
仙台市に、友達が二人います。
連絡がつかなかったんですが、今日その内の一人と連絡がつきました。
恐ろしい揺れかたで、津波が自宅の2Km先まで押し寄せて来たそうですが、人も家も助かったそうです。
彼によると、地震が発生する一時間ほど前に、津波が押し寄せてきた海岸通りを車で走っていたそうです。
もし、走っている時間帯がほんの少し違っていれば、津波に飲み込まれてしまっただろうと言っていました。
彼も言っていたけど、運命は、ちょっとした「運」で左右されるんですね。
昨日、とあるテレビ局の番組(原発関係)を見ていたら、懐かしい名前が出てきました。
その名前は「高木仁三郎」氏です。既に、鬼籍に入られましたが、脱原発の科学者として有名だった人です。
福島原発事故の影響で、放射能が拡散した結果、各地で放射線の測定値が異常値を示しています。
ついには、ほうれん草や牛乳といった、食べ物にまで影響が及びつつあります。
各テレビ局では、原発の事故を解説するために、原子力関係の専門家と言われる人達を登場させています。
放射線の異常値について、国はもちろん、その専門家と言われる人達も、口を揃えて「CTスキャンで受ける放射線に比較すれば問題なく小さい」「今すぐ、健康に影響をおよぼすことは考えられない」などと、言っています。
うがった見方なのですが「本当かな」と思ってしまいます。
何故かと言うと、コメントしている専門家と言われる人達は、今まで国の原子力政策の推進側にいた人達と思えるからです。
原子力で「飯を食ってきた」人達であり、これからも食ってゆくだろうと思われる人達が、自分たちの商売に影響が及ぶようなコメントをするだろうかと、疑いたくなります。
彼らが、どのような考えを持ってコメントしているかは分かりませんが、多分に自分たちの立場を含めて、色々なフィルターをかけてコメントしていると考えるのが正解だと感じます。
となると、彼らのコメントに対して、疑い深く、補正フィルターをかけて情報を聞く必要があります。
事は、放射能や放射線に関することですから、それだけ保守的になっても決して臆病だとは言えません。
今日、買い物の帰りに、ブックオフへ寄りました。
本棚に「高木仁三郎」氏の著書があるのを見つけました、これも何かの縁かなと思って、購入いたしました。
午前中にスーパーへ行ったんですが、全てはありませんが、消え失せた商品が入荷したりしていました。
納豆が好きなもので、消えてしまって困っていました。それでも、昨日と今日、一パックずつ入手できました。
それも、昨日は最後の一つ、今日はラスト二つの内の一つという、きわどいものでした。毎日食べ続けているので、納豆の神様が恵んでくれたのかも知れませんね。
朝は、青空が見えていたんですが、直ぐに曇りだしました。それでも、風はないし、昨日よりも気温が上がったので、格段に過ごしやすくなりました。
今週後半には、またまた寒波がやって来る予報ですが、ひどくならないことを祈っています。
