愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

普天間固定化の脅し=日米軍事同盟の「抑止力」論は憲法9条を使う、活かすことで破綻するぞ!

2015-04-05 | 沖縄

マスコミは日米軍事同盟抑止力安全保障神話から脱却せよ!

翁長県知事と菅官房長官の会談を伝えるテレビや新聞が一貫して黙殺していること、それは「憲法9条を活かす、使う」という思想が欠落していることです。こうした情報戦の下におかれた国民も、「憲法9条を活かす」視点で、沖縄問題や集団的自衛権行使と自衛隊の武力行使問題を捉えていくということが欠落しているのではないでしょうか。

未だに「憲法9条を守る」などというコピーを使っている「護憲」派もいます。マンネリも甚だしい限りです。こうした視点では、国民的展望を構築することはできないでしょう。

菅官房長官が翁長県知事語ったことは、壊れたレコードと同じです。耳にタコができてしまうほどです。しかし、菅官房長官が、未だにこのような日米軍事同盟の「抑止力」論を語り、普天間の固定化で脅すのか、それはこうした言葉を吐けば、支持をする国民がいると、彼らなりに「確信」があるからでしょう。それは、日々マスコミが垂れ流す「危機」と「脅威」が国民の中に沈殿していることに依拠している、利用していることを見抜いていく必要があります。

しかし、「革新」「護憲」派と言われている人びとは、こうした日本の「思潮」「風評」状況に対して、友好な「風評」を使っているでしょうか?否!と言わなければなりません。安倍派の「危機」と「脅威」に対して、憲法破壊の「危機」「脅威」をもって対抗しているだけとは言いませんが、それに近い対応をしているのです。だから、両者は噛み合っていません!だから、世論調査でも、「わからない」派が3割前後を占めてしまうのです。安倍首相が集団的自衛権行使を容認しろと言うときに必ず持ち出していたのが、対中「危機」「脅威」論、それを正当化するための「軍事抑止力」論、それを支える日米軍事同盟であることは一目瞭然です。

しかし、こうした安倍派の打ち出しに巧妙に噛み合う路線、しかも国民に向けて判りやすい「風評」を打ち出すことに成功していません!そこに「革新」「護憲」派の運動論、思想の弱点、マンネリズムが浮き彫りになります。以下をご覧ください。

これが対中脅威論の最大の口実の実態だ!

だが、これをひた隠しにしている安倍政権とマスコミを告発・団罪せよ!

尖閣諸島周辺海域における中国公船等の動向と我が国の対処
-中国公船等による領海侵入の実態-

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/page24_000162.html

中国公船等による尖閣諸島周辺の接続水域内入域及び領海侵入隻数(月別)

http://www.kaiho.mlit.go.jp/senkaku/index.html

安倍・菅派の安全保障論の最大の弱点は、彼らが口にする「危機」「脅威」は、尖閣問題について言えば、石原元東京都知事の挑発的言動が始まりであることです。これについては、策略であることを、まずもって「風評」にまでしていかなければなりません!

尖閣諸島と石原慎太郎とヘリテージ財団 - ニュースの真相

尖閣諸島と石原慎太郎とヘリテージ財団 sarabande - 阿修羅

石原慎太郎氏によるヘリテージ財団での「尖閣購入発言」のお膳立てをしした「クリングナー論文」

 

 

石原代表とマスコミの憲法軽視と知的劣化、日本の歴史冒涜に呆れつつ、それでも選挙で歴史的変革を!その3 2012-12-15 23:38:45 | 日記

意図的に造られた「危機」「脅威」と「軍事抑止力」論としての日米軍事同盟深化論、それを具体化するためのガイドラインの改悪、集団的自衛権行使と自衛隊の海外派兵と武力行使にどのように対抗するか、愛国者の邪論は、彼らの主張する、根拠としている「危機」「脅威」。「軍事抑止力」論に対抗する憲法9条を活かす!使う!と言うこと、このことこそが、圧倒的多数の国民の支持と共感を得ていく最大最良の途であると確信するものです。
 
憲法9条は、いわば、「錦の御旗」として位置付けられるべきものです。これを否定する勢力は「賊軍」として扱うべきなのです。こうした判りやすい「風評」を拡散していくことで、安倍派を孤立させるのです。そのためには、以下の記事をご覧ください。安倍派も、したたかです。巧妙に切り返してきました。しかし、そこにこそ、安倍派の弱点が透けて見えてくるのです。安倍派の危険な企みは企みとして国民に報せていくことは当然としても、彼らの弱点である憲法9条を使う、活かすという視点を国民に拡散していくことが、彼らの口実を打ち破る唯一の途であることを、強調しておきます。

 

日米軍事同盟の抑止力を言う前にやることは山ほどあるぞ!

