路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【金口木舌・12.04】:ガラスの天井破る数の力

2024-12-04 04:00:10 | 【女性が輝く社会と社会参画・選択的夫婦別姓・女性差別・女性を取り巻く諸問題】

【金口木舌・12.04】:ガラスの天井破る数の力

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【金口木舌・12.04】:ガラスの天井破る数の力 

 女性の社会進出を阻む壁をたとえて「ガラスの天井」と呼ぶ。新天地に女性が挑むとき、ガラスの天井を破れるか否かに耳目が集まる

 ▼「『ガラスの天井』を先進的な意識を持った方々が破壊してくれた。信頼できる人たちがたくさんいる」。来年4月、琉球大学の学長に就任する喜納育江さんが学長選後に語った。挑戦すればかなうことを身をもって示した

 ▼琉大は2010年に男女共同参画室(現ジェンダー協働推進室)を設けた。喜納さんは学内のジェンダー平等、多様性の推進をけん引し、女性研究者の仕事と家庭の両立支援に取り組んできた。さまざまな人材を生かせる組織は活性化する

 ▼気になるのは卒業した学生を受け入れる社会のありようだ。以前、女性リーダーの積極登用について官公庁や企業に聞くと「逆差別」「男女関係なく能力次第で選ぶべき」という声が返ってきた

 ▼女性は昇進の機会を与えられにくく、妊娠を機に離職を余儀なくされることもある。男性と同じ土俵に立つのは難しい。ガラスの天井を破るのは旧態依然とした企業風土に気づくことから。多様化の進む大学の実践に学びたい。

 元稿:琉球新報社 主要ニュース 社説・解説・コラム 【金口木舌】  2024年12月04日  04:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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