マスコミは日米軍事同盟抑止力安全保障神話から脱却せよ!
翁長県知事と菅官房長官の会談を伝えるテレビや新聞が一貫して黙殺していること、それは「憲法9条を活かす、使う」という思想が欠落していることです。こうした情報戦の下におかれた国民も、「憲法9条を活かす」視点で、沖縄問題や集団的自衛権行使と自衛隊の武力行使問題を捉えていくということが欠落しているのではないでしょうか。
未だに「憲法9条を守る」などというコピーを使っている「護憲」派もいます。マンネリも甚だしい限りです。こうした視点では、国民的展望を構築することはできないでしょう。
菅官房長官が翁長県知事語ったことは、壊れたレコードと同じです。耳にタコができてしまうほどです。しかし、菅官房長官が、未だにこのような日米軍事同盟の「抑止力」論を語り、普天間の固定化で脅すのか、それはこうした言葉を吐けば、支持をする国民がいると、彼らなりに「確信」があるからでしょう。それは、日々マスコミが垂れ流す「危機」と「脅威」が国民の中に沈殿していることに依拠している、利用していることを見抜いていく必要があります。
しかし、「革新」「護憲」派と言われている人びとは、こうした日本の「思潮」「風評」状況に対して、友好な「風評」を使っているでしょうか?否!と言わなければなりません。安倍派の「危機」と「脅威」に対して、憲法破壊の「危機」「脅威」をもって対抗しているだけとは言いませんが、それに近い対応をしているのです。だから、両者は噛み合っていません!だから、世論調査でも、「わからない」派が3割前後を占めてしまうのです。安倍首相が集団的自衛権行使を容認しろと言うときに必ず持ち出していたのが、対中「危機」「脅威」論、それを正当化するための「軍事抑止力」論、それを支える日米軍事同盟であることは一目瞭然です。
しかし、こうした安倍派の打ち出しに巧妙に噛み合う路線、しかも国民に向けて判りやすい「風評」を打ち出すことに成功していません!そこに「革新」「護憲」派の運動論、思想の弱点、マンネリズムが浮き彫りになります。以下をご覧ください。
これが対中脅威論の最大の口実の実態だ!
だが、これをひた隠しにしている安倍政権とマスコミを告発・団罪せよ!
尖閣諸島周辺海域における中国公船等の動向と我が国の対処
-中国公船等による領海侵入の実態-
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/page24_000162.html
中国公船等による尖閣諸島周辺の接続水域内入域及び領海侵入隻数(月別)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/senkaku/index.html
安倍・菅派の安全保障論の最大の弱点は、彼らが口にする「危機」「脅威」は、尖閣問題について言えば、石原元東京都知事の挑発的言動が始まりであることです。これについては、策略であることを、まずもって「風評」にまでしていかなければなりません!
尖閣諸島と石原慎太郎とヘリテージ財団 - ニュースの真相
尖閣諸島と石原慎太郎とヘリテージ財団 sarabande - 阿修羅
石原慎太郎氏によるヘリテージ財団での「尖閣購入発言」のお膳立てをしした「クリングナー論文」
石原代表とマスコミの憲法軽視と知的劣化、日本の歴史冒涜に呆れつつ、それでも選挙で歴史的変革を!その3 2012-12-15 23:38:45 | 日記
日米軍事同盟の抑止力を言う前にやることは山ほどあるぞ!
今頃になってやるのではなく、もっと前からやるべきだ!
集団的自衛権行使閣議決定以前にやるべきことは
憲法9条の非軍事的手段を駆使することだ!
紛争の種を撒いて「脅威」を扇動し軍事抑止力を正当化する手口は放棄せよ!
時事通信 日中「新しい友好の時代」=歌舞伎・京劇公演で安倍首相メッセージ 2015/04/04-16:02http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015040400147
【北京時事】北京で行われた歌舞伎と中国の伝統演劇「京劇」の合同公演を祝うレセプションが4日、北京市内で催された。安倍晋三首相が公演開催を祝うメッセージを寄せ、「日中両国はさまざまな分野で新しい友好の時代を迎えようとしている」と、両国の関係改善へ期待を示した。
中曽根弘文元外相(自民党歌舞伎振興議員連盟会長)が代読した。メッセージは戦後の歌舞伎と京劇の交流を振り返り、「生きている伝統文化の交流が再び両国の友好親善の歴史を刻んだ」と意義を強調した。
公演は3日までの2日間開催され、地元の多くの人々が日中の古典芸能を堪能した。レセプションには歌舞伎を披露した尾上菊之助さんや京劇の俳優らも出席した。(引用ここまで)
これぞ憲法9条の具体化!「対話と交流」こそ、平和の土台!
挑発的言動を繰り返す安倍首相より素晴らしい若者に大アッパレ!
NHKは、このような企画を率先して報道すべし!
NHK 中国・上海 日中の学生合同の成人式 4月4日 20時27分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150404/k10010038711000.html
成人式では、双方の学生の代表が誓いのことばを述べ合い、日本側の佐伯浩輔さんは「日中友好のために何ができるのか考え、失敗を恐れず、積極的に行動できる大人になりたい」と述べました。
一方、中国側の楊卓恩さんは「自分たちの歴史的な責任を十分に認識して若者どうしで手を取り合って努力し、中国と日本の友好の新しいページを描きたい」と述べました。
このあと学生たちは、中国に暮らす日本人たちによる和太鼓の演奏や上海のアイドルグループの歌を楽しみ、交流を深めていました。参加した中国の女子大学生は「中国にも成人式はありますが、これほど厳かではありません。社会で責任を負うことを意識させる儀式だと思いました」と話していました。今回の成人式開催に携わった留学生の沖紗綾さんは「この行事が中国で日本の成人式を知ってもらう毎年の恒例行事になり、日本と中国の関係がもっとよくなってほしいです」と話しています。(引用ここまで)
この中で、長崎市の高校3年生で、祖父母が被爆したという小柳雅樹さん(17)は、被爆者が受けた被害を広く伝えたいと話したうえで「いろいろな言語を駆使して核兵器をなくすために世界を説得していきましょう」と呼びかけました。
また、アメリカの高校生、イーサン・マーさん(18)は、アメリカの歴史の教科書に広島や長崎のことは、ほんの少ししか載っていないとしたうえで、「70年前の広島で大変なことが起きていたことを自分の目で確かめることができました。被爆から立ち上がり復興した広島の人々のことを、これからも覚えておきたい」と話しました。
さらに、ロシアの高校生、バレリア・セルコバさん(18)は「私たち若者は、政治家に手紙を書くなど、大胆に動くことができます。核軍縮と平和を実現するために、まず一人一人が行動することが欠かせません」と訴えました。
会議のあと小柳さんは、「アメリカやロシアは核保有国ですが、政府とは少し違った高校生たちの意見を知ることができました。今後も連携して核廃絶を訴える署名活動などに共に取り組んでいきたい」と話していました。(引用ここまで)
NHK 尖閣沖で中国海警局の2隻航行 4月5日 16時21分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150405/k10010039261000.html
第11管区海上保安本部によりますと、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船2隻が、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行しています。2隻は5日午後3時現在、大正島の北東およそ27キロを航行していて、海上保安本部が領海に近づかないよう警告と監視を続けています。(引用ここまで)
政府は、4日午前10時すぎ、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船3隻が日本の領海に侵入したことから、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を「官邸対策室」に切り替え、情報収集と警戒に当たっています。(引用ここまで)