【岡山県】：指定暴力団関連施設に車突っ込み建物の壁や窓ガラスを破壊 運転の男から事情聴取

【岡山県】：指定暴力団関連施設に車突っ込み建物の壁や窓ガラスを破壊　運転の男から事情聴取

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【岡山県】：指定暴力団関連施設に車突っ込み建物の壁や窓ガラスを破壊　運転の男から事情聴取

　3日午後4時ごろ、岡山市北区中央町の指定暴力団池田組関連施設に軽ワゴン車がバックしながら突っ込み、建物の壁や窓ガラスを壊した。岡山中央署は建造物損壊容疑で、自首してきた特定抗争指定暴力団山口組山健組傘下組織の組員宮尾理之容疑者（51）を逮捕した。「自分の車を運転してバックで突っ込んだ」と容疑を認めているという。

指定暴力団池田組の関連施設に突っ込んだ軽ワゴン車（共同）

　逮捕容疑は、3日午後4時ごろ、池田組関連施設に軽ワゴン車をバックで衝突させ、壁や窓ガラスを壊した疑い。署によると、現場の建物は池田組傘下組織の事務所とみられ、北区の池田組本部事務所の近くにある。

　池田組を巡っては、特定抗争指定暴力団神戸山口組の2次団体だった2020年5月、本部事務所近くで池田組幹部が山口組系大同会の幹部に銃撃される事件が発生。池田組はその後、神戸山口組を離脱し、昨年11月、指定暴力団に指定された。（共同）

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【事件・岡山市北区中央町の指定暴力団池田組関連施設に軽ワゴン車がバックしながら突っ込み、建物の壁や窓ガラスを壊した】　 ２０２２年０５月０３日 　２２：５９：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【ウクライナ】：ロシアが南東部マリウポリ周辺に強制収容所設置か、米大使が住民連行を懸念

【ウクライナ】：ロシアが南東部マリウポリ周辺に強制収容所設置か、米大使が住民連行を懸念

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【ウクライナ】：ロシアが南東部マリウポリ周辺に強制収容所設置か、米大使が住民連行を懸念　

　米国のカーペンター駐欧州安保協力機構大使は2日の会見で、ロシアが、ウクライナ南東部マリウポリ周辺に強制収容所を少なくとも4カ所設置し、ロシア軍が制圧した他の地域にも複数あるとの見方を示した。住民を捕らえて連行していると懸念を表明した。

煙が上がるウクライナ南東部マリウポリの製鉄所（ロイター）

　カーペンター氏によると、強制収容所でウクライナ政府との関係を疑われた人物は暴行や拷問を受け、殺害されたり失踪するケースもある。尋問を経てロシアや親ロ派支配地域に移送される人もいるという。米CNNは、侵攻以来、親ロ派支配地域やロシアに強制連行された市民は数万人に上る、とのマリウポリ市当局者らの話を伝えている。

　カーペンター氏はまた、ロシアが東部の親ロ派地域で5月中旬ごろに住民投票を実施して「併合」を画策していると危機感を示した。ロシアが制圧したとしている南部ヘルソン州で「独立」を問う住民投票が行われる兆候にも言及した。

　南東部の激戦地マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から避難した第1陣の民間人約100人は2日、南部ザポロジエに到着した。だがロシアは製鉄所への砲撃を再開し、その後の退避作業は難航。地元市長は製鉄所にまだ200人以上の民間人が残っているとした。製鉄所内に立てこもるアゾフ連隊の幹部は、砲撃で入り口がふさがった地下から子どもや女性の声が聞こえるが、救出のための機材がないと訴えた。退避作業は国連と赤十字国際委員会が仲介して実施している。

　ロシア国防省幹部は3日、製鉄所内のウクライナ部隊が民間人退避のための戦闘停止を利用して攻撃陣地を整えたと批判、攻撃を再開したと主張した。

　米国防総省高官は、ウクライナ軍が第2の都市、東部ハリコフで、ロシア軍を約40キロ東方に後退させたと明らかにした。

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【犯罪・欧州・ロシア・ウクライナ侵攻】　 ２０２２年０５月０３日 　２２：３９：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【バチカン】：ローマ教皇がプーチン大統領にモスクワで会談要請 実現すれば歴代教皇で初のロシア訪問

