マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

移ろい

2011年03月23日 | 散歩写真








水道水へ含まれる放射性物質が、ついに首都東京へ飛び火したようです。
既に、ペットボトルの水が、買い占めにあったとも聞きます。

いつものパターンで、水道水へ含まれる放射性物質は基準値を超えているが、直ぐに健康に問題が生ずることがない、と枕詞がついています。
パニックを心配することは分かるんですが、最悪の場合はこの様な健康被害も考えられますと言う情報も必要じゃないでしょうか。

今朝、ラジオ番組を聴いていたら、フリーのジャーナリストである上杉隆氏がコメントしていました。
内容は原発の事故についてです。
福島第一原子力発電所の各原発へ電源の供給が回復しつつあります。報道などを見聞きすると、電源の供給が回復すれば、何か直ぐに危機が去るように感じますよね。
でも、現実には、電源を通す先の機器が実際に動作するかどうかは、まだ分かりません。
結果的に、機器が全く動作しなかった場合は、現在のように外部機器(消防車など)を使って、冷やし続けることなります。
じゃ、どのくらい冷やし続ける必要があるかといえば、上杉氏は「2年は」とコメントしていました。

政府関係機関が発表する、希望的観測な情報も必要ですが、最悪な状況を勘案した情報も必要だと感じます。
その情報をどのように判断するかは、各人の判断です。各人が主体的に判断できる情報提供が必要だと思います。


朝は、雪がチラついていて、寒い朝でした。その後は、天候が回復して、青空が広がりました。ただ、風が冷たくて、日差しの割には気温が上がらないように感じました。
夕方から、再び曇り空が広がりました。
平年並みに気候が推移すれば、本来は暖かくなって良い時期なのですけどね、こんな、震災が発生した時に限って、寒い日が続くとは、悪いパターンです。

それでも、草むらを見れば、ヒメオドリコソウが花を咲かせていました。
梅林は、白梅と紅梅が満開状態で、良い匂いを楽しませてくれました。
季節は、間違いなく移ろっています。












コメント
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