今頃になってやるのではなく、もっと前からやるべきだ!

集団的自衛権行使閣議決定以前にやるべきことは

憲法9条の非軍事的手段を駆使することだ!

紛争の種を撒いて「脅威」を扇動し軍事抑止力を正当化する手口は放棄せよ!

時事通信 日中「新しい友好の時代」=歌舞伎・京劇公演で安倍首相メッセージ 2015/04/04-16:02http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015040400147

【北京時事】北京で行われた歌舞伎と中国の伝統演劇「京劇」の合同公演を祝うレセプションが4日、北京市内で催された。安倍晋三首相が公演開催を祝うメッセージを寄せ、「日中両国はさまざまな分野で新しい友好の時代を迎えようとしている」と、両国の関係改善へ期待を示した。
中曽根弘文元外相(自民党歌舞伎振興議員連盟会長)が代読した。メッセージは戦後の歌舞伎と京劇の交流を振り返り、「生きている伝統文化の交流が再び両国の友好親善の歴史を刻んだ」と意義を強調した。
公演は3日までの2日間開催され、地元の多くの人々が日中の古典芸能を堪能した。レセプションには歌舞伎を披露した尾上菊之助さんや京劇の俳優らも出席した。(引用ここまで

これぞ憲法9条の具体化!「対話と交流」こそ、平和の土台!

挑発的言動を繰り返す安倍首相より素晴らしい若者に大アッパレ!

NHKは、このような企画を率先して報道すべし!

NHK 中国・上海 日中の学生合同の成人式 4月4日 20時27分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150404/k10010038711000.html

日本の新年度に合わせて、中国・上海で日中両国の大学生たちが合同の成人式を開き、友好を深めていくことを誓い合いました。
これは、日本からの留学生たちが、中国の大学生たちに日本の成人式を知ってもらい交流を深めようと開催したもので、上海のホテルには振り袖や浴衣を着た日中の大学生およそ200人が集まりました。
成人式では、双方の学生の代表が誓いのことばを述べ合い、日本側の佐伯浩輔さんは日中友好のために何ができるのか考え、失敗を恐れず、積極的に行動できる大人になりたい」と述べました。
一方、中国側の楊卓恩さんは自分たちの歴史的な責任を十分に認識して若者どうしで手を取り合って努力し、中国と日本の友好の新しいページを描きたい」と述べました。
このあと学生たちは、中国に暮らす日本人たちによる和太鼓の演奏や上海のアイドルグループの歌を楽しみ、交流を深めていました。参加した中国の女子大学生は「中国にも成人式はありますが、これほど厳かではありません。社会で責任を負うことを意識させる儀式だと思いました」と話していました。今回の成人式開催に携わった留学生の沖紗綾さんは「この行事が中国で日本の成人式を知ってもらう毎年の恒例行事になり、日本と中国の関係がもっとよくなってほしいです」と話しています。(引用ここまで
 
核兵器廃絶に向けて安倍政権が企画すべきことだろう!
世界の指導者に呼びかけた岸田外相が率先して若者を招待しろ!
世界各地の若者をヒロシマ・ナガサキに招いて対話と交流を!
 
NHK 日米ロの高校生 核兵器なき世界へ意見発表 4月4日 16時26分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150404/k10010038401000.html
日米ロの高校生 核兵器なき世界へ意見発表
 
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広島と長崎に原爆が投下されて70年となるのに合わせて、日本とアメリカ、それにロシアの高校生が、核兵器のない世界の実現について意見を発表し合う会議が広島市で開かれました
会議は、被爆70年のことし、核兵器のない平和な世界の実現について若い人たちに議論を深めてもらい、被爆地・広島から世界に発信してもらおうと、アメリカの研究機関などが開いたもので、広島や長崎、それにアメリカやロシアからおよそ180人が参加しました。
この中で、長崎市の高校3年生で、祖父母が被爆したという小柳雅樹さん(17)は、被爆者が受けた被害を広く伝えたいと話したうえで「いろいろな言語を駆使して核兵器をなくすために世界を説得していきましょう」と呼びかけました。
また、アメリカの高校生、イーサン・マーさん(18)は、アメリカの歴史の教科書に広島や長崎のことは、ほんの少ししか載っていないとしたうえで、「70年前の広島で大変なことが起きていたことを自分の目で確かめることができました。被爆から立ち上がり復興した広島の人々のことを、これからも覚えておきたい」と話しました
さらに、ロシアの高校生、バレリア・セルコバさん(18は「私たち若者は、政治家に手紙を書くなど、大胆に動くことができます。核軍縮と平和を実現するために、まず一人一人が行動することが欠かせません」と訴えました。
会議のあと小柳さんは、「アメリカやロシアは核保有国ですが、政府とは少し違った高校生たちの意見を知ることができました。今後も連携して核廃絶を訴える署名活動などに共に取り組んでいきたい」と話していました。(引用ここまで
 
