路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【新型コロナ・15日】:東京都で新たに3348人が感染、7人死亡

2022-05-15 16:50:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型コロナ・15日】:東京都で新たに3348人が感染、7人死亡

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナ・15日】:東京都で新たに3348人が感染、7人死亡

 東京都は15日、新型コロナウイルスの新たな感染者3348人と7人の死亡を確認したと発表した。前週の日曜日より1363人減った。重症者は都の基準で4人。病床使用率は15.4%。

 新たな感染者のうち、検査をせずに医師の判断で陽性とみなす「特例疑似症患者」(みなし陽性者)は1人。
 
 1週間平均の新規感染者数は15日時点で3956.9人で、前の週に比べて124.3%。都内の累計の患者数は149万1783人となった。
 
 年代別で最も多かったのは20代で755人。このほか10歳未満519人、10代504人、30代567人、40代444人、50代244人、60代135人、70代93人、80代63人、90代22人、不明2人。65歳以上の高齢者は235人だった。
 
 死亡したのは80代男女6人と90代男性1人だった。
 

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・地方自治・東京都・医療・新型コロナウイルスの感染状況】  2022年05月15日  16:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【沖縄県】:日本復帰から50年 「平和の島」達成されず

2022-05-15 16:36:30 | 【第二次世界大戦・敗戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・核兵器禁止条約

【沖縄県】:日本復帰から50年 「平和の島」達成されず

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【沖縄県】:日本復帰から50年 「平和の島」達成されず

 沖縄県は15日、1972年の日本復帰から50年を迎え、宜野湾市の会場と東京をつないだ記念式典が開催された。国土面積の0・6%の沖縄に現在も在日米軍専用施設面積の7割が集中し、過重な基地負担は変わらない。玉城デニー知事は式辞で「復帰に当たって県と政府が共有した『沖縄を平和の島とする』という目標が、なお達成されていない」と訴えた。

 「沖縄復帰50周年記念式典」で式辞を述べる玉城デニー知事=15日午後、沖縄県宜野湾市

 「沖縄復帰50周年記念式典」で式辞を述べる玉城デニー知事=15日午後、沖縄県宜野湾市

 岸田文雄首相は沖縄会場で「復帰から50年がたつ今もなお、沖縄には大きな基地負担を担っていただいている」と述べた。同時に「日米同盟の抑止力を維持しながら、負担軽減の目に見える成果を一つ一つ着実に積み上げる」と強調した。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【政策・地方自治・沖縄県・1972年の本土復帰から50年を迎えた】  2022年05月15日  16:36:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【細田博之衆院議長】:沖縄発展へ課題解決に努力と強調、日本復帰50年の式典

2022-05-15 15:48:30 | 【第二次世界大戦・敗戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・核兵器禁止条約

【細田博之衆院議長】:沖縄発展へ課題解決に努力と強調、日本復帰50年の式典

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【細田博之衆院議長】:沖縄発展へ課題解決に努力と強調、日本復帰50年の式典

 沖縄の日本復帰50年を記念する式典は15日、東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪でも同時開催された。沖縄会場とオンラインで中継され、閣僚や各国大使、自治体関係者らが出席。細田博之衆院議長は「沖縄の一層の発展のため、今後も県民の声に耳を傾け、議論や審議を重ねる」と述べ、残る課題の解決に努力すると強調した。

 同時に「米軍基地は県民の生活にさまざまな影響を及ぼしており、さらなる負担の軽減を進める必要がある」と語った。
 
 山東昭子参院議長は復帰の経緯に言及。基地負担や子どもの貧困などの問題について、国会議員が全力で取り組むよう訴えた。

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政策・沖縄の日本復帰50年を記念する式典】  2022年05月15日  15:48:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【木原誠二官房副長官】:権益維持、ロシア制裁と矛盾せず、サハリン石油