【バチカン】：ローマ教皇がプーチン大統領にモスクワで会談要請　実現すれば歴代教皇で初のロシア訪問

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【バチカン】：ローマ教皇がプーチン大統領にモスクワで会談要請　実現すれば歴代教皇で初のロシア訪問　

　ローマ教皇フランシスコは、ロシアのウクライナ侵攻後に、プーチン大統領にモスクワで会談する意向があると伝えるようバチカンのパロリン国務長官（首相に相当）に要請したと明らかにした。プーチン氏からの返答は受け取っていないという。イタリア主要紙コリエレ・デラ・セラ紙が3日、教皇のインタビューを掲載した。

サン・ピエトロ広場に向けて手を振るローマ教皇フランシスコ（AP)

　教皇はロシアの侵攻について「極めて残虐な行為」で止めなければならないと強調。同時にプーチン氏は現時点で会談を望んでいないだろうとの見方も示した。実現すれば歴代教皇で初のロシア訪問となる。

　一方、教皇は検討中としていたウクライナの首都キーウへの訪問については「今は行かない」と述べた。まずモスクワに行き、プーチン氏に会うことが必要だと繰り返した。

　またロシア正教会の最高位キリル総主教と6月にエルサレムで会う予定だったが、戦争開始を受け、「不明瞭なシグナル」を避けるため会談を取りやめたことも明らかにした。（共同）

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・バチカン・ローマ教皇フランシスコ・ロシア・ウクライナ侵攻】　 ２０２２年０５月０３日 　２１：０３：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【鹿児島県】：79歳母親の死体遺棄疑いで47歳娘逮捕 県職員が不審に思い通報、死後１～２週間程度経過

【鹿児島県】：79歳母親の死体遺棄疑いで47歳娘逮捕　県職員が不審に思い通報、死後１～２週間程度経過

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【鹿児島県】：79歳母親の死体遺棄疑いで47歳娘逮捕　県職員が不審に思い通報、死後１～２週間程度経過

　鹿児島県警は3日、同居の母親の遺体を放置したとして、死体遺棄の疑いで、娘の同県喜界町赤連、無職鈴木世津子容疑者（47）を逮捕した。死因は不詳。県警は、鈴木容疑者が死亡の経緯を知っているとみて捜査している。

　逮捕容疑は4月中旬ごろ、自宅トイレに母のオヤマさん（79）の遺体を放置した疑い。

　県警によると、鈴木容疑者はオヤマさんと2人暮らし。4月26日午前、オヤマさんを訪ねた県職員が、鈴木容疑者の対応や、室内にハエが飛んでいたことを不審に思い、通報した。遺体は死後1～2週間程度経過していた。（共同）

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【事件・鹿児島県】　 ２０２２年０５月０３日 　２０：５５：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【東武動物公園】：ゴマフアザラシ「もちもち君」に来園者ら歓声 飼育員に寄り添う愛らしい姿

【東武動物公園】：ゴマフアザラシ「もちもち君」に来園者ら歓声　飼育員に寄り添う愛らしい姿

『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東武動物公園】：ゴマフアザラシ「もちもち君」に来園者ら歓声　飼育員に寄り添う愛らしい姿　

　東武動物公園（埼玉県宮代町）に新たなアイドルがデビューした。

　3月5日に生まれた雄のゴマフアザラシ「もちもち君」が3日、一般公開開始。プールで泳いだり、飼育員に寄り添う愛らしい姿に、ゴールデンウイークで数多く訪れた来園者らの歓声があがり、早くも人気だ。

ポーズをとるゴマフアザラシの「もちもち君」（東武動物公園提供）

飼育員に寄り添うゴマフアザラシの「もちもち君」（東武動物公園提供）

　3月上旬、愛らしい表情を見せる生後直後のゴマフアザラシ「もちもち君」（東武動物公園提供）

 