NHKは日米軍事同盟の抑止力を正当化するニュースは直ちに中止せよ!
このニュースを垂れ流す時間を友好と連帯の構築のためのニュースにしろ!
それこそが憲法尊重擁護の義務を履行したマスメディアと言えるのだぞ!

NHK 尖閣沖で中国海警局の2隻航行 4月5日 16時21分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150405/k10010039261000.html

第11管区海上保安本部によりますと、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船2隻が、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行しています。2隻は5日午後3時現在、大正島の北東およそ27キロを航行していて、海上保安本部が領海に近づかないよう警告と監視を続けています。(引用ここまで

NHK 中国海警局の1隻 接続水域を出る 4月5日 10時25分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150405/k10010039051000.html
 
第11管区海上保安本部によりますと、沖縄県の尖閣諸島の沖合では、4日、中国海警局の船3隻のうち1隻が、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を出ました。残りの2隻は、その後も接続水域内で航行を続け、5日午前9時現在、久場島の東およそ40キロを航行しています。海上保安本部は、領海に近づかないよう警告と監視を続けています。(引用ここまで
 
「ことしに入って10日となります」程度が
「危機」と「脅威」として扇動されている!
中国政府とは、対話をすべし!領土問題でも論争すべし!
その中から領海・水域・公海の利用のルールが生まれるのだ!
その際のものさしは憲法9条だ!
 
NHK 尖閣沖で中国海警局の3隻が領海侵入 4月4日 13時49分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150404/k10010038391000.html
尖閣沖で中国海警局の3隻が領海侵入
 
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4日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船3隻がおよそ2時間にわたって日本の領海に侵入し、海上保安本部が、再び領海に近づかないよう警告と監視を続けています。
第11管区海上保安本部によりますと、4日午前10時すぎ、尖閣諸島の魚釣島の沖合で中国海警局の船3隻が相次いで日本の領海に侵入しました。3隻は、およそ2時間にわたって領海内で航行を続け、正午すぎに領海から出たということです。このあと3隻は、領海のすぐ外側にある接続水域で航行を続けていて、海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。尖閣諸島の沖合で中国当局の船が領海に侵入したのは、先月30日以来で、ことしに入って10日となります。
政府は、4日午前10時すぎ、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船3隻が日本の領海に侵入したことから、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を「官邸対策室」に切り替え、情報収集と警戒に当たっています。(引用ここまで
 
NHK 中国海警局の船3隻 接続水域を航行 4月4日 10時34分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150404/k10010038331000.html
 
第11管区海上保安本部によりますと、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船3隻が日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行しています。3隻は4日午前7時半前後に相次いで接続水域に入り、4日午前9時現在、魚釣島の西北西、およそ29キロを航行しているということです。海上保安本部は3隻に対し、領海に近づかないよう警告と監視を続けています。(引用ここまで
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翁長・菅会談を現地沖縄二紙はどう伝えたか!問答無用路線を批判する翁長県知事に固定化論で威嚇!

2015-04-05 | 沖縄

「断念すると普天間の固定化にもつながる」論こそ、国民目線の放棄を暴露!

安倍政権はアメリカ政権の出張所であることを暴露!

沖縄の立場をアメリカ政権に伝える日本国政府の責任を放棄!

自民党・公明党を支持した国民に問われる安倍自公政権の対米従属性!

辺野古移設は

普天間の危険性除去と抑止力維持の双方を満たす唯一の解決策ではない!

そもそも「日米同盟」の「抑止力」論を正当化する「危機」「脅威」は破たん!

