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大震災で被害を受けた、福島第一原子力発電所は、一進一退の状況が続いていますね。
速く、一定の状況に持って行ってもらいたいのが、国民の願いだと思います。
土の中から、恐ろしい放射性物質である、プルトニウムが検知されました。
国などは、いつものパターンで「いますぐ、危険はない」を繰り返すばかりです。
かつて、日本へ、核実験由来の放射性物質が飛んできたのと同等だとコメントしていたかと思います。
このコメントで、昔の事を思い出しました。昔と言うのは、私が小学生だった時代に遡ります。
当時、中華人民共和国では、原水爆開発のために、盛んに核実験を行っていました。
核実験で発生した放射性物質が、日本へも飛んできて、ニュースになっていました。なにせ、中国大陸から日本へ、黄砂が一年中飛んでくるルートがあるんですから、当たり前といえば、当たり前です。
ただ、当時は外を出歩くなとは、注意されなかったように思います。今ほど、情報がない時代でしたからね。
実は、飛んできた放射性物質を、見せてくれた先生がいるんです。
児童を集めて、計器(ガイガーカウンターだったと思います)を放射性物質へ近づけて、計器の音や針が振れるのを見せてくれました。
子供は、放射性物質の怖さなどよくわかっていませんから、興味津々で見ていた覚えがあります。
放射性物質と言っても、地面に降り注いだヤツを集めて来たらしいので、危険はなかったんだとは思います。
その集めたヤツを、チューイングガムへ閉じ込めていたのには、ビックリしました。
古き良き時代と言ってしまえば、それまでですが、今から考えると、のんびりした話でした。
空模様は今日も快晴、青空が広がりました。朝方は冷えたけど、日中は春の暖かさを感じました。これで、明け方も寒さが遠のけば、被災地も随分と過ごしやすくなると思います。
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