2022-05-15 11:31:30 | 【ロシア・北方領土・シベリア開発・サハリン石油天然ガス・ウクライナ侵攻犯罪】

【木原誠二官房副長官】:権益維持、ロシア制裁と矛盾せず、サハリン石油

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【木原誠二官房副長官】:権益維持、ロシア制裁と矛盾せず、サハリン石油

 木原誠二官房副長官は15日のNHK番組で、ロシア極東サハリンでの石油・天然ガス開発事業「サハリン1、2」の日本権益維持方針について、ウクライナに侵攻したロシアに対する制裁の目的とは矛盾しないと説明した。「権益を手放した時に、これをロシアが得ることになれば、そこからより高い金で輸出される」と述べた。

 木原誠二官房副長官

 木原誠二官房副長官

 制裁に参加していない第三国に権益が渡った時は、それらの国を利することになるとも語った。日本政府は他の先進7カ国(G7)と歩調を合わせ、ロシア産石油の原則禁輸を表明。一方でサハリン事業の権益を維持する方針を示している。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政策・ロシア極東サハリンでの石油・天然ガス開発事業「サハリン1、2」の日本権益維持方針】  2022年05月15日  11:31:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田首相】:米軍の区域、返還前に共同使用 沖縄、緑地公園を整備

2022-05-15 11:09:30 | 【日米安保・地位協定・在日米軍・沖縄防衛局・普天間移設・オスプレー・米兵犯罪】

【岸田首相】:米軍の区域、返還前に共同使用 沖縄、緑地公園を整備

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相】:米軍の区域、返還前に共同使用 沖縄、緑地公園を整備

 岸田文雄首相は15日、米軍キャンプ瑞慶覧の一部区域「ロウワー・プラザ住宅地区」(沖縄県沖縄市、北中城村)について、返還に先立ち米側と共同使用する方針を表明した。県民が利用できる緑地公園を整備する。同地区の視察に同行した地元首長に対し、米側と近々合意すると伝達した。夏の参院選や9月の県知事選を見据えて、目に見える形の基地負担軽減をアピールする狙いだ。

 米軍キャンプ瑞慶覧を視察し、説明を受ける岸田首相(左)=15日午前

 米軍キャンプ瑞慶覧を視察し、説明を受ける岸田首相(左)=15日午前

 米軍キャンプ瑞慶覧を視察し、説明を受ける岸田首相(左)=15日午前

 米軍キャンプ瑞慶覧の一部区域「ロウワー・プラザ住宅地区」のイメージ(防衛省提供)

 日米両政府は同地区(約23ヘクタール)を巡り「2024年度またはその後」の返還で合意。計画では、同地区にある米軍向け住宅102戸をキャンプ内の別の場所に移設し、住宅解体後の更地に公園を整備する。

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政策・米軍キャンプ瑞慶覧の一部区域「ロウワー・プラザ住宅地区」(沖縄県沖縄市、北中城村)について、返還に先立ち米側と共同使用する方針を表明】  2022年05月15日  11:09:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田首相】:「共同利用で、活用を」 24年度以降の返還予定 米軍キャンプ瑞慶覧内の住宅地区を視察

2022-05-15 10:07:30 | 【日米安保・地位協定・在日米軍・沖縄防衛局・普天間移設・オスプレー・米兵犯罪】

【岸田首相】:「共同利用で、活用を」 24年度以降の返還予定 米軍キャンプ瑞慶覧内の住宅地区を視察

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相】:「共同利用で、活用を」 24年度以降の返還予定 米軍キャンプ瑞慶覧内の住宅地区を視察

 岸田文雄首相は沖縄の日本復帰50年を迎えた15日午前、沖縄市と北中城村にまたがり2024年度以降に返還が予定される米軍キャンプ瑞慶覧内のロウワー・プラザ住宅地区(約23ヘクタール)を視察した。午後に沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)で開かれる式典で、同地区の返還前の共同使用を表明する見通し。

沖縄市と北中城村にまたがるキャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザ地区を視察する岸田文雄首相(手前左)=15日午前9時ごろ沖縄市と北中城村にまたがるキャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザ地区を視察する岸田文雄首相(手前左)=15日午前9時ごろ