沖縄タイムス 翁長知事「新基地できないと確信」 菅長官「話し合いの第一歩」 2015年4月5日 10:35http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=110412

 
 初会談する翁長雄志知事(右)と菅義偉官房長官=5日午前9時45分、那覇市・ANAクラウンプラザ沖縄ハーバービュー

初会談する翁長雄志知事(右)と菅義偉官房長官=5日午前9時45分、那覇市・ANAクラウンプラザ沖縄ハーバービュー

翁長雄志知事は5日午前、来県中の菅義偉官房長官と那覇市内のホテルで会談し、米軍普天間飛行場名護市辺野古への移設について「辺野古の新基地は建設できないと確信している」と強調した。その上で、菅氏が辺野古移設を「粛々と進める」と繰り返す表現に対し「問答無用と感じる。上から目線の言葉であり、使うほど(県民の)怒りが増幅するのではないか」と批判した。一方、菅氏は辺野古移設は、普天間の危険性除去と抑止力維持の双方を満たす唯一の解決策と政府は考えている。断念すると普天間の固定化にもつながる」と述べ、辺野古移設を推進する考えに変わりのないことを強調した。会談は同日午前10時半に終わり、菅官房長官と翁長知事がそれぞれ記者の囲み取材に応じた。菅氏は国と県の話し合いを進めていく第一歩」、翁長氏は平行線だったが言いたいことは申し上げた」と述べた。(引用ここまで

琉球新報 菅氏と翁長知事が初会談 知事、首相との面談要請 官房長官「辺野古断念は普天間固定化」 2015年4月5日 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241448-storytopic-3.html

初めての会談に望む菅義偉官房長官(手前左)と翁長雄志知事=5日午前9時40分ごろ、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

菅義偉官房長官と翁長雄志知事の会談が5日午前、那覇市内のホテルで行われた。両氏の会談は米軍普天間飛行場の護市辺野古移設に反対する翁長知事が昨年12月に就任後、初めてとなった。会談は冒頭部分のみが報道陣へ公開され、残りは非公開となった冒頭の公開部分では、辺野古移設の是非をめぐり、互いの主張をぶつけ合った
冒頭で菅官房長官は辺野古移設を断念することは普天間飛行場の固定化につながる」と述べ、辺野古移設を推進する考えを強調した。また垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの訓練移転などの負担軽減策、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の沖縄進出にも触れ、沖縄振興に注力すと強調し、移設への理解を求めた。
これに対して翁長知事は「(菅官房長官が言う)『粛々』という言葉が、かつての沖縄の自治は神話だと言った(米軍統治下の)キャラウェイ高等弁務官の言葉と重なる」と指摘した。その上で「辺野古に移設できなければ、世界一危険と言われる普天間飛行場が本当に固定化されるのかぜひ聞かせてほしい」と反論した。また翁長知事は安倍総理との面談の手配をお願いしたい。辺野古の建設を中止し、しっかりと話し合って基地問題を解決していただきたい」と首相との面談も求めた。【琉球新報電子版】(引用ここまで

琉球新報 議論は平行線 知事「とっかかりに」 菅氏「話し合いの第一歩」2015年4月5日 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241460-storytopic-3.html

菅義偉官房長官と翁長雄志知事の初会談は5日、那覇市内のホテルで約1時間行われた。会談後、両氏はそれぞれ非公開部分の議論の内容や互いの印象などについて報道陣の取材に答えた
菅官房長官は知事と率直な意見交換ができて、話し合いをするための第一歩になった」と述べ、辺野古移設に向けて県へ理解を求める立場をあらためて強調した。安倍晋三首相との面談を知事から求められたことについて「具体的にどういう形かまだ聞いていない。沖縄側の考えを聞く中で進めていきたい」と述べた。
翁長知事は、国と議論していく契機になったかと記者団に問われ「平行線ではあったが、とっかかりにしないといけないだろう」と答えた。会談した印象については「長官からすると大変きつい話だっただろう。しっかり聞いてはいたが、どのように心の中でそしゃくしたかは読めなかった」と語った。【琉球新報電子版】 (引用ここまで

日米同盟の抑止力=ムチと沖縄振興策=アメを自国民に使い分ける

不道徳政権は打倒しかない!

