宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

でっかいランクル200

2007年09月23日 14時43分29秒 | 思考空間

 ちょっと、出たばっかりのランクル200を見たくなって、広島トヨタの西風新都支店をのぞいてみた。初めて見るランクル200はでっかい。近くで見ると、丸みを感じさせる大きな塊のようだ。100に比べて背が一段と高い。ちょっと離れて見ると、丸みがやや薄らぎまた表情が変わる。ブラックボディーのせいもあり、派手さは無い。ここらを営業の高崎さんにぶっつけてみると、ボディーを上下に分けるようなデザインを止めたこともあるようだ。100がボディーの下半分を樹脂系をレイアウトしたり、ツートンカラーにしているのに対して、1枚のプレートとなっている。パンフで強調されたえぐれが見えにくい。サイドビューはワンボックスに近づいたか。

 フロントは外側へのランプの出っ張りが目を引く。幅広になったと言うが、高さのために差を感じない。バックスタイルは様変わりした。タイヤ装着が無い為に、下部のステップのような追加など、のっぺり感を無くすような工夫がなされた。タイヤはリアの下部に潜らせた。

 運転席に座ると予想通り凄いの一言に尽きる。スイッチやインディケータ類がシフト周り、フロントパネル、ハンドル周り、そして天井近くまで装備されコクピットを連想させる。スタートボタンを押すだけで、エンジンが噴き上がる。セルシオのアルミエンジンをボアアップしたらしい。静粛なのは当たり前。効きの良い空調。ベンツのように座席ごとの温度設定ができるらしい。ハンドルの奥で見えにくいスイッチを押すと、モニターにフロントやサイドのカメラが画像を映し出す。リアのカメラも当然ついている。近接センサーはフロントとリアに多数。シフトは流行りのギザギザ。これがディーゼルだったらと溜息が出る。私の前の客(ランクル80・ガソリン所有)もディーゼルか出るか聞いたらしい。

 ルーフのキャリー用レールはオプション、電動サンルーフは全面廃止。ナビにはETCやハンズフリー機能(ブルーツー)など色々付いている。多分、購入者はこのオプションを選択する。私はブルーツースのハンズフリーを後付けしているが、わざわざブルーツースの携帯も買い、本体・工事費も含めて高価だったがこの便利さは申し分ない。4WSは実現しなかった。回転半径は5.9m。6速は次期モデルか。ドアノブが大きく長くなり、大きな車のドア開閉らしくなった。3列目のシートはやや奥行きが広がり、2列目シートのスライドもできるようになったが、床とシートとの高低差は相変わらず小さく、子供用か緊急避難的用途は変わらない。

 価格はHDDナビなどの豪華オプション付きで600万円。これでガソリンしかないのだからついに純粋な金持ち車になったかという感じ。350馬力(だったかパンフが不明)の高出力で走りは多分申し分ない。カーブでどれだけ踏ん張れるかちょっと気になる。100ではジグザグ山道をカローラに置いて行かれた。

 私の最大関心事は前にも何度か書いたように、ディーゼルが出るか否か。ここ1年以内に出ないことははっきりしている。高崎さんにメーカーへ聞くよう頼んであった。トヨタはガソリン車の売れ行き、世の中の状況を見たいらしい。ハイブリッドと同列に検討していると言うから、ちょっと可能性が薄い。トヨタも頭が固い。私は資本参加した、富士重工の水平対向ディーゼルエンジンをぜひ搭載して欲しい。5リットル、8気筒、300HP、水平対向ディーゼルエンジン、燃費1リットル8km(実用)・・おそらく噴き上がり・静粛さはガソリン車並みだろう、まるで夢のようなランクル用のエンジンだ。

 大排気量の車で排ガスをまき散らし、トルクが強く、加速が鋭いのは当たり前。環境問題や高効率化が叫ばれる中で、ディーゼルが進化し、ますます静粛で、効率の高いディーゼルエンジンがランクル200に搭載される姿を見たい。運転者としても誇らしい。是非実現を望みたい。

文責 吉井清明(広島市安佐南区伴南1-28-16)