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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

超新星(巨大重力)が太陽系に突入して地球が破壊されるとの予想はあり得ない事ではないが

2016年02月09日 04時33分33秒 | 宇宙
 昨日、アメリカの天才的な宇宙科学者が集まり、超新星が太陽系に突入して地球をはじめ全てが破壊される場合の、脱出方法を放映していた。世界中から25万人が選出され、分散して巨大宇宙船などに乗り込み、超高速で太陽系の外に移動するプランだ。

 火星のテラフォーミング(火星を地球同様の居住可能な環境にする)など、僕も参加したいテーマが紹介され、興味深く見ていたが、最後の辺はまるでホラー映画のような展開。地球脱出メンバーの選出では様々な闘争があり、最後は世界的な金持ちなどが選ばれるなどという話になった。

 そもそも、この宇宙が無から見えないような小さな粒子として誕生し、爆発的に大膨張したとのビッグバン理論も、天才達の考えたストーリーだが様々な論理的矛盾を生み出している。最も決定的なのは何度も書いたように宇宙の加速度的な膨張との整合性だ。

 20世紀中に書かれた宇宙論では、僕の知る限り全ての本で、やがて宇宙膨張が止まり収縮し始めると書かれていた。その理論を主張する中心人物が有名なホーキング博士だった。しかし、無情にも宇宙は光速の3倍の速度で、更に加速しながら膨張しているとの情報だ。

 この答えは、2014年に発表したように、誰も関心を示さなかったが、この宇宙より遥か彼方、この宇宙を取り巻くように存在する無数の巨大ブラックホールであろう。その引力によりこの宇宙は強力に引っ張られ膨張している。

 宇宙内部の斥力(ダークマター)により、膨張速度が加速するとの天才達の理論はあまりにも無理がありすぎる。僕は頭が悪いので高度な数学は理解できない上に、どのように考えてもモデルが思い浮かばない。

 これらの巨大ブラックホール集団のその外にも宇宙がある。宇宙は粗密がありながらも無限な広がりを持ち無限の可能性を試している。

 現在は、巨大宇宙の途方もない広がりとプロセスの中で、巨大ブラックホール同士の衝突があり、物質をまき散らして形成した一つの秩序が、巨大引力に引っ張られて膨張するという次のステージへ遷移しようとしているのではないか。

 超新星(ブラックホールのようなもの)が現れたとして、太陽系に突入するのだろうか?全く無いとは言えないが、銀河系の中心にも巨大ブラックホールがあり、ブラックホールどうしは影響しあって動的なバランスが保たれている。

 宇宙が密から拡散するプロセスにあり、銀河系とその他の銀河や巨大ブラックホールの衝突の可能性は低くなってきていると考える。