宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ヒンズー教徒でありアフリカ系インド人のリシ・スナク氏がイギリスの首相になった事は、同国の寛容さと根付いた民主主義を感じさせる

2022年10月25日 13時29分35秒 | 国際・政治
 日本に例えれば、台湾人が首相になったようなものだ。まあ、シャープは台湾の鴻海精密工業 に救われ、同社の子会社にななっているんだが。まだまだ日本はアメリカと中国の間ぐらいの感じだ。男女平等とか言っても、それ以前に自由とか民主主義が根付いていない。

 日本はかつて、イギリスと軍事同盟(日英同盟)を結んでいた。日露戦争に勝てたのは実にこの同盟やアメリカの支援のおかげだった。やはり日英同盟もイギリスの寛容さのおかげだった。そこら辺の事をすっかり忘れて、舞い上がり、暴走してアメリカと戦争を始めてしまった。身の程知らずというか。

 敗戦で国土が灰になったもののバブルで経済が膨張すると、アメリカをなめるようになり、嘲笑し、アメリカを買い漁り本気で怒らせることになった。アメリカは日本をすっ飛ばして中国に飛び、世界の工場を日本から中国に移した。

 バブル崩壊後、世界は日本がV字回復すると予想していたが、日本はすっかり上昇力を失ってしまった。元々戦略が無かったんだ。アメリカと日本を研究し続けた中国は、バブルを継続させ、かつての日本以上の成長速度で日本を追い抜き、アメリカをも追い抜く状況となった。今や中国の後ろ姿は遠のくばかりである。

 日本はまず、自らの状況を正確に把握するところから始めなければならない。