宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

広島も凄い雪だった

2011年01月17日 10時41分02秒 | 思考空間

 故郷の広島市に戻ったのが平成18年の5月。旭町の家は売らざるを得なくて、安佐南区の「こころ」という変な名前の住宅+産業団地に居を構えた。標高が多分200m以上と高いせいで、中心部より1℃以上気温が低い。小学校の記憶では100mで0.6℃低下だったかな?サラリーマン時代、夜店で買ってきたレモンの木を移植したら、寒すぎて、最初の年だけレモンが一つなり、後は成長が止まってしまった。

 伸びかけたわずかな芽は芋虫に食われ、昨年の猛暑でレモンは弱った。今回の積雪などで葉が黄色くなり踏んだり蹴ったり。常緑樹と言うのに、落葉する。レモンは国産のかんきつ類に比べると、成長が速く元気でそれが好きなのだが、大変申し訳ない。

 こころも小学校に加えて銀行が2行、コンビニが2店舗、大型リハビリセンターができ、病院ができ、スタンドが3店舗、ついに大型?ショッピングセンターが出来で、ちょっとした町になった。小学校は人口増に間に合わずプレハブ増設中。新たな開発地域も整備が進んでおり、原っぱが高級住宅街に変貌する様子は、驚きである。そんな町もこの寒波ですっかり雪に覆われてしまった。ここ4年で最も凍えた。

 夜、毎日のこととて、買い物に行くことにした。積雪深さは10~15cm。普通の靴で、雪にまみれながらランクルまで何とか到達。エンジンはかかったが、窓は見えないし、ワイパーが動かない。棒でフロントガラスの雪を払いのけ、凍ったワイパーを無理やり引きはがし、空調をワイパー加熱に切り替え、ワイパー全速で待つこと5分。何とかフロントガラスだけは見えるようになった。

 何しろスタッドレスを履いていないので、駐車場からバックでゆっくりゆっくり道路に出て、のろのろ前進。道路の境が見えない。思い切りブレーキをかけてみる。柔らかい雪なので、意外に滑らない。殆ど車はいないので、安心して走れるが、坂が怖い。四駆とは言っても、滑り出したら通常の車と変わらない。1台すれ違ったが、相手は止まって待っている。何と後ろから車のライト。せいぜいスピードを出して、20km/hを超えたら高速だ。

 《ま、この辺の雪事情は北海道に比べたら些細なことかもしれない。北海道には仕事で何度か行ったことがあるが、大型の装置を搬入する時期を4月でどうですかと聞いたところ、6月と言われた。何故か?6月なら雪が無いから。冬、札幌に行くと、キオスで靴につけるタコの吸盤を売っている。これをつけないとまるで歩けない。現地の人は高速を100km/hぐらいで飛ばしているがとても、ついてゆけない。車で高速から市内に入ろうとすると、道路の両方の際に3mを超えるような雪を切り取った壁があり、狭まった道路を圧迫を受けながら走る。電話ボックスは見えるが完全に雪の壁の中。ちょっと異次元の世界》

 帰宅後も、雪はやまない。家内の里の長野に来たのではないかと思うほど。それでも、長野の雪はこんなものではないらしい。いつもは存在感のある近くの山は白い降雪の景色の中で姿を消した。本日は、道路が凍って社員が一人も来ない。おかげで電話番。こんな日もあるかという、かつてない寒波でした。

コメント
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