 共同使用で、県民や米軍関係者らが利用できる緑地公園を政府が整備する方向で検討を進めている。

 岸田氏は小野功雄沖縄防衛局長から予定地の位置関係や、共同使用に向けた米側との調整状況などの説明を受けた。

 立ち会った桑江朝千夫沖縄市長、比嘉孝則北中城村長に「ぜひ共同利用で、活用していただければと思う」と話した。

 岸田氏は宜野湾市役所も訪れ、屋上から米軍普天間飛行場を視察した。岸田氏に同飛行場の現状など説明した松川正則市長によると、岸田氏は同飛行場の1日も早い返還や、返還までの間のさまざまな負担軽減策にもしっかり取り組むと述べたという。

 元稿:沖縄タイムス社 主要ニュース 政治 【政策・沖縄の日本復帰50年を迎えた15日午前、沖縄市と北中城村にまたがり2024年度以降に返還が予定される米軍キャンプ瑞慶覧内のロウワー・プラザ住宅地区(約23ヘクタール)を視察】 2022年05月15日  10:07:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【大弦小弦】:県民を支え続けた歌

2022-05-15 09:55:30 | 【第二次世界大戦・敗戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・核兵器禁止条約

【大弦小弦】:県民を支え続けた歌

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大弦小弦】:県民を支え続けた歌

  苦しい時も悲しい時も、人々は歌に支えられてきた。いつの世にも民謡が歌い継がれ、心に息づいている。それが沖縄の誇る文化だと唄者の大工哲弘さん(73)は言う

 ▼大工さんが那覇市役所勤めだった頃、担当する清掃工場で大量に捨てられた楽譜を見た。本土復帰を求めて皆が声を合わせた「沖縄を返せ」。、残り403文字(全文:542文字)

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 元稿:沖縄タイムス社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【大弦小弦】 2022年05月15日  09:55:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【沖縄県】:きょう沖縄復帰50年 沖縄と東京を結び記念式典 玉城知事「平和や将来の可能性を発信する機会に」

2022-05-15 07:47:30 | 【第二次世界大戦・敗戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・核兵器禁止条約

【沖縄県】:きょう沖縄復帰50年 沖縄と東京を結び記念式典 玉城知事「平和や将来の可能性を発信する機会に」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【沖縄県】:きょう沖縄復帰50年 沖縄と東京を結び記念式典 玉城知事「平和や将来の可能性を発信する機会に」

 沖縄は15日、1972年の日本復帰から50年の節目を迎えた。戦後27年間におよぶ米軍統治に終止符が打たれ、施政権返還から半世紀。同日、県と政府はオンラインで沖縄と東京の両会場をつないで記念式典を開く。玉城デニー知事が今月7日に発表した「新たな建議書」の一部を抜粋、将来の沖縄を展望した宣言を式辞で読み上げる。来県中の岸田文雄首相も出席する。

(資料写真)沖縄県庁(資料写真)沖縄県庁

 式典は2部構成で午後2時から宜野湾市の沖縄コンベンションセンターと東京会場のグランドプリンスホテル新高輪を中継で結ぶ。天皇皇后両陛下はオンラインで出席する。

 沖縄会場では全国知事会の平井伸治会長(鳥取県知事)のほか、県民代表で対馬丸記念会の高良政勝代表理事、若者代表らがあいさつ。式典後は伝統芸能などを披露するレセプションも開かれる。衆参両院議長らは東京会場で登壇する。

 県によると、沖縄会場には招待客962人(10日現在)、東京会場には約800人が出席の意向を示しているという。玉城知事は「先人たちの労苦と知恵に学び、沖縄の歩みや平和を愛する心、自然や文化、将来の可能性を発信する機会にしたい」と述べている。(政経部・新垣亮)

 元稿:沖縄タイムス社 主要ニュース 政治 【地方自治・沖縄県・沖縄の日本復帰50年を迎えた】 2022年05月15日  07:47:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①】:週のはじめに考える 基地存続に無念の涙雨

