何故僕の進化仮説に置き換わるのか?これまで発表した仮説で間違っていた内容は少なく、証明された内容がいくつかあって、自信が持てる。今回、新ダーウィン説についてもおかしいところはきちんと理由をつけて指摘しました。
原稿にも書きましたが、実は進化というと何か特殊なものという印象を持っておられるでしょうが、実は人間が進めてきた開発と重なるところが多い。そして僕は装置や生産ラインなどたくさん開発して作ってきたし、ソフトは今も日常的に開発している。
お金をもらう開発は非常に厳しいわけで、2千万円の装置を収めて、2億円の損害賠償を請求されたことが有るからね。そんな開発者の視点で進化論を見ると、実に論理が甘い。希望的仮説で、世界の生物学研究者も、ちょっとおかしいかなと思っているに違いない。
ニック・レーンはそのことを正直に、赤裸々に記載している。正直なのは彼ぐらいかな。新ダーウィン説は良い案が無くて、困り果てて、適用したんだろうね。
もう一つ言えば、進化っていうのは世界の研究者が思うほど単純なものではないし、システム規模の大きさ、高度さ、正確さ、複雑さは我々の常識の桁を遥かに超えていますね。