時事通信 菅官房長官と翁長沖縄知事の会談要旨 2015/04/05-15:18 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015040500097

官房長官と翁長雄志沖縄県知事の5日の会談要旨は次の通り。
菅氏 政府としては沖縄県に米軍基地が集中し、県民に大きな負担をお願いしていることについては重く受け止めている。安倍政権として負担軽減のためにやれることは全てやる。
最重要は普天間飛行場の危険除去だ。固定化はあってはならない。日米同盟の抑止力維持と危険除去を考えたとき、辺野古移設は唯一の解決策だ。辺野古移設を断念することは、普天間の固定化につながる。関係法令に基づき、環境や住民の生活に配慮しながら工事を粛々と進めているところだ。埋め立て工事はぜひ進めさせていただきたい。
沖縄振興策だが、沖縄は東アジアの中心部に位置し、着実に経済発展すると思っている。沖縄県としっかり連携しながら進めていきたい。
翁長氏 沖縄県に多くの米軍施設を負担させておいて、日本の国を守るといっても、よその国から見るとその覚悟のほどがどうだろうか(と疑問を持たれる)と思う。今日まで沖縄県が自ら基地を提供したことはないと強調しておきたい。全て強制接収されたわけだ。
今や世界一、普天間は危険だから大変だという話になって、その危険除去のために沖縄県で負担しろという話をされること自体が日本政治の堕落ではないか。官房長官は「粛々」という言葉をよく使われる。上から目線の「粛々」という言葉を使えば使うほど、県民の怒りは増幅する。私は辺野古の新基地は絶対建設できないという確信を持っている。不可能だろう。
(県知事選などで)辺野古基地反対という県民の圧倒的な考えが示された。安倍首相にもお話しする機会があると大変ありがたい。(引用ここまで
 

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普天間基地の辺野古移設と政府の立場で報道するテレビ各社に大喝!新基地建設で沖縄負担増に!

2015-04-05 | 沖縄

視て視ぬふりをして辺野古基地建設の本質を曖昧にするテレビに大喝!

どのテレビも「移設」と表現!「基地建設」とは言わない!

「軍事抑止力」論が更なる「軍事抑止力」を産む=矛盾の諺を視れば明瞭だ!

新基地建設で沖縄の負担は増大する!

普天間固定化の脅しはアメリカ追随を示す不道徳!

誰のための政権か!自覚なし!

日テレ 菅長官と翁長知事 初会談も“溝”埋まらず <2015年4月5日 15:08 >http://www.news24.jp/articles/2015/04/05/04272395.html

沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設を巡り政府と沖縄県の対立が深まる中、菅官房長官と翁長知事が5日、那覇市内で初めて会談した。しかし両者の溝は埋まらなかった。

菅官房長官世界で一番危険な飛行場といわれていて、危険除去(が必要で)、固定化はあってはならない

翁長知事今日まで沖縄県は自ら基地を提供したことはないと強調しておきたい。 私は辺野古の新基地は絶対に建設することはできないという確信をもっています

菅長官は普天間基地危険除去の必要性に加え、沖縄の経済振興策についても進めていく考を示し、辺野古への移設に理解を求めた。しかし、翁長知事は辺野古移設にあくまでも反対していく考えを強調し、議論は平行線に終わった。

菅長官は今回の会談について国と沖縄県が話し合いを進める第一歩となった」と語った。また翁長知事は菅長官に安倍首相との直接会談を求めた。

政府は今後も基地負担の軽減策や経済政策に取り組む姿勢を示しながら沖縄県側の信頼を取り戻したい考え。(引用ここまで

 

TBS 普天間移設で初会談、官房長官と県知事の主張は平行線  05日11:31  http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2461584.html

 

沖縄を訪問した菅官房長官は翁長知事と初めて会談しましたが、焦点のアメリカ軍普天間基地の移設問題については、両者の主張は平行線をたどりました。会談はおよそ1時間にわたって行なわれ、後半は事務方も排除して、1対1の直接対決となりました。

辺野古移設を断念することは普天間の固定化にもつながる。今工事を粛々と進めているところ」(菅義偉 官房長官

上から目線の『粛々』という言葉を使えば使うほど、県民の心は離れて怒りは増幅をしていくのではないか」(沖縄県 翁長雄志知事

 

会談の冒頭、菅長官は、沖縄の基地負担軽減策や経済の振興策について説明した上で、普天間基地の危険除去のためには、名護市辺野古沖への基地移設が唯一の解決策であるとして理解を求めましたこれに対して翁長知事は、「沖縄は自ら基地を提供したことはない」「辺野古の新基地は絶対に建設することはできないと確信している」などと反論しました。さらに翁長知事は安倍総理との会談を求めましたが、菅長官は「具体的には聞いていないので沖縄の考えを聞く中で進めていきたい」と述べるにとどめ、両者の会談は平行線に終わりました。(引用ここまで

