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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

アインシュタインが気持ち悪いと言った量子力学の信じ難い世界と宇宙

2017年05月09日 14時13分50秒 | 宇宙
 何故、宇宙論のコアが量子力学なのかは、もう漫画の世界としか言いようがないのですが、アインシュタインが気持ち悪いとしたのは量子の遠隔同期性(僕が勝手に名付けた)です。二つもしくは多数の同じ量子が存在し、仮に量子間の距離が10光年でも両方の向いている方向が一致します。

 光でさえ到達するのに10年もかかる遠い遠い位置に存在する複数の量子の方向が一致するとは、物理の常識では考えられません。お化けの世界ですね。アインシュタインならずとも不気味さを感じざるを得ない。

 現在の宇宙論はビッグバンが支持されており、量子の粒であった宇宙卵は、母なる異次元の空間から、トンネル効果で抜け出します。直後に信じ難い速度で急膨張しこのマクロ宇宙になるのですが、そもそも、量子が膨張する事は確認されていないし、母なる空間がどこなのかも分かっていません。

 量子が膨張して二つに分離するのか、一挙に無数になるのかも全く議論さえ、なされていません。ただ、到底理解し難い量子の世界が存在し、あなたや僕を含むこの広大な宇宙を形成している事だけは確かなようです。