　広報担当の中嶋庸子さんは「当園としても20年以上ぶりのゴマフアザラシの赤ちゃん誕生です。かわいい姿を見にきていただき、皆様に愛される存在になってほしい」と期待。これまではモニターなどで室内で母ポプラと過ごす様子などを公開してきたが、「本来は連休明けくらいに公開する予定でしたが、とても人懐っこい性格で、想像以上に魚を食べたりするトレーニングが進んだので前倒しすることが出来ました」と賢さも兼ね備えている。名前も「お客さまの『なんか、もっちもちでかわいいね』の声を聞いて名付けさせていただきました」と命名された。

　出生時の体長73センチ、体重10・38キロから、先月現在で78センチ、28・5キロまで成長している。「真っ白な毛でかわいらしい様子を写真なども含めて見ていただいてきましたが、私たちもこれからの成長も楽しみです」。白い毛もすっかり生え替わり、ゴマ模様に。ショーなどへの出演はまだ先となるが、元気に動き回る“もっちもち”な「もちもち君」に注目だ。

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・東武動物公園（埼玉県宮代町）・新たなアイドルがデビュー】　 ２０２２年０５月０３日 　１９：１９：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【長崎県】：漁船とミニボートが衝突 ミニボートの男性３人が打撲や擦り傷のけがも命に別条なし

【長崎県】：漁船とミニボートが衝突　ミニボートの男性３人が打撲や擦り傷のけがも命に別条なし

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【長崎県】：漁船とミニボートが衝突　ミニボートの男性３人が打撲や擦り傷のけがも命に別条なし

　3日午後2時50分ごろ、長崎市茂木町の茂木漁港沖で、「漁船とミニボートが衝突した」と118番があった。長崎海上保安部によると、ミニボートの男性3人が打撲や擦り傷のけがを負ったが、いずれも命に別条はない。

　同保安部によると、衝突したのは漁船「新生丸」（4トン）とミニボート。ボートには70代の男性と10代の男子学生2人が乗って釣りをしていたが、衝突で海に投げ出されたという。衝突の詳しい原因を調べている。（共同）

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【事故・長崎県】　 ２０２２年０５月０３日 　１９：０１：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

【特集 労組分断】：⑥「芳野氏は仲裁を」 現場は混乱

【特集　労組分断】：⑥「芳野氏は仲裁を」　現場は混乱

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【特集　労組分断】：⑥「芳野氏は仲裁を」　現場は混乱

　国民民主党が2022年度当初予算に賛成したことで、立憲民主党との関係が悪化した。夏の参院選を前に、連合が模索していた両党の選挙協力が、各地で不調に終わっている。

　北海道選挙区（改選数3）では立憲が1月に現職の徳永エリ氏を公認。立憲道連は現新2人を擁立する自民に対抗するため、2人目として新人の元衆院議員、石川知裕氏を推薦候補に決め、国民民主との相互推薦を視野に連合北海道などと協議を重ねていた。立憲、国民民主の両党道連が「相乗り」に傾いた時期もあった。

<picture><source srcset="https://cdn.mainichi.jp/vol1/2022/05/01/20220501k0000m010093000p/9.webp?1" type="image/webp" /></picture>

2022年度当初予算案が衆院本会議で可決後、腕でタッチをする国民民主党の玉木雄一郎代表（左）と岸田文雄首相＝国会内で2022年2月22日、竹内幹撮影

　しかし、国民民主は党本部が「相乗り」に応じず、4月13日に新人の臼木秀剛氏を擁立すると発表。連合北海道関係者は「一番嫌な展開だ」と顔をしかめた。その後、立憲は石川氏を推薦から公認に切り替えたが、連合北海道は民間労組系への配慮もあり、徳永、臼木両氏のみを推薦した。地元の労組関係者は「立憲と国民民主が不仲だとやりづらい」と漏らした。

　連合には、官公労系と民間労組系の2系統がある。旧民主党が旧民進党を経て立憲と国民民主に分裂した後、官公労系は立憲、民間労組系は国民民主を支援することが多く、連合内の路線対立が表面化しやすくなっている。…、残り1010文字（全文1505文字）