TBS 沖縄県知事「始めの一歩」、市民数百人は抗議の声  05日11:32 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2461806.html

会談を終えた翁長知事は、話し合いは平行線ながら、「始めの一歩」として評価しています。

「きょうは平行線でありましたけど、私の言いたいことは申し上げましたし。いずれにしろ意見の言い合いをしましたから、それはとっかかりとして」(翁長沖縄県知事

一方、会談の行われたホテル前には、基地移設に反対する市民数百人が集まり抗議の声をあげました。

辺野古にもウチナーンチュ(沖縄人)は住んでいる。(普天間基地移設で)危険除去なんて馬鹿な話はないでしょ。だから新たに新基地を作ることも我々は許さない、反対だと」(抗議に訪れた県民
一度、辺野古の工事を停止して、話し合いの場を持って欲しいと思います」(抗議に訪れた県民

翁長知事が就任して4か月が経ち初めて実現した菅官房長官との会談でしたが、移設問題については平行線のままでした。一方で、政府による辺野古移設に向けた作業は、着々と進められています。(引用ここまで

FNN 普天間問題 菅長官と沖縄・翁長知事が初会談 双方の主張対立 04/05 12:11 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00289659.html

アメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐり、政府と沖縄県の対立が深まる中、菅官房長官と翁長知事が5日午前、初めて会談した。
会談は、冒頭30分が公開され、焦点の普天間基地の移設問題をめぐっては、双方の主張が対立した。
菅官房長官は「(普天間基地の)危険除去、こうしたことを考えたときに、辺野古移設というのが、唯一の解決策であるというふうに政府は考えていおります」と述べた。
翁長知事は、「私は辺野古の新基地は、絶対に建設することはできないという確信を持っております」と述べた。
翁長知事の就任後、初めて行われた会談で、菅官房長官は、普天間基地の危険性を除去するため、名護市辺野古への移設に理解を求めた。これに対して、翁長知事は日本の安全保障は国民全体で負担すべきと、移設計画の断念を求め、会談は物別れに終わった。
菅官房長官は、「これから、国と沖縄県が話し合いを進めていく、第1歩になったというふうに思っております」と述べた。
翁長知事は基地問題で後退することは、全くございません。平行線でありますけどもね、辺野古を中止して、そして話し合いに応じてくれた方が、一番いいとは思っております」と述べた。翁長知事はあらゆる手法を通じて、移設計画を止めるとしていて、政府が、このまま移設作業を続ければ、双方の対立関係が、いっそう深まることが予想される。 (引用ここまで

テレビ朝日 初会談… 「第一歩」菅長官vs「問答無用」翁長知事 (04/05 11:50) http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000047790.html

沖縄県を訪れている菅官房長官が翁長知事と初めて会談し、普天間飛行場の名護市辺野古への移設について協議しました。会談が終わったばかりのホテル前から報告です。
(政治部・水頭洋太記者報告)
那覇市内のホテルで、約1時間にわたって会談が行われていました。
菅官房長官:「最重要なのは普天間飛行場の危険除去。辺野古移設を断念することは、普天間基地の固定化にもつながる
翁長沖縄県知事:「官房長官が『粛々(と進める)』という言葉を何回も使われる。僕からすると、問答無用という姿勢が埋め立て工事に関して感じる
菅長官は普天間基地を辺野古に移設することで海兵隊員を半分に減らせるなど、負担軽減が実現すると理解を求めました。また、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の沖縄への誘致など、振興に取り組む姿勢を強調しました。これに対して、翁長知事は辺野古の新基地は絶対に建設できない」としたうえで、沖縄県の民意に耳を傾けるべきだと主張しました。会談終了後、菅長官は5日の会談が第一歩になったと評価したのに対して、翁長知事もっと早く話すべきだったと不快感を示しました。(引用ここまで

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辺野古基地建設を移設とゴマカス手口は人間を神とスリカエ・ゴマカシた手口と同じだ!現人神論だ!

2015-04-05 | 沖縄

「新基地建設」反対を「移設」反対とスリカエ・ゴマカス!

安倍首相応援団=産経などの姑息浮き彫り記事!

