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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

教科書に書かれていた進化説はどこが間違っていたのか NO3.遺伝子に設計情報が有るとした手痛いミス

2022年01月11日 20時15分31秒 | 生命
 ヒトゲノム計画がスタートしたのは1990年10月1日の事だった。この頃は、遺伝子研究が世界中で実施され、様々な解明が進んでいた。遺伝子情報でタンパク質が作られる様子は、セントラルドグマとして遺伝子に設計図が含まれていると考えるに足る十分な根拠が感じられたに違いない

 ヒトゲノム計画で全遺伝子が明確になれば、生命の謎、病気の事、薬の事が解明されるとの期待が高かった。しかし、2003年4月14日に本計画が終了し結果をまとめると大きすぎた期待は急速にしぼんでしまう。

 問題は、結果を分析して方向転換を図れなかった事だ。僕のブログを読んだ人は耳タコだろうが、残念ながら遺伝子記号に書かれている情報はタンパク質を構成するアミノ酸情報でしかない。遺伝子のコピーミスでごみ情報にならず都合よく他の塩基に変わったとしても、製造されるタンパク質が異なるだけ。

 今もって一流の研究者たちは、進化は塩基のコピーミスと口を揃える。いつまでこの嘘を続けるのだろうか。永遠の「裸の王様」ごっこか。

 僕は昨年の電気学会で、設計図の記号対象を全ゲノムに広げるよう提案しているが、そんなことぐらいで、改心するような進化学会ではない。何しろ、最も邪魔なエピジェネティクスの言葉をNHKで使わせないよう圧力を加え徹底させるぐらいはお茶の子さいさい。

 僕が見るところ、最も科学的な生物研究分野はエピジェネティクスだな。僕が様々なノウハウがジャンクDNAに有ると発表した時は、きっと笑いものになるだろうと思ったが、あっさり短期間で正しかったことが証明された。ネッサ・キャリーの著書「ジャンクDNA」に書かれたエピジェネティクスだった。
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