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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

アメリカは中国に自由選挙を求めるべきだ

2008年11月03日 19時35分12秒 | 思考空間

 アメリカは日本が焼け野原から立ち上がる時に、手を差し伸べ暖かく助けてくれた。奇跡的な経済成長、先進国入りもアメリカのバックアップなしにはなし得なかった。アメリカには感謝しなければならない。然しながら、アメリカは日本に関連するところで、深刻な取り返しのつかない過ちを二つ以上犯していえる。それは広島と長崎に原爆を投下したこと、世界の工場を日本から共産主義体制下の中国へシフトしてことである。

 アメリカは目崎の利益のために、中国の経済発展を積極的に支援した。クリントン前大統領は中国中を駆け回り、各地で地元の中国人と写真に納まっている。一歩いう、この実現のために、日本政府にも圧力をかけ、日本の製造企業の大半が中国進出することとなった。実はこの背景に日本憎し、中国大好きの感情もあった。アメリカの目論見は見事に実現し、中国は期待以上の成長を遂げている。このまま推移すれば、中国は2011年にも日本を追い抜き、やがてアメリカをも凌駕することになる。

 アメリカは今世紀中に、コントロール不可能な共産主義大国と対峙することになる。中国の戦略も見事というしかない。何の戦略も無い日本とは大違いである。ただし、共産主義というシステムは恐ろしい。強度管理システムが人間の手を離れて、巨大化する。アメリカを屈服させるだけでは済まない。巨大共産主義世界が世界を支配することは十分予想できるのである。

 アメリカは共産主義の勝利と世界の共産化を実現するために中国の発展を後押しするのであろうか?このような未来地獄図を打破するには、中国に自由選挙を求めることである。アメリカは早い時期に、中国国民が自らの意思を反映できる投票制度を求めなければならない。さもなくば、今回のサブプライムローンに端を発した破綻でがたがたになったアメリカは、いつか更に決定的な打撃を受けることになる。

 中国が自由選挙を実施すれば、その瞬間に共産体制ではなくなる。同時に、中国はいくつかの国に分裂することになる。多少の混乱はあるが、それが望ましい姿だ。チベットの問題などに対して、世界は目をつむるべきではない。私が問題にしているのは、中国人民ではない。共産主義というコントロール不可能になるモンスターを心配しているのだ。

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