産経 菅官房長官「辺野古移設が唯一の解決策」 翁長知事は移設反対を主張、首相との会談要求 2015.4.5 11:37更新http://www.sankei.com/politics/news/150405/plt1504050008-n1.html

沖縄県の翁長雄志知事=4日、沖縄県宜野湾市

菅義偉(すが・よしひで)官房長官と翁長雄志(おなが・たけし)沖縄県知事は5日午前、那覇市内のホテルで初めて会談した。菅氏は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設に理解を求めた。翁長氏は移設に反対と訴えた上で、安倍晋三首相との会談を要求した。会談は1時間ほど行われた。

菅氏は普天間飛行場の辺野古移設について「国の安全を守るのは国の責務だ。日米同盟と抑止力の維持、危険性除去を考えたときに辺野古移設は唯一の解決策だ」と述べた。また「一つ一つ負担を軽減し、沖縄と連携しながら信頼を取り戻したい」とも述べ、沖縄の基地負担軽減に努めていくことも伝えた。

翁長氏は「(辺野古に移設しなければ)本当に普天間の固定化につながるのか。危険除去のために負担しろという話をすること自体が日本国の政治の堕落だ」と反論、「辺野古の新基地は絶対に建設できないと確信を持っている」と主張した。さらに「首相に会う機会があればありがたい」と述べた。

会談終了後、菅氏は記者団に対し、首相と翁長氏との会談について「沖縄県の考え方を聞く中で進めたい」と語った。

一方の翁長氏は記者団に対し、「菅氏とは意見の言い合いをした。(今後の話し合いの)とっかかりにしなければならない」と述べた。辺野古への移設に関しては「基地問題で後退することはない」と明言した。その上で「辺野古(移設の作業)を中止して話し合いに応じてくれるのが一番いい」と語った。(引用ここまで

NHK 菅官房長官と翁長知事が初会談 4月5日 10時02分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150405/k10010039041000.html

 

菅官房長官と翁長知事が初会談
 

 

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沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り政府と沖縄県の対立が深まるなか、菅官房長官と沖縄県の翁長知事が初めて会談しており、菅官房長官が、普天間基地の危険性の除去に向けて計画への理解を求めたのに対し、翁長知事は、計画を断念するよう求めました。

 

沖縄のアメリカ軍普天間基地を巡って、政府は名護市辺野古への移設計画を着実に進める方針なのに対し、沖縄県の翁長知事あらゆる手法を駆使して計画を阻止する考えで、双方の対立が深まっています。
こうしたなか、4日に沖縄入りした菅官房長官と翁長知事は、5日午前9時半から那覇市内のホテルで、去年12月の翁長知事の就任後、初めて会談しています。
会談の冒頭、菅官房長官は、「日米同盟の抑止力の維持と普天間基地の危険を除去するため、名護市辺野古への移設が唯一の解決策だ。これは日本とアメリカの間で真摯(しんし)に議論してきた合意事項だ。辺野古への移設を断念すれば普天間基地の固定化にもつながる」と述べ、普天間基地の危険性の除去に向けて移設計画への理解を求めました。そのうえで菅官房長官は政府として、沖縄県と協力して基地負担の軽減や沖縄振興に引き続き努力する考えを伝えました。
これに対して翁長知事は、「日米安全保障体制は重要だと理解しているが、日本の安全保障は日本国民全体で支えるという気構えがなければならない。沖縄がみずから基地を提供したことはない。辺野古の新基地は絶対に建設することはできないと確信している」と述べ、計画を断念するよう求めました。(引用ここまで
 
時事通信 辺野古移設で協議平行線=政府・沖縄、対話は継続-菅長官と翁長知事が初会談2015/04/05-11:59 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015040500043
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、官房長官と同県の翁長雄志知事が5日午前、那覇市内のホテルで約1時間会談した。席上、菅氏は日米同盟の抑止力維持を考えたとき、辺野古移設はぜひ進めたい」と理解を求めた。しかし、翁長知事は県民の反対を踏まえ「新基地は絶対建設できない。不可能となるだろう」と重ねて反対を表明、協議は平行線に終わった。
両者の正式な会談は、翁長氏が辺野古移設反対を掲げて昨年11月の知事選に勝利した後、初めて。政府と沖縄の対立は根深いが、双方とも対話の継続では一致し、打開策を模索したい考えだ。
菅氏は会談で「抑止力、普天間飛行場の危険除去を考えたとき、辺野古移設は唯一の解決策だ」と指摘。「辺野古移設を断念することは、普天間の固定化につながる。関係法令に基づき、環境などに配慮しながら、粛々と続ける」と述べた。沖縄振興にも言及し、「県としっかりと連携して進めたい」と呼び掛けるとともに、「基地負担軽減のためにやれることは全てやる」と語った。
これに対し、翁長氏は昨年の名護市長選や知事選、衆院選の県内全選挙区で辺野古移設反対派が勝利したことを踏まえ「県民の圧倒的な反対が示された」と強調。「危険除去のために『沖縄県で負担しろ』という話をされること自体が日本政治の堕落ではないか」と政府の姿勢を批判した。
会談後、菅氏は記者団に「これから国と沖縄県で話し合いを進める第一歩になった」とする一方、辺野古移設を推進する方針は「変わりない」と述べた。翁長氏も平行線だが、対話は続けていく。一貫して(代替施設を)造ってはいけないというのは変わらない」と語った。
辺野古移設をめぐっては、翁長氏が3月、作業停止を防衛省沖縄防衛局に指示。これに対し、農林水産相が防衛局の申し立てを認めて知事指示の効力を止める決定を行って対抗、政府と沖縄の亀裂が深まった。(引用ここまで
 