2022-05-15 07:43:50 | 【第二次世界大戦・敗戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・核兵器禁止条約

【社説①】:週のはじめに考える 基地存続に無念の涙雨

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:週のはじめに考える 基地存続に無念の涙雨 

 五十年前の一九七二(昭和四十七)年五月十五日、沖縄は日本に復帰しました。しかし、沖縄県民が望んだ「基地のない平和の島」はかなわず、今も県内には在日米軍専用施設の約70%が残ります。
 
 復帰当日の午前十時半、政府主催の「沖縄復帰記念式典」が東京・日本武道館と那覇市の那覇市民会館の二カ所で始まりました。
 
 当日の本紙夕刊は那覇会場では「式典は君が代斉唱に続いて、会場中央に設けられたカラーテレビが東京式典を中継、佐藤(栄作)首相式辞、天皇陛下のおことばが会場に流された」と報じます。
 
 佐藤氏は戦後初めて沖縄を訪れた首相です。「沖縄の祖国復帰が実現しない限り日本の戦後は終わらない」と語り、沖縄返還の実現へ米側と交渉を重ねました。
 
 「沖縄は本日、祖国に復帰した。戦中、戦後の沖縄県民の労苦は何をもってしても償うことはできないが、今後本土との一体化を進める中で沖縄の自然、伝統的文化の保存との調和を図りつつ、総合開発の推進に努力し、豊かな沖縄県づくりに全力を挙げる決意だ」
 
 こう述べた首相の式辞が終わると、那覇会場でも一斉に拍手が湧きました。しかし、壇上では沖縄県の屋良朝苗(やらちょうびょう)知事だけが拍手もせず、目をつぶったまま考え込んでいた、と本紙夕刊は報じます。
 
 この後行われた現地式典での屋良氏のあいさつが、その心情を映し出しています。佐藤首相や米国など関係者への謝意を表明した後、こう述べたのです。

 ◆沖縄の願望届かぬ復帰

 「沖縄の復帰の日は疑いもなく到来した。しかし、沖縄県民のこれまでの要望と心情に照らして復帰の内容をみると、必ずしも私どもの切なる願望が入れられたとはいえないことも事実だ。そこには、米軍基地の態様の問題をはじめ、内蔵するいろいろな問題があり、これらを持ち込んで復帰した。私どもにとって、これからもなお厳しさは続き、新しい困難に直面するかもしれない」
 
 屋良氏が言及した沖縄県民の要望と心情とは、「基地のない平和の島」を指します。
 
 大戦末期の激烈な地上戦で県民の三分の一が犠牲となり、戦後は本土と切り離され、人権無視の米軍統治が続きました。本土の米軍基地は沖縄に移転され、事故や殺人、性的暴行などの事件も絶えません。県民が復帰に当たり、基地のない島を切望して当然です。
 
 復帰前年の十一月十七日、琉球政府主席だった屋良氏は、復帰に当たって沖縄側の要望をまとめた百三十二ページにわたる「復帰措置に関する建議書」を手に、米軍統治下にあった沖縄から東京へと向かっていました。日本政府や当時、沖縄返還協定を審議していた国会に届けるためです。
 
 建議書には「基地のない平和の島」「平和憲法の下で基本的人権の保障」など、沖縄戦や米軍統治による人権抑圧に苦しんできた沖縄の人たちが求める復帰の姿がつづられていました。

 ◆建議書無視の強行採決

 しかし、佐藤氏率いる自民党政権は屋良氏の上京時刻に合わせ、衆院返還協定特別委員会で協定案の強行採決に踏み切りました。東京・赤坂のホテルに着き、報道陣から採決を初めて知らされた屋良氏にとって、まさに「青天の霹靂(へきれき)」です。切実な思いが届かぬ無念さは想像に難くありません。
 