　※：この記事は有料記事です。ご登録から1カ月間は99円!!。いますぐ登録して続きをお読み下さい。

　元稿：毎日新聞社　主要ニュース　政治　【国政選挙・特集　労組分断】　 ２０２２年０５月０３日 　１０：３０：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【特集 労組分断】：⑤「芳野氏は勘違い」 内部分裂の兆し

【特集　労組分断】：⑤「芳野氏は勘違い」　内部分裂の兆し

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【特集　労組分断】：⑤「芳野氏は勘違い」　内部分裂の兆し　

　政権交代を目指してきたはずの連合がおかしい。夏の参院選が迫る中、立憲民主、国民民主両党への支援に力が入らず、むしろ自民党への接近が目立つ。約700万人を擁する労働組合のナショナルセンターは、どこに向かうのか。

 

連合主催の「新・共謀罪の取り下げを求める連合5.12院内集会」で気勢を上げる民進党の参加者たち＝東京都千代田区の衆院第1議院会館で2017年5月12日午後0時36分、川田雅浩撮影

　「労働運動と私の20年の歴史は自民党との闘いの歴史です。それは敗北の歴史でもあります。私たちの政治方針は私たちが人生をめちゃくちゃにした候補者たちの死屍（しし）の上にできています。自民党との連携は私の労働運動への侮辱です」

　2022年2月17日夜、連合の芳野友子会長が自民党の小渕優子組織運動本部長、森英介労政局長と東京都内で会食したことを受け、芳野氏の出身産別「ものづくり産業労働組合（JAM）」の安河内賢弘会長は、こうツイートした。

　安河内氏は、ツイートについて「選挙は政権と緊張関係がなければいけないし、自民党にすり寄るように見えるのは良くない。芳野さんへの批判というより、自分の産別の組合員に対して、自民に寄っていく方針に『俺は怒っている』と示す必要があった」と打ち明ける。

　22年度当初予算が成立した3月22日の参院予算委で、自動車総連出身の国民民主党、礒崎哲史氏が「予算案に賛成の立場から討論を行う」と発言。すると、自民党席から拍手とともに「良し！」とヤジが飛んだ。国会中継を見ていた自動車総連の元幹部は、思わず中継を消したという。

　元幹部は「自民の『上から目線』の声が…、残り751文字（全文1348文字）

　※：この記事は有料記事です。ご登録から1カ月間は99円!!。いますぐ登録して続きをお読み下さい。

　元稿：毎日新聞社　主要ニュース　政治　【国政選挙・特集　労組分断】　 ２０２２年０５月０２日 　１０：３０：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【特集 労組分断】：④「組合＝野党」もはや過去、変わる意識

【特集　労組分断】：④「組合＝野党」もはや過去、変わる意識

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【特集　労組分断】：④「組合＝野党」もはや過去、変わる意識　

　政権交代を目指してきたはずの連合がおかしい。夏の参院選が迫る中、立憲民主、国民民主両党への支援に力が入らず、むしろ自民党への接近が目立つ。約700万人を擁する労働組合のナショナルセンターは、どこに向かうのか。

<picture><source srcset="https://cdn.mainichi.jp/vol1/2022/04/30/20220430k0000m010014000p/9.webp?1" type="image/webp" /></picture>

衆院選候補者の応援に駆けつけた連合の芳野友子会長＝福島県二本松市で2021年10月29日、和田大典撮影

　連合の芳野友子会長は2021年10月の就任後、共産党との選挙協力を進める立憲民主党の批判を繰り返した。まもなく行われた衆院選で立憲は公示前議席を割り込み、敗れた。

　ある同盟系幹部は「脱原発など、立憲の政策を見ていても、民間で働く人が幸せになるとは思えない」と話す。衆院選では組合員に「比例は国民民主、小選挙区は自主投票」と呼びかけたという。立憲が多くの小選挙区で自民に迫りながら僅差で敗れたのは「組合員が好きに投票した結果だ」と分析した。

　連合が組合員を対象に実施したアンケート調査では16年に旧民進党支持が39％だったが、19年は立憲民主党と国民民主党の支持を合わせても34・9％に低下。自民党支持は17・3％から20・8％に増加した。関係者によると、自民党支持が5割を超える労組もあるという。

