小旅行で学んだ生と死のたたかい!
昨日まで、ご近所の二つのご家族の方と小旅行に行ってきました。近くの義理の叔母と大学の先輩とお会いしてきました。いずれも有意義でした。私を含めて、皆さん、年金者です。義理の叔母は戦争を体験、軍需工場で働き、軍国少女だったということ、その夫は予科練の特攻兵士でした。17歳で敗戦を迎え、中には特殊潜航艇で戦死した「戦友」もいたことやはじめて当時の学習ノートを見せていただくなど、意義あるものでした。
大学の先輩はご夫婦ともにガンとたたかっておりましたが、40年前の昔と同じように冷静沈着、学習旺盛で、ガンとの真正面から闘い、まさに人生一本勝負これあり!というもので、生と死の境目を勇敢にたたかっていました。
ご近所のお仲間は、実に楽しく、戦後の人生を振り返る良い機会となるともに、残された人生をどのように意義あるものにするか、後10年で確実に、体が動かなくなることを自覚したうえでの癒し旅でした。
拙歌 生と死
生と死の境を生きるひたむきを一生(ひとよ)の大切勇猛果敢
ひたすらに前を見開くアジテーション心の臓器共鳴したりけり
青春の口角泡を飛ばしけり革命めざし歩く駿河台
戦争の後に生まれた者たちの貧乏暮らし懐かしみけり
十七の特攻少年一冊のノート寄せ書き筆圧強し
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さて、今日は、認知症にかかってしまった義理の姉の介護のため、午前中に家を出ますので、短めの記事を書かせていただきます。以下ご覧ください。
スリカエとデタラメとゴマカシ、トリックに満ちた離島防衛作戦!
ポイントは、
1.「島しょ防衛のために必要な部隊を展開できる多機能の輸送艦」とういうことですが、ゴマカシ・スリカエです。これは尖閣諸島を想定しているかのように振る舞っていますが、尖閣に展開する「作戦」としてふさわしい軍備かどうかです。
2.「尖閣」に対して、中国側から見て、「武力行使」は政治的に観て、妥当な戦術かどうかです。この「作戦」は南シナ海の「軍事行動」を「想定」しているようですが、日本が、「実効支配」している尖閣に軍事行動を展開することが、日中の政治的経済的状況からして、中国共産党政権にとって有利なことでしょうか。
3.さらに言えば、尖閣の実行支配をしている日本が、切れ目のない外交交渉・対話力を高めながら尖閣問題を解決する努力をしているかどうか、そのことが、すっかり黙殺されていることをあげておかなければなりません。この営みを想定外におくための手口と理解しておかなければなりません。
4.それは、戦後処理を曖昧にしておくことで、誰が利益を得ているのかということと無関係ではありません。そうです。尖閣・竹島・千島など、日本の領土問題で利益を得ているのはアメリカに他なりません。このことを再度強調しておきます。
5.もう一つは、尖閣をめぐって武力行使が展開されることによる損実について、安倍政権はどれだけのことを想定しているか、です。安倍政権は集団的自衛権行使を決めることが抑止力であるとしていますが、この悪魔のサイクルの破たんは、戦後の軍備拡大競争で立証されています。武力に対して武力で対抗するという手口が何の役にも立たなうことは、誰が見ても明らかですが、世論調査などをみると、圧倒的多数の国民は、この悪魔のサイクルの無謀さについて自覚しつつあります。
6.最後に必ず、と言って良いほど出てくるのが「災害救助」です。これを使うことで、国民の「理解」を得ようとしている姑息が浮き彫りになります。この手口を逆手に取ることが大切ではないでしょうか?そうです。自衛隊の改組です。災害救助隊に、国境警備隊に、奮闘調停部隊に改組するのです。非軍事抑止力を使うのです。相手の弱点を突くのです。これ鉄則です。
大切なことは国民の政治的体験!何をどう積み上げていくか!
7.問題は、国民がどのような行動をとっていくか、そのことに尽きるのではないでしょうか?世論調査型の民主主義、大衆行動民主主義、選挙型民主主義の組み合わせを有効に、相乗的に組み合わせていくかどうか、そのためには、全国を一つにした連帯を構築することではないでしょうか?
小旅行中にも、最近の政治に対する談議になった時に、ご近所さんの話していたことに象徴的でした。それは「どうせ、ウチらが何を言ってもかわらないよ」というものでした。これは、どんな小さな声も集まれば巨大な流れになるという政治的体験が希薄なことを示している好例のような気がしました。ここにあるのは国民の不満・要求・気分を束ねていく政党の責任です。これについては、別稿で記事にします。
時事通信 強襲揚陸艦導入へ調査費=離島防衛強化で-防衛省 (2014/08/03-14:37)
http://i.jiji.jp/jc/i?g=pol_30&k=2014080300083
米海軍の強襲揚陸艦「マキン・アイランド」の甲板=7月7日、米サンディエゴ(防衛省提供)
防衛省は3日、自衛隊部隊や各種装備を輸送し上陸させる機能を持つ強襲揚陸艦を海上自衛隊に導入するための調査費を、2015年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めた。来年度から必要な機能や規模の検討を始め、早ければ19年度からの配備を目指す。
小野寺五典防衛相は先月、米サンディエゴの米海軍施設を訪問し、強襲揚陸艦「マキン・アイランド」を視察。その後、「島しょ防衛のために必要な部隊を展開できる多機能の輸送艦という意味合いで考えたい。速やかに計画に移したい」と記者団に述べ、検討に着手する考えを表明した。
政府が昨年12月にまとめた新たな防衛大綱は、中国の海洋進出を念頭に南西諸島の島しょ防衛重視を掲げた。防衛省は米海兵隊をモデルとする「水陸機動団」の創設や、陸上自衛隊への新型輸送機MV22オスプレイ配備を踏まえ、強襲揚陸艦の導入は離島防衛能力向上につながると判断した。
強襲揚陸艦は広い甲板を持ち、1000人以上の部隊の他に多数のオスプレイや上陸用の水陸両用車を運ぶことができる。有事には作戦を指揮する司令部の機能を担うこともできる。
東日本大震災の被災地支援では、米軍が強襲揚陸艦を救援物資の輸送基地として利用したこともあり、防衛省は災害時の活用も検討する。同省は調査費を使って、米英などの運用状況を研究する方針だ。(引用ここまで)