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ベネッセコーポレーション(進研ゼミなど)の個人情報大量流出はベネッセの社長逮捕などの責任追及がなされ

2014年07月14日 10時35分22秒 | 社会・経済

 ベネッセコーポレーションと言われてもピンと来ないが、進研ゼミと聞くと、アーあの予備校?と気付く。広告で何度も目にしている。子供向け事業など多角経営企業(本社岡山市)。今回の個人情報流出は2070万人分とかなり大量である。

 何も知らなかった受講者や親はびっくりしているに違いない。クレジットカードから現金が引き出されていないか、変な勧誘が来ていないか至急調べたほうが良い。何より親としては大切な子供の情報を拡散してしまった事が恐ろしい。

 過去の個人情報流出事件はソニーの1億261万3千件(2011/4)、YAHOOの 2,200万件(2013/5/17)、日産自動車638万件(2006/12/22)などが有る。

 今回の事件、原田泳幸会長兼社長は内部の人間が悪意を持って情報を流出させたと語り、被害者の立場をとっている。しかし、過去のアクセス記録では何度も簡単にUSBメモリーを使って情報を引き出せており、ぞのずさんな管理が問題になる。

 個人情報の漏洩を防ぐには、①システムを利用する場合に指紋とか網膜の認証を求め、詳細記録を残す。②ダウンロードのアクセスに対しては管理者の許可を求める。③許可有でもリクエスト量が多い場合にはストップをかける。

 被害者側としては裁判を起こそうにも過去の慰謝料が5000円から5万円という状況では難しい。集団訴訟は逆に高いものにつく。被害者は情報が悪用されても、なす術が無いというのが現状だ。

 しかし、状況を見る限りベネッセの責任は重い。本来は原田泳幸会長兼社長の逮捕をもって責任を負うべきもの。被害者は一株株主になって株主総会で追及する等、どんどん声をあげて社会やマスコミにも訴えるべきだ。

 根本的な対策として、今後、個人情報の流出に厳しく、また管理が甘かった場合には、トップ逮捕や巨額の賠償責任を科すよう法律改正が望まれる。

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