 復帰当日の午後、那覇市民会館では政府主催の式典に続き、県主催の新沖縄県発足式典が行われました。隣接する与儀公園では、革新団体を中心とする県民総決起大会が開かれ、自衛隊配備反対、基地撤去、安保破棄を訴えました。
 
 那覇には激しい雨が降っていました。それは、米軍基地が存置されたままでの復帰に対する、屋良氏はじめ沖縄県民の「涙雨」だったに違いありません。
 
 復帰は沖縄の人たちにとって、人権無視の米軍統治からの解放であり、基地のない平和の島への希望であり、平和憲法の下への復帰であったはずです。
 
 しかし、復帰後五十年を経ても多くの米軍基地が残り、事件や事故は依然、身近な問題です。県民の反対にもかかわらず、新しい基地も造られています。日本政府の強引さは「銃剣とブルドーザー」で土地を強制収用し、基地を広げた米軍をも思い起こさせます。
 
 沖縄は本当に復帰したと言えるのか。いま一度深く考える必要がある、と思わずにはいられない、五十年後の復帰の日です。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2022年05月15日  07:43:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【筆洗】:沖縄民謡の「汀間(ていま)節」には悲しい恋の物語が歌われて…

2022-05-15 07:43:40 | 【第二次世界大戦・敗戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・核兵器禁止条約

【筆洗】:沖縄民謡の「汀間(ていま)節」には悲しい恋の物語が歌われて…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗】:沖縄民謡の「汀間(ていま)節」には悲しい恋の物語が歌われて…

 沖縄民謡の「汀間(ていま)節」には悲しい恋の物語が歌われている。首里の役人がある村にやって来た。村の娘がこの役人に心を寄せる。二人は恋に落ちる

 ▼役人が村を離れる日が来る。自分も一緒に首里に連れていって。そう、せがむ娘を役人はなだめる。「来年の四、五、六月に迎えに来るから待っていておくれ」。嫁ぐ日を夢見て娘は待った。けれども約束の季節がめぐってきても役人が村へ帰ってくることはなかった。娘は泣き暮らした

 ▼<サー フンヌカナーヒャー マクトゥカヤ>−。歌の囃子(はやし)文句にある「フンヌ」とは本当、「マクトゥ」とは誠実。この恋は本物かと歌っているのだろう。一九七二年五月十五日。沖縄県の日本本土復帰から五十年の歳月が流れた。が、沖縄から今も聞こえてくるのは、あの悲しい歌ではなかろうか

 ▼依然として米軍基地負担は重い。在日米軍専用施設の面積は本土復帰時から約三割減ったとはいえ、今なお全国の七割が集中する。復帰当時、沖縄県民が抱いた基地負担が「本土並み」になるという夢はかなえられていない

 ▼経済はどうか。残念ながら「本土並み」は遠く、一人当たり県民所得は全国最下位が続く。本土復帰に夢見た幸せを運んでいないのなら日本政府は無責任な約束をして消えた、あの歌の役人だろう

 ▼<マクトゥカヤ>。沖縄の期待に応えたい。娘は今も、待ち続けている。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2022年05月15日  07:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田首相】: 5月14日(土)

2022-05-15 07:43:30 | 【政策・閣議決定・マイナカード・2025大阪万博、優生訴訟・公権力の暴力他】

【岸田首相】: 5月14日(土)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相】: 5月14日(土)

 【午前】8時16分、羽田空港。11時5分、全日空467便で那覇空港。52分、沖縄県糸満市の平和祈念公園。国立沖縄戦没者墓苑、島守の塔で献花。全学徒隊の碑、平和の礎を視察。西銘恒三郎沖縄北方担当相同行。

 【午後】0時32分、同市の「ひろしまの塔」。献花。52分、同県八重瀬町の沖縄そば店「屋宜家」。昼食。2時2分、那覇市の首里城。火災からの復元状況を視察。復元工事関係者らと車座で意見交換。西銘沖縄北方担当相同行。3時35分、報道各社のインタビュー。4時7分、同市の沖縄ハーバービューホテル。13分、宴会場「アイランドブリーズ」で赤嶺昇沖縄県議会議長から沖縄の日本復帰50年に関する意見書受け取り。37分、宴会場「白鳳」で自民党沖縄県連と懇談。5時16分、宴会場「彩海」で各種団体と懇談。55分、宴会場「白鳳」で観光関係団体と懇談。6時35分、宴会場「彩海」で国場幸之助自民党衆院議員の後援会会合に出席し、あいさつ。7時21分、同市のホテル「ザ・ナハテラス」。和食レストラン「真南風」で仲井真弘多元県知事、国場衆院議員、自民党参院選立候補予定者の古謝玄太氏、石嶺伝一郎那覇商工会議所会頭、金城克也県経営者協会会長、知念克明沖電開発社長らと会食。9時27分、同県宜野湾市の「沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん」。宿泊。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・岸田首相の一日】  2022年05月15日  07:46:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【話題】:現地ルポ「本土復帰50周年」の節目を迎える沖縄 写真が語る歩みと現在

2022-05-15 07:15:30 | 【第二次世界大戦・敗戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・核兵器禁止条約

【話題】:現地ルポ「本土復帰50周年」の節目を迎える沖縄 写真が語る歩みと現在

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【話題】:現地ルポ「本土復帰50周年」の節目を迎える沖縄 写真が語る歩みと現在 

市街地の真ん中にあり“世界一危険な飛行場”と呼ばれる普天間飛行場。オスプレイのほか、CH-53大型ヘリやAH-1Z対戦車ヘリなど所属機が並ぶ。基地の約9割が米軍占領と同時に強制接収された(NEWSポストセブン)

 ◆米軍・米兵による相次ぐ事件・事故、払拭できない不信感

◆沖縄と米軍基地、おもな出来事

 元稿:小学館 主要出版物 週刊ポスト 【NEWSポストセブン】 2022年05月15日 07:15:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【話題】:「感動と悔しさ」 50年前、沖縄の日本復帰当日に気持ち交錯

2022-05-15 07:00:30 | 【第二次世界大戦・敗戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・核兵器禁止条約

【話題】:「感動と悔しさ」 50年前、沖縄の日本復帰当日に気持ち交錯

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【話題】:「感動と悔しさ」 50年前、沖縄の日本復帰当日に気持ち交錯

 50年前の1972年5月15日、沖縄は27年間の米国統治下から日本に復帰した。「アメリカ世(ゆー)」から「大和世(ゆー)」へ。「世替わり」の一日に何が起きたのか。

沖縄の日本本土復帰を伝える、1972年5月15日の毎日新聞夕刊1面(西部本社版)

 15日に日付が変わった午前0時過ぎ、沖縄を統治した米国民政府トップのランパート高等弁務官が米軍嘉手納基地から飛び立ち、沖縄を去った。小雨が降る中で夜が明ける。午前6時過ぎ、琉球政府立法院から名前を変えた沖縄県議会が開かれ、県条例案を可決した。午前9時には「最大の関心の的」となっていた円とドルの通貨交換が始まり、前日まで琉球政府が入っていた庁舎の前で「沖縄県庁」の石碑が除幕された。 

 復帰記念式典は東京・日本武道館と那覇市民会館で午前10時半から同時に始まった。東京会場では天皇、皇后両陛下や佐藤栄作首相らが、沖縄会場には琉球政府行政主席から新知事となった屋良朝苗(やら・ちょうびょう)氏や政府の初代沖縄開発庁長官に命じられた山中貞則総務長官らが出席した。

 屋良氏はあいさつで「感無量。復帰は沖縄という新しい永遠の生命の誕生だ」と述べた。しかし、広大な米軍基地が残されたままの復帰に「必ずしも県民の切なる願望が入れられたとは言えないのも事実」と悔しさもにじませた。

 市民会館に隣接する与儀公園では集会が開かれ、約1万人が土砂降りの雨の中、基地が撤去されない形で復帰を迎えたことに怒りの声を上げた。新県庁の職員として市民会館で式典の様子を見守っていた平良亀之助さん(85)=那覇市=の耳にも、与儀公園からの叫びが聞こえた。当時の思いをこう振り返る。「我慢しても涙が浮かんでくる。感動と悔しさと、いろいろな気持ちが交錯して。復帰万歳という気持ちはなく、これからえらいことが始まるぞという思いだった」【中里顕、遠藤孝康】

 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社会 【話題・特集 沖縄の日本復帰50年】  2022年05月15日  07:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【独自】:復帰前「沖縄に核貯蔵」明言 ワトソン高等弁務官の口述記録入手

2022-05-15 06:40:30 | 【日米安保・地位協定・在日米軍・沖縄防衛局・普天間移設・オスプレー・米兵犯罪】

【独自】:復帰前「沖縄に核貯蔵」明言 ワトソン高等弁務官の口述記録入手

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【独自】:復帰前「沖縄に核貯蔵」明言 ワトソン高等弁務官の口述記録入手

 【中部】日本復帰前の沖縄で、1964年8月から66年10月まで統治責任者だったワトソン高等弁務官(米陸軍中将)が、退任後に米軍が実施したインタビュー(口述記録)で、沖縄に核兵器を「貯蔵していた」と明言していることが分かった。復帰前の沖縄で米軍が核兵器を貯蔵していたことは「公然の秘密」とされてきたが、米軍は核兵器の所在について「否定も肯定もしない」という基本政策があり、歴代高等弁務官も「ノーコメント」としてきた。研究者は「米軍高官が核兵器の貯蔵を明言しているのは非常に珍しい」(我部政明琉球大名誉教授)としている。

              ワトソン高等弁務官

 口述記録は復帰から約3年後の75年4月に米軍が実施した。米陸軍遺産教育センターが所蔵する記録を琉球新報が入手した。

 ワトソン氏は返還前の在沖基地について「他のどの権力の承認も得ずに運用できた。そこで貯蔵している核兵器を非常に巧妙で静かに、目立たずに、そして決して認めることなく扱っていたが、(存在は)知られていた。核を持ち込む際に日本政府の意向を確認する必要もなかった」と振り返った。

 一方、沖縄返還に伴う影響について「もし(返還後の)現在、その許可を求めるとすれば、とても長く、もしかするとうまくいかない議論を重ねるだろう」と懸念した。 (島袋良太)

 元稿:琉球新報社 主要ニュース 政治 【政策・米軍・基地問題】 2022年05月15日  06:40:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【識者談話】:沖縄不在の日米同意 我部政明氏 琉球大名誉教授

2022-05-15 06:40:20 | 【日米安保・地位協定・在日米軍・沖縄防衛局・普天間移設・オスプレー・米兵犯罪】

【識者談話】:沖縄不在の日米同意 我部政明氏 琉球大名誉教授

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【識者談話】:沖縄不在の日米同意 我部政明氏 琉球大名誉教授

 返還前の沖縄に核が貯蔵されていたと米軍高官が明言したのは、非常に珍しい事例だ。米軍内部の聞き取りなので率直に答えたのだろう。  実際、米側は1972年5月には日本政府の要請を受ける形で「核抜き」の約束は守ったとする趣旨の声明を出している。返還後も秘密裏に貯蔵している可能性はゼロではないが、もし発覚した場合の政治的リスクを考えると、現在は貯蔵していないと見るのが妥当なところではあろう。

 佐藤栄作首相とニクソン米大統領の共同声明(69年11月)とは別途、両首脳の署名入りの核の「再導入」密約が存在する。それによれば、事前協議で米側が緊急時の核の再導入(その貯蔵を嘉手納、那覇、辺野古で行う)...、


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 元稿:琉球新報社 主要ニュース 政治 【政策・米軍・基地問題、返還前の沖縄に核が貯蔵されていたと米軍高官が明言した】 2022年05月15日  06:40:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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