　衆院選の結果を受け、連合の「立憲離れ」は加速している。…、残り853文字（全文1335文字）

　※：この記事は有料記事です。ご登録から1カ月間は99円!!。いますぐ登録して続きをお読み下さい。

　元稿：毎日新聞社　主要ニュース　政治　【国政選挙・特集　労組分断】　 ２０２２年０５月０１日 　１０：３０：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【特集 労組分断】：③「トヨタショック」直撃、進む一体化

【特集　労組分断】：③「トヨタショック」直撃、進む一体化

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【特集　労組分断】：③「トヨタショック」直撃、進む一体化　

　政権交代を目指してきたはずの連合がおかしい。夏の参院選が迫る中、立憲民主、国民民主両党への支援に力が入らず、むしろ自民党への接近が目立つ。約700万人を擁する労働組合のナショナルセンターは、どこに向かうのか。

記者会見で衆院選への不出馬を表明した古本伸一郎氏（左）とトヨタ労組の西野勝義委員長＝愛知県豊田市で2021年10月14日午後7時18分、酒井志帆撮影

　「党派を超えて力を合わせることが必ずできる。世の中が強く求める課題があるのなら、与野党（対立）に意味はない」。衆院が解散した2021年10月14日、トヨタ自動車グループの労働組合でつくる「全トヨタ労働組合連合会（全ト連）」が支援する古本伸一郎前衆院議員（57）＝現愛知県副知事＝が同県豊田市で記者会見し、愛知11区に立候補せず7選への出馬を見送ると表明した。

　古本氏は、旧民主党政権下で財務政務官を務めるなど「民主王国愛知」の重鎮だったが、20年の新・立憲民主結党に参加せず、当時は無所属だった。愛知11区は、古本氏を含むトヨタ労組の組織内候補が約半世紀にわたり議席を守り続け、工場などで働く人の声を代弁してきた。古本氏の不出馬で野党は有力候補を失い、自民党が圧勝した。

　全ト連が与党との対立を避けた背景には、…、残り1027文字（全文1488文字）

　※：この記事は有料記事です。ご登録から1カ月間は99円!!。いますぐ登録して続きをお読み下さい。

　元稿：毎日新聞社　主要ニュース　政治　【国政選挙・特集　労組分断】　 ２０２２年０４月３０日 　１０：３０：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【特集 労組分断】：②会長選び混迷、消去法で芳野氏に

【特集　労組分断】：②会長選び混迷、消去法で芳野氏に

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【特集　労組分断】：②会長選び混迷、消去法で芳野氏に　

　政権交代を目指してきたはずの連合がおかしい。夏の参院選が迫る中、立憲民主、国民民主両党への支援に力が入らず、むしろ自民党への接近が目立つ。約700万人を擁する労働組合のナショナルセンターは、どこに向かうのか。

　「参院選まで自民党幹部との食事は控えてください」

　今年3月、連合の芳野友子会長と自民党の麻生太郎副総裁の会食を受け、連合会長代行の松浦昭彦氏（UAゼンセン出身）、川本淳氏（自治労出身）が芳野氏と清水秀行事務局長（日教組出身）に苦言を呈した。

「すべての働く者のために……」。春闘を控え、連合の「春季生活闘争中央討論集会」であいさつする芳野友子会長＝東京都荒川区で2021年11月2日、大西岳彦撮影

　2月に芳野氏らが自民の小渕優子組織運動本部長らと会食した際にも両会長代行は自重を促したばかり。その後も清水氏らは自民党の二階俊博元幹事長と芳野氏の食事を計画したが、さすがに連合内の反対で実現しなかった。

　芳野氏の「自民シフト」に不満を持つ連合関係者は「誰もが初の女性会長を引きずり下ろす悪者になりたくない」と指摘したうえで「芳野氏はそれが分かっていて、好き勝手にやっている」と批判する。

　連合は1989年、旧社会党系で官公労を中心とした総評と旧民社党系の民間労組を中心とした同盟が結集して発足した。政権交代可能な政治体制と「非自民、反共産勢力の結集」を掲げ、細川護熙政権誕生（93年）や旧民主党への政権交代（2009年）に大きな役割を果たしてきた。

　だが、かつて…、残り676文字（全文1234文字）

　※：この記事は有料記事です。ご登録から1カ月間は99円!!。いますぐ登録して続きをお読み下さい。

　元稿：毎日新聞社　主要ニュース　社説・解説・コラム　【特集　労組分断】　 ２０２２年０４月２９日 　１７：００：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【特集 労組分断】：①連合、加速する「自民シフト」 布石は4年前に

【特集　労組分断】：①連合、加速する「自民シフト」　布石は4年前に

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【特集　労組分断】：①連合、加速する「自民シフト」　布石は4年前に　

　政権交代を目指してきたはずの連合がおかしい。夏の参院選が迫る中、立憲民主、国民民主両党への支援に力が入らず、むしろ自民党への接近が目立つ。約700万人を擁する労働組合のナショナルセンターは、どこに向かうのか。

自民党の「人生100年時代戦略本部」の会合に出席した連合の芳野友子会長（奥中央）。同右は上川陽子本部長＝東京都千代田区の同党本部で2022年4月18日午後2時34分、竹内幹撮影

　「連合並びに友好的な労働組合との政策懇談を積極的に進める」

　3月13日の自民党大会。決定した2022年運動方針に「連合」の2文字が記された。3日後の16日、東京都内のホテルの料理店で麻生太郎・自民副総裁と連合の芳野友子会長が向き合う。自民労政局長を務める側近の森英介元法相から「芳野氏は日本酒好き」と聞いた麻生氏が呼びかけた会食だった。

　この日、組合が経営側と対峙（たいじ）する春闘は「集中回答日」のヤマ場を迎えていた。関係者によると、ミシンメーカー・JUKIで組合活動を始めた芳野氏に、麻生氏は自身がかつて社長を務めた親族企業・麻生セメント（旧麻生鉱業）での労働争議の逸話を披露。会は終始打ち解けた雰囲気だったという。6日後の22日には、連合が強い影響力を持つ国民民主などの賛成多数で、22年度当初予算が成立した。

　自民と連合、国民民主の接近はにわかに表面化したように見える。しかし、布石は18年冬に打たれていた。　

連合・国民民主党と政府・自民党との接近

　当時の安倍晋三首相は政権のレガシー（政治遺産）として、改憲を強く意識していた。自民党の下村博文・憲法改正推進本部長（当時）と、国会対策で野党にパイプを持つ佐藤勉元総務相が、安倍氏や菅義偉官房長官（同）らの了解を得て、国民民主の玉木雄一郎代表らに連携を呼びかけ、接触に至った。あわせて連合幹部と森氏との会食も続いた。当時を知る自民関係者は「期待したのは改憲での協力だけで、安倍、菅両氏も国民民主の政権入りは求めていなかった」と振り返る。

　19年7月の参院選で、自公と日本維新の会の「改憲勢力」は国会発議に必要な参院の3分の2の議席を失い、改憲は遠のいたかに見えた。だが、安倍政権に続く菅政権でも佐藤氏はひそかに国民民主幹部らとの接触を重ねる。国民民主は国会で改憲議論の促進を主張し、与党と共同歩調を取った。

　菅政権末期には菅氏の求心力低下もあり、自民の交渉窓口が、菅氏に近い佐藤氏から岸田文雄首相の後ろ盾となった麻生氏に代わった。国民民主側は佐藤氏に「麻生氏から直接電話が入った。乗り換えざるを得ない」と伝えた。以降、22年2月17日に小渕優子組織運動本部長が芳野氏と会食するなど、自民は国民民主や連合との接触を隠そうとしなくなった。

　4月18日には芳野氏が自民党本部で講演。終了後、記者団の取材に応じる芳野氏の背後に、岸田首相のポスターに加え、「憲法改正の主役はあなたです」と記したポスターが張られていたのは偶然ではないだろう。　

