路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【新型コロナウイルス】:インフル治療薬「アビガン」の投与を開始

2020-02-23 00:20:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型コロナウイルス】:インフル治療薬「アビガン」の投与を開始

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナウイルス】:インフル治療薬「アビガン」の投与を開始」

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大をめぐり、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で、検査で陰性となり19日に下船した60代日本人女性の感染が確認されたことが22日、分かった。栃木県が発表した。

 下船した帰宅者の陽性確認は初めて。一方、加藤勝信厚労相は、新型コロナウイルスによる肺炎の患者に、インフルエンザ治療薬「アビガン」の投与を始めたと発表した。この日も、全国で感染の確認が相次いだ。

   ◇   ◇   ◇

 栃木県によると、女性は21日に38度7分の発熱があり、22日のウイルス検査で陽性と確認された。女性は、ダイヤモンド・プリンセス号の船内で15日にウイルス検査を受けた際は陰性だった。女性は陰性の乗客が下船を始めた19日に公共交通機関で栃木県内に戻り、最寄り駅から友人の車で帰宅。移動中はマスクをしていた。

 下船者の感染確認は、外国政府のチャーター機で帰国した人にも相次ぎ、厚労省によると、米国籍の19人など計25人にのぼる。また、海外では下船者への対応が日本より厳しい。米国やカナダ、英国、韓国、香港はさらに14日間、施設で隔離するが、日本は日常生活に戻り健康状態を2週間チェックし、不要不急の外出自粛を求めるにとどまる。

 国内では、下船した人から、新たな発症者が見つかる可能性を懸念する声もあったが、それが現実になった。日本政府は、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客乗員3000人超に2週間にわたり船内待機を求め、大規模検疫を行ったが、下船の判断も含めて、大きな課題を残すことになった。

 初の感染者確認となった栃木県の福田富一知事は、下船者の発症は他県でも起きる恐れがあるとして「国にはいま一歩踏み込んだ対応を求めたい」と懸念を表明。厚労省は「下船者に、さらなる手だてでフォローアップできる態勢をくんでいきたい」としている。

 一方、加藤厚労相は、新型コロナウイルスの肺炎患者にアビガンの投与を始めたと発表した。国内2医療機関で準備を進めていた。ほとんどの人が免疫を持たない新型インフルエンザに備え、約200万人分が備蓄されているという。

 新型コロナウイルスに有効な治療薬はまだなく、効果が認められれば、幅広い投与環境を整える。エボラ出血熱の治療薬についても「承認を目指し、3月にも治験を始める」という。

 一方、この日は千葉市の市立中に勤める女性教諭の感染が分かり、教育現場に不安が広がり始めた。北海道では重篤な患者も含め、9人の感染が確認された。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・新型コロナウイルスの感染拡大】  2020年02月22日  20:42:00  これは参考資料です。転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【政界地獄耳】:初動ミスにインバウンド優先の批判/02.15

2020-02-23 00:15:00 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【政界地獄耳】:初動ミスにインバウンド優先の批判/02.15

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳】:初動ミスにインバウンド優先の批判/02.15

 ★新型コロナウイルスによる感染症で国内初めての死者が出たことは政界にも衝撃を与えた。首相・安倍晋三は14日朝、「心からご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様にお悔やみを申しあげたい。検査態勢の拡充、感染者の治療態勢の充実を一層加速することによって、感染の拡大を抑えるとともに感染者の重症化防止に取り組んでいく」としたが、初動の幾多の判断ミスで取り返しのつかない事態に陥ったという危機感はない。

 ★どうも軍事的安全保障には強気の対応をする首相だが台風などの豪雨やウイルスなどには極めて鈍感だ。加えて今年4月に予定している習近平・中国国家主席の国賓来日が内定して以来、首相を筆頭に中国をはれ物扱いしたために、中国でウイルス報道が出た後でも春節の中国からの観光客を拒めず、入国を拒否する対象地域を発生地の中国湖北省だけでなく、同浙江省に滞在歴のある外国人らに拡大する判断が遅れ水際対策に失敗。見方によればインバウンド収入を優先したとの批判もある。

 ★外務副大臣・佐藤正久はテレビ番組などで「政府の対応が後手後手」であることを認めるとともに、最初対策会議には防衛省が参加していないことに懸念を示し「戦力の逐次投入では、対応できない」と苦言を呈する。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で検疫官が感染したことが判明した後の厚労相・加藤勝信は記者団に検疫官の防護服について問われ「いえ、防護服は特段必要ありません。通常の対応ですから。マスク・手袋の着用という行動ルールを決めていますから、そのルールにのっとってやってもらうということで対応しているはずですが、もう1回そこを確認する」と答えている。12日午前のやりとりだが、事態を認識していないさまがよくわかる。2度目の厚労相を務める加藤は決断力、判断力に欠けるのか。官邸とともに人災といわれかねない覚悟を持つべきだ。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2020年02月15日  09:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする