船体後方のドアが開いているのを確認しており、水中カメラが入れないか調べる。

 海上自衛隊と海保は4月30日、カズワンの窓や入り口から内部を確認しようと水中カメラを計4回投入。1日は道警の水中カメラも加わった。航空機や巡視船による周辺海域の捜索も続けた。

 事故は4月23日に発生した。14人の死者が確認され、行方不明者は12人。カズワンは29日、救助要請があった「カシュニの滝」から西北西に約1キロ沖合、水深約120メートルの海底で見つかった。(共同)