自民党の「人生100年時代戦略本部」の会合後、記者団の質問に答える連合の芳野友子会長（右）＝東京都千代田区の同党本部で18日、竹内幹撮影

　麻生氏は連合への接近を通じ、夏の参院選で野党陣営を切り崩す狙いを隠さない。だが、その前のめりな姿勢に波紋も広がる。自民と連立を組む公明党の関係者は「公明嫌いの麻生さんが、公明を揺さぶるために国民民主や連合に接近している」と警戒感を示した。麻生氏と距離がある菅氏の側近議員からは「麻生氏は公明に対する配慮が足りない」との声も漏れる。

　連合加盟の労組「全国コミュニティ・ユニオン連合会」（全国ユニオン）の鈴木剛会長は「麻生氏が自民内部の権力闘争の過程の中で連合に手を突っ込んできた。安倍、菅両氏らが規制緩和を掲げて都市の無党派層にアプローチをかけたのに対し、麻生氏は古典的な利益団体への調整で仕掛けてくる」と分析した上で、「そういう構図に連合が無方針にからめ捕られているのは問題だ」と指摘した。

　元稿：毎日新聞社　主要ニュース　社説・解説・コラム　【特集　労組分断】　 ２０２２年０４月２９日 　１０：３０：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【 大谷昭宏のフラッシュアップ・03.14】：豊饒の土地が戻った時こそ本当の復興 宮地勝志さんが選んだ新たな道

【 大谷昭宏のフラッシュアップ・03.14】：豊饒の土地が戻った時こそ本当の復興　宮地勝志さんが選んだ新たな道

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【 大谷昭宏のフラッシュアップ・03.14】：豊饒の土地が戻った時こそ本当の復興　宮地勝志さんが選んだ新たな道

　「全部で7000平米。ここに野菜の作付けさ、するつもりだぁ」。いまはまだ深い雪に埋もれている畑地を前に、福島県川俣町の原子力災害対策課長だった宮地勝志さん（62）の声が画面を通して響いてくる。

　東日本大震災は先週、発生から11年を迎えた。東海テレビの番組で、ずっと取材を続けている宮地さんをスタッフが訪ね、コロナ禍のため私はリモートでのインタビューとなった。

　愛知県日進市から震災の翌年、川俣町役場に応援として派遣され、1252人に避難指示が出た山木屋地区の除染に追われる日々。そうした中で宮地さんは川俣町での永住を決意。3年前に役場を定年退職した。その宮地さんが選んだ新たな道は、まさに畑違いの野菜作り。仲間と営農法人を立ち上げ、主にイタリア野菜を栽培するという。チコリやリーキ、食べたことのない野菜の名が飛び出す。

　その決意の裏には山木屋は寒冷地だが、じつは父祖の汗がしみ込んだ豊穣（ほうじょう）な土壌があった。だが人が戻るための除染が豊かな土を根こそぎ剥ぎ取ってしまった。

　「いつかこの土地を青々とした畑に戻してみせる」。宮地さんの胸にはそれが本当の復興という思いがある。うれしいことに、山木屋にブドウの木を植え、いずれはワインを、という若者も現れた。ライ麦を栽培、パン作りを始めた女性もいる。

　放射線同様、目に見えないウイルスにさいなまれたこの2年。「来年はおいしい野菜を、ぜひ食べに」という宮地さんの声が響く。

　山の3月　雪が解けて　どこかで芽の出る音がする－。遠く離れていても山木屋の景色が浮かんでくるような被災から11年の3・11だった。

　■大谷昭宏のフラッシュアップ

　元読売新聞記者で、87年に退社後、ジャーナリストとして活動する大谷昭宏氏は、鋭くも柔らかみ、温かみのある切り口、目線で取材を重ねている。日刊スポーツ紙面には、00年10月6日から「NIKKAN熱血サイト」メンバーとして初登場。02年11月6日～03年9月24日まで「大谷昭宏ニッポン社会学」としてコラムを執筆。現在、連載中の本コラムは03年10月7日にスタート。悲惨な事件から、体制への憤りも率直につづり、読者の心をとらえ続けている。

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【コラム・「大谷昭宏のフラッシュアップ」】　 ２０２２年０３月１４日 　０８：００：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【政界地獄耳・04.26】：大型連休を前にコロナ対応具体策なし 自己責任促すだけの政府

