愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

都知事選、宇都宮包囲網が見えてきた!さて、脱原発を基礎にした福祉・雇用・防災都市をどうするか!?

2014-02-01 | 日記

昨日の朝日「新聞「ななめ読み」に「取材される立場になって」「裏を取る」大切さ再確認」なる池上彰氏の文章がありました。驚きました。今頃になって、こんなことを言うのですから、この人、政治を、というか、都民を、というか、国民をななめにみているのではないでしょうか?と思いました。

何で「伝聞調」を批判し、取り消さなかったのか?この人の責任は重大です。何故か。一つは、細川氏の、事実上の後出しジャンケンに貢献してしまったこと、二つ目は、マスコミに、細川氏を登場されることで、公平な公開討論ができなくなってしまったこと、これは細川陣営の「策略」だったのではないかという疑念が、あるからです。もし、池上氏が、「伝聞調」を否定していたら、違った展開があったかも知れません。朝日の記事を見ていると、舛添VS細川が透けて見えてきます。

「あなたこそ選挙に出るのではないかと週刊誌が書いていますが、どうなんですか?」が、事の真相のようです。産経が書いているようですが、臭います!NHKは事実関係を説明して納得してもらったようですが、朝日も、産経と同様に内容に書いていました。確か、一面でした。「どこで行き違った」と、池上氏は書いていますが、とんでもない事態になったのではないでしょうか?お騒がせ騒動と言えます。後世の史家は、この「行き違い」をどのように評価するか、記憶にとどめておく必要があると思います。

次です。本来は、石原都政の継続か、それを敬称した猪瀬金脈の清算をする都政の実現か、それが最大の争点であり、その中に、東京が脱原発をどのように発信していくか、という選挙のはずですが、東京五輪を華々しくやるかどうか、などが争点であるかのように、宣伝されています。

明日、安部首相が舛添氏を応戦するということですが、田母神氏は応援しないのでしょうか?石原氏が応援する田母神氏は安倍氏の応援団であることを自認していますが、安倍首相からは何もありません。ゴマカシですね。マスコミも、このことを黙殺しています。舛添票との分断が起こることを察知した、どこかの勢力がストップをかけているのでしょう。もっと、このことをブームにしたら、良いのではありませんか?集団的自衛権の行使など、施政方針演説の路線を体現している田母神氏を応援できない安倍首相の苦悩!ってやつです。

次は、細川氏です。特定秘密保護法に反対している我らが文太氏、細川氏を応援したそうです。あの小百合さんも、だそうです。ここに細川氏の立候補の最大のネライがあったのですね。細川氏の選挙陣営には、弟子だったでしょうか、維新の会の松野氏が深く係わっているようです。この松野氏、国会で、憲法改悪を早くと演説しました!このことをどう考えるか?です。しかも、新自由主義を標榜している人たちも加わっているということです。細川氏の政策をみると、舛添氏と五十歩百歩でしょうか。

「脱原発」で宇都宮氏と共闘しない訳が、ここではっきりしています。新自由主義と脱原発が車の両輪ではないことは明らかではないしょうか?ここに著名人の皆さんが、どこまで議論を深めていくのか、正念場のような気がします。今からでも遅くないですよね。

ところで、もう一度確認しておきますが、脱原発は、都政の、というか、国政の様々な政策の基礎、土台だということです。今日も電力会社が円安のためをいうことを覆い隠して、輸入原料費の高騰を理由に電力料金の値上げと原発再稼動を叫んでいました。こんなことがあるからこそ、自前の再生可能エネルギーの方が安上がりだし、安全なんだよ、となるべきですが、トリック報道です。都政も同じです。巨大消費地である東京の電力をどのようにするか、これは福祉にしても、雇用にしても、五輪にしても、防災都市にしても、電力が土台なのです。この位置づけをもっと、議論していく必要があるように思います。これが、結果として安倍政権に対する打撃になるのですが、共産党も、宇都宮氏も、この点での位置づけとアプローチが弱いように思います。

この点がしっかりしていけば、脱原発票の分断など、あり得ないと思うのですが、どうでしょうか。

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