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東京オリンピックの国立競技場は最終3,150億円に膨張か?コンクリート予算は超金メダル

2015年07月01日 13時35分14秒 | スポーツ
 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムになる新国立競技場は総額2,520億年と決定されたようだが、最終的にこの予算に収まるはずがない。予算が膨らむのはお役所仕事の常。

 参考になるのが、某原子力発電所で、当初2,800億円程度だったのが、仕上がってみると3,500億円程度になった例が有る。この計算では新国立競技場の2,520億円は3,150億円に膨らむことになる。お役所予算はこんなもんですよ。

 因みに、中国オリンピックメイン会場であった鳥の巣は 4億7100万ドル、1ドルを122円で換算すると575億円。この鳥の巣に比べ予算規模は4.4倍(膨らむ前)。東京都が文科省から全予算の一部として支払い請求を受けている金額で殆ど賄える。

 これを書いた後の情報では、世界中のオリンピック向けの国立競技場の予算は大体500億円前後。東京の新国立競技場の募集条件が1300億円で、当初から平均の2.6倍ぐらいの予算を想定していた。

 コンペは募集開始から締め切りまでが2か月。これは滅茶苦茶な短期間。私が新規事業で立ち上げていた時の1.2億円ぐらいの装置でも設計に2か月ぐらいはかかった。1300億年の競技場で良い物を求めた場合は、最低半年、理想的には1年ぐらいの検討期間が必要。

 何で、べらぼうな予算になるのか?そりゃーあんた。金額の多い方が、誰かの懐に入る金額も大きいし、関連させて飲んだり食ったりする予算が膨らむとそれだけ銀座に頻繁に行ける(砂糖に群がる蟻)。最終的に払うのは国民で痛くも痒くもない。

 もっと重要なのはゼネコンに潤沢な利益が入り、選挙活動の準備資金として充当される事ですよ。ゼネコンの最重要業務の一つは選挙活動ですからね。国立競技場の予算は超金メダルで、日本選手の強化予算178億円は少なすぎて比較対象外(銅メダルもとれない)ですか?

コメント
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