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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

新進化論(仮説)の電気学会発表は3月18日午前、東北大学(A305-C1)となった

2016年02月13日 17時58分36秒 | 生命
 論文(査読無し)を提出した後はソフト開発に専念し、土日も没頭していたのですっかり電気学会のことを忘れていた。昨年までは具体的なプログラム案内がメールで来ていたのに届かなかったのでHPを開けてわかった。発表者の年齢としてはベスト3に、楽に入るだろう。

 明治大学教授の話では、本件のような発表テーマは際物(キワモノ)として(本来の電気学会のテーマではないと思われていても無理も無い)、評価も無く相手にされず裏から裏で適当に対応されるようなのだ。しかし、わずかに風向きは変わってくるかもしれない。

 僕は、進化論は今後、生化学的な「ソフトウエア」の問題に移行すると予測しており(昨年の発表の終わりにそうお伝えした)、記憶素子(遺伝子など)がかかわるから、本来の電気学会のテーマにぐっと近づく。

 2003年に初めて、生物進化の駆動力に循環論理の評価システムが有ったと発表し、まるで評価もされなかった。ま、仮説の仮設だったが、ボスのS教授(制御)は「制御は様々な対象を扱うし、仮説だから問題は無い」との意見だった。

 最初の発表で、座長から評価システムが進化の駆動力であったとして、誰が(評価システムを用いて)評価するのですか?と聞かれた。これは核心を突いた質問だった。その後もぱらぱらと新たな材料を見つけては10年以上発表したが、この本質的な課題に答えが出せていなかった。

 今回、僕なりの答えを出して発表する。生化学分野をはじめ広く書籍を読み、何度も組み上げては叩き直した。具体的メカニズムを紹介し、リスクも有り、修正も十分あり得るが、基本的なところではアバウトにコアを捉えたのではないかと考えている。逆に、これ以上のモデルが出るとは思えない。

 例えば、宮田隆京都大学名誉教授の「分子から見た生物進化、2014年出版」(興味深く拝見、勉強になりました)では、生体が重要な遺伝子を残してきたことが書かれている。 宮田教授はそれが自然選択と言いたかったのかもしれない。しかし、実は「重要である」との判断は評価システム無しにはできない。外的要因による遺伝子変化は中立説の言うように本来、ランダム(中立)である。

 このような評価を実施するのは、実はソフトウェアである。最近まで僕はソフトウェアという単語は使ってこなかった。しかし、評価システムとは、言葉で分かり易く表現するなら、まさしくソフトウェアである事に前回気が付いた。今頃バカだね。

 進化論は僕が今存在している本質にかかわる問題だから、教科書に何か書いてあっても、疑問を持ったら妥協はできない。自分の論理組み立てに対しても楽観的に考える事はできない。

 今回も専門家は評価しないと思うし、核心に近づけばなおさら距離を置かれてしまう。ただ、進化論とソフトの関連は否定できない。記憶素子(遺伝子)が有ってソフトが無いなんてことはあり得ない。パソコンがメモリーだけでは動かないとの同様だ。

 昨年、夏、いよいよ日本進化学会に発表と 準備していたら、B5ぐらいの原稿(1枚)で図表無しと言われ、とてもその枠に入らないので諦めた。電気学会原稿は英文にする予定だったが、英文では量が増え3ページになってしまうことが分かり(最大2ページ)こちらも諦めた。

  
コメント
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