共同通信 普天間めぐり菅氏と知事が初会談 辺野古移設で溝埋まらず 2015/04/05 11:10 http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015040501001277.html

菅義偉官房長官と沖縄県の翁長雄志知事は5日午前、那覇市内のホテルで初めて会談した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)について、菅氏は日米同盟と抑止力の維持、危険性除去を考えたときに辺野古移設は唯一の解決策だ」と述べ、名護市辺野古移設へ理解を求めた。翁長氏は辺野古の新基地は絶対に建設できないと確信を持っている」と反対方針を重ねて強調した。在日米軍基地が集中する沖縄県の負担軽減や、経済振興についても意見交換した。辺野古移設で対立する政府と県が、歩み寄りの糸口を見いだせるかが焦点。会談は約1時間行われた。(引用ここまで

   現地沖縄は辺野古移設とは言っていない! 辺野古基地建設と言っている!

政府・マスコミのスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソ・トリックを暴け!

 

テレビ・新聞・マスメディア・国会は破たんずみの

「日米同盟と抑止力の維持」と「沖縄の負担軽減」論を系統的に検証しろ!

「対話と交流」外交こそ脅威と紛争の最大の抑止力だ!

憲法9条を活かす外交路線を創造的に発展させろ!

 

「辺野古工事中止を」/大江健三郎氏ら 有識者22人緊急声明 [2015.4.2]

「新基地反対」国会議論さらに/BSフジ番組で赤嶺議員 [2015.3.28]

沖縄・辺野古 軍事基地 絶対つくらせない/隣接住民 国連に訴え [2015.3.27]

新基地反対の拠点/沖縄・名護 「共同センター」開設 [2015.3.27]

辺野古新基地に反対/沖縄で議員団を発足 [2015.3.26]

一致団結、屈しない/沖縄県民集会 安慶田副知事の訴え [2015.3.22

止めよう 辺野古新基地/沖縄・名護で集会 県内外から3900人 [2015.3.22]

辺野古新基地建設へお墨付きの場だった/防衛局環境監視委員の辞任表明 琉球大名誉教授 東 清二氏語る/“自然を残すには、戦争と基地は絶対だめ” [2015.3.20

米軍「殴り込み部隊」の出撃拠点 沖縄新基地 どこが「負担軽減」か/参院予算委 山下書記局長の基本的質疑 [2015.3.20]

主張/辺野古米軍新基地/正当化の論拠全て成り立たぬ [2015.3.19]

新基地つくらせない/“沖縄と全国の力で”と集会/山下書記局長があいさつ 参院議員会館 [2015.3.19]

論戦ハイライト/辺野古新基地 「殴り込み」部隊の出撃拠点に/山下書記局長の基本的質疑 参院予算委 [2015.3.18]

どこが「沖縄の負担軽減」か 飛び交うオスプレイ、強襲揚陸艦接岸答えられず/参院予算委 山下書記局長が質問/辺野古新基地建設中止 普天間基地閉鎖・撤去を [2015.3.18] 

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安倍政権が世界の指導者をヒロシマ・ナガサキに招くのは当然!問題は憲法9条を使うかどうかだ!

2015-04-05 | 核兵器廃絶

非人道兵器の核兵器廃絶を呼びかけない安倍政権の手口浮き彫り

岸田外務大臣が、以下の記事にあるように、世界の指導者にヒロシマ・ナガサキを訪問することを呼びかけました。このことそのものは、とