【菅首相】:東京で感染最者最多、重症化リスク減らす治療薬の使用言及
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【菅首相】:東京で感染最者最多、重症化リスク減らす治療薬の使用言及
菅義偉首相は27日夕、東京都で新型コロナウイルス感染者が過去最多の2848人報告されたことに関し「強い警戒感を持って感染防止に当たっていく」と官邸で記者団に語った。全国的な感染拡大を受け、自治体と連携すると改めて強調。重症化リスクを減らす治療薬を確保しているとして「徹底して使用していく」と述べた。
菅義偉首相(2021年7月23日撮影)
東京都の感染者のうち高齢者の割合は2%台だとして、ワクチン接種の効果も強調した。
これに先立ち、首相は西村康稔経済再生担当相、田村憲久厚生労働相ら関係閣僚と官邸で協議した。首相は記者団に東京都で40、50代の入院患者が増え、インド由来の「デルタ株」も急速に拡大しているとして「4連休の人の動きも含めて分析を進めることを関係閣僚と確認した」と説明した。ただ出席者の一人は「追加的な措置は考えていない」と述べた。
まん延防止等重点措置適用を要請した北海道への対応に関し、首相は飲食店での酒類 提供停止を挙げ「まず、やるべきことをしっかりやってほしい」と述べた。
政府関係者によると、首相が言及した治療薬は、厚労省が19日に特例承認した「抗体カクテル療法」に使う2種の新薬。基礎疾患がある高リスクの軽症者や中等症の患者に投与し、重症化を抑える効果が期待される。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・地方自治・東京都・医療・新型コロナウイルスの感染拡大に伴う患者数の増減】 2021年07月27日 21:16:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。