニョン母は、ヒョンジュンの新聞記事を意味ありげに見ていましたから、もしや彼がジュニョンの父?
ジュニョン父が死んだという話は出て来ていませんし、ジュニョン母は、息子が検事になるのを望んでいたというのですから、確率は高いですな。
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