愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

安倍首相の異常な情報操作の本質が浮き彫りになったNHK・朝日社是と共産党パンフ攻撃!

2014-02-07 | 日記

安倍首相の情報内容と情報伝達手段に対する執拗な攻撃は、ナチスの国会放火事件や柳条湖事件が中国人の仕業、トンキン湾事件やフセインの大量破壊兵器所持問題などに通じるものとして、看過できないところまで来たようです。安倍首相の大ウソとデタラメ、トリックについては、その都度記事にしてきましたので、「イマサラ」というように思われがちですが、マスコミ・メディアに対して、公然と非難を始めたというところに、現局面の最大の危機と特徴があります。

まず、HNKです。本来であれば、安倍首相の任命責任を問う声が、嵐のように起こらねばならない問題です。第一次政権の時には、お友達内閣の閣僚の任命責任が、巻き起こり、窮した阿部首相は、悉く答弁に躓き、最終的には政権を放り投げたのです。もちろん、これだけではありませんが、その時と比べても、音なしです。面白いことには、都知事選で、自民党の推薦する桝添候補を応援するのではなく、安倍首相を応援する田母神候補を応援するというシロモノです。二重三重に過ちを犯したのですが、政権は不問に付しているのです。

NHKが、安倍政権の応援団であることは、この間、記事を検証してきましたので、今更ということですが、それでも不安なのでしょう。経営陣に「オトモダチ」を入れ替えたことの意味です。安倍首相の不安感を象徴しています。これは強さというよりも、弱さを顕しているのです。

次は、朝日です。朝日についても、安倍首相尾への謙り、激励、応援メッセージなど、目に余る記事と社説に、愛国者の邪論は、辟易していました。だから、朝日を批判する記事をその都度書いてきました。もうひとつは、朝日の嫌共感情です。中国共産党や北朝鮮を批判するのは、勝手ですが、日本の共産党の活動に対する記事の偏りには、目に余るものがあります。安倍首相と真っ向対立していると中国・北朝鮮の記事は、これでもか、これでもか、と書くくせに、日本いおいて、真っ向対決している日本の共産党のことは、黙殺するか、軽視するか、のどちらかなのです。こうした報道の結果が、国民に何をもたらしているか、明瞭です。ここに、朝日の、というか、朝日だけではありませんが、日本のマスコミの犯罪的役割が浮き彫りになってくるのです。

こうした朝日に対して、安倍政権の打倒を「社是」として掲げていると、国会で発言したのです。確かな証拠も示さずに、日本を代表する新聞社の「社是」について、云々したのです。これは、一朝日の問題ではないでしょう。新聞協会は、この安倍発言に、抗議すべきです。

しかし、このようなことを平気で、しかも国会で言ってしまうところに、橋下氏同様の幼児性が浮き彫りになるのですが、そんなことを言っていられるほどの問題ではありません。安倍首相の発言のひとつひとつが、大ウソであることを、国民的議論で暴いていく必要があるところにまできたのです。愛国者の邪論は、すでに「総辞職・国会解散」か「打倒」をすべき段階にきていることを、ずっと前から主張してきましたので、ある意味、確信しています。そのとおりになってきたじゃないか!と。だから、ここでは、そのひとつひとつについては、繰り返しません。

次は、昨日の共産党の仁比参議院議員とのやりとりのなかで、特定秘密保護法に関する共産党のパンフが誤った報道、懸念を醸成していたと発言したのです。だったら、法的措置を取ればいのです。しかし、安倍首相は、もっと丁寧に説明すれば良かったと法案が通った後で、国民的批判に対して「弁解」「言い訳」をしたのでした。だったら、廃止すればと思うのですが、彼の思考には、そんなことは想定すらしていないのです。だから、これは反省すらしていない、ただのその場しのぎの造り言葉なのでしたが、そのことが、今回の答弁で実証されたのです。

こんなデタラメを、しかも自分を正当化するために、相手を攻撃する!これは安倍首相特有のクセ!性癖ですから、イマサラ始まったことではありません。橋下氏と同じです!だからこそ、もはや、この段階で、ブレーキがかかるどころか、アクセル全開(本当は全壊)なのです。このまま放置しておくと、でっち上げ発言をしても、大丈夫ということになるのは、まさに「必然」ということになり、とんでもないことが起こりますぞ!と言うことを強調しておかなければならないと、警鐘を乱打しておきます。

その点、2月4日付けの朝日に掲載された池澤夏樹「終わりと始まり」の「第一次世界大戦の教訓 誰が薪を積むのか」は説得的でした。

安倍首相の頭の中には、対中包囲網を構築すればするほど、国内の偏狭なナショナリズムは煽れても、その道は国際的孤立に向かっていくことになることなど、想定できないほど、思考回路は、戦前的であり、腐っているのです。彼の情緒的な「美しい日本語」のウラ側にあるとんでもない事実を国民的に暴いていくことこそが、国民を、また他国民との連帯と協和、平和を構築していく唯一の道であることを広げていかなければならないと思っています。

最後に、先ごろ、衆院で、共産党の佐々木議員が経済問題で追及したとき、安倍首相は何一つまともに答えられませんでした。これこそ、教訓です。彼は「事実」に弱い!のです。因みにアベノミクスの破綻は、国会が調べた賃金をあげる企業の少なさに象徴的でした。また昨年の賃金額が、1990年以来最低の水準だったことです。もはや民主党政権の責任ではありません!第一次安倍内閣の水準以下なのです。一年何をやっていたのか!あれだけ、「アベノミクス効果」を喧伝し、「全国津々浦々にまで」などとの美しい日本語を並べ立てていたことの大ウソが白日の下に晒されたのです。しかし、マスコミの批判は、きわめて手ぬるいものです。

応援団化しているのです。そんなことは百も承知で、朝日を攻撃したのです。批判されないように、バリアを張ったのです。それは、こうした大ウソの事実が広がることを、彼は承知しているからです。しかし、消費税増税対策として法人減税をやるというのです。全く判っていないのです。彼の学力は、どうでしょうか?どのレベルでしょうか?

以上、安倍首相の頭の中を分析してみました!一刻も早く、打倒を掲げる国民が多くなることを願って! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする