路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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《メディアの風景・12.03》:「SNS公共性」の成立 報道の公共性と、どう接続=武田徹

2024-12-03 02:05:20 | 【新聞社・報道・マスコミ・雑誌・世論調査】

《メディアの風景・12.03》:「SNS公共性」の成立 報道の公共性と、どう接続=武田徹

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《メディアの風景・12.03》:「SNS公共性」の成立 報道の公共性と、どう接続=武田徹

 斎藤元彦氏が失職からの返り咲きを果たした兵庫県知事選では、支持者たちの情報行動が話題になった。NHKの出口調査で「(投票の)参考にしたメディア」を尋ねると「SNS(ネット交流サービス)や動画投稿サイト」と答えた人数がテレビや新聞を上回り、その約7割が斎藤氏に投票していた。つまりSNSが選挙の趨勢(すうせい)を決めている。ここでは「SNS公共性の成立」という観点からこうした状況の分析を試みたい。

 社会に広く影響を与える性質を意味する「公共性」には二つの系譜がある。佐藤卓己・上智大教授はそう指摘している。一つは17世紀ロンドンのカフェで新聞片手に政治などを議論し、公論を形成した人たちに端を発する「ブルジョア公共性」、もう一つが、祝祭やデモ行進に集まった人たちが世論のうねりを作り出す「街頭公共性」の系譜だ。

 ※:この記事は有料記事です。残り742文字(全文1098文字)
 

 元稿:毎日新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【メディアの風景】  2024年12月03日  02:05:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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