【筆洗・01.03】:能登半島地震から1年となる元日の朝、石川県輪島市中心部は青…
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗・01.03】:能登半島地震から1年となる元日の朝、石川県輪島市中心部は青…
能登半島地震から1年となる元日の朝、石川県輪島市中心部は青空が広がった。雨や雪を降らす鉛色の空が多い冬はあまり見られない
▼地震に伴う火災で多くの建物が焼けた朝市通りに近い重蔵神社の禰宜(ねぎ)、能門(のと)亜由子さん(48)は損壊した拝殿横の仮設祭壇で慰霊の神事を終えると、好天に「1年前もこんな感じ。気持ち悪いです」と言った。揺れの前の穏やかな天気も、つらい記憶の一部であるらしい
▼近くの仮設住宅の集会所で餅つきが始まった。岩崎武さん(84)も配布の餅をもらった。1年前、こたつで寝ていたら天井が落ちてきた。仮設の入居期限は原則2年だが、その先は未定という。「心配しと...、
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元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】 2025年01月03日 07:02:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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