【政界地獄耳・04.26】：大型連休を前にコロナ対応具体策なし　自己責任促すだけの政府

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【政界地獄耳・04.26】：大型連休を前にコロナ対応具体策なし　自己責任促すだけの政府　

　★25日、東京都は新型コロナウイルスの感染者を都内で新たに3141人確認、5人が死亡したと発表した。前週の同じ曜日から338人減り、14日連続で1週間前を下回っている。一方、24日、官房長官・松野博一は沖縄県知事・玉城デニーと県庁で会談し、沖縄県が新型コロナウイルスワクチン接種率全国最下位であることから3回目接種を促進するよう要請した。政府は連休前に落ち着き始めている各県の感染者状況を見ながら緩和する地域と警戒地域を重点地域化する方針だ。

　★24日のテレビ番組では経済再生相・山際大志郎がコロナ対策で有効だといわれているマスクの着用について「オープンエアで外にいるときにはマスクはいらないというのはその通りだと思う」と述べ、段階的な緩和策を検討していることを示唆している。大型連休前に政府が緩和策を打ち出すことは経済効果を期待する観光業や外食産業などに拍車がかかる一方、その後の大幅な感染者増も懸念されることから方針としてはもろ刃の剣といえる。ことに7月には参院選挙を控え、感染者拡大は何としても避けたいところだが、物価高、景気後退の印象も避けたい岸田政権にとっては東京都や沖縄県などの観光地の感染者数は無視できない。

　★ただ、懸命の捜索が続く北海道・知床半島沖での観光船の遭難事故は、観光機運をそぐ可能性もある。25日には東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県で感染対策を呼びかける共同メッセージ「ゴールデンウイークもコロナに気をつけて」を打ち出した。イベントなどでも気を緩めずということだが、具体策は持ち合わせず政府はコロナ予備費から1兆円を超す支出となる物価高対策を今日26日決めるだけ。つまり自己責任を促すことに終始する。大型連休は今週金曜日スタートだ。（K）※敬称略

　◆政界地獄耳

　政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。（文中は敬称略）

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【コラム・政界地獄耳】　 ２０２２年０４月２６日 　０８：０８：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【漆黒を照らす・／139・05.03】：金正恩氏とプーチン大統領 独裁者に揺さぶられる世界 ／大阪

【漆黒を照らす・／139・05.03】：金正恩氏とプーチン大統領　独裁者に揺さぶられる世界　／大阪

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【漆黒を照らす・／139・05.03】：金正恩氏とプーチン大統領　独裁者に揺さぶられる世界　／大阪

　プーチン露大統領は恐ろしい独裁者である。この60日間、世界はそれをまざまざと思い知らされた。大ロシア主義に偏執して、主権国家ウクライナをでたらめな口実を使って占領しようという野望のためには、ロシア国民に甚大な痛みが生じることも意に介さない。独善で冷酷、そして強い意志まで持つ独裁者に世界は揺さぶられている。ロシアにはプーチンの無謀を抑止、牽制（けんせい）する民主主義も報道の自由も残っていなかった。

 

首脳会談会場に着いた北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長（左）を出迎えたプーチン露大統領＝ロシア・ウラジオストクのルースキー島で2019年4月25日、大前仁撮影

　ウクライナの事態を見ながらすぐ考えが及んだのは、隣国・北朝鮮の金正恩（キムジョンウン）氏のことだ。1月から4月末までに繰り返したミサイル発射実験は11回。4月25日には平壌（ピョンヤン）で大規模軍事パレードを挙行した。配信された2時間19分に及ぶ朝鮮中央テレビの番組を見た。夜空に花火が上がり、戦闘機が飛ぶド派手な演出だ。莫大（ばくだい）な予算が投下されたのは想像に難くないが、感じたのは「もったい…、残り1100文字（全文1500文字）

※：この記事は有料記事です。ご登録から1カ月間は99円!!。いますぐ登録して続きをお読み下さい。

　元稿：毎日新聞社　東京朝刊　主要ニュース　社説・解説・コラム　【漆黒を照らす】　 ２０２２年０５月０３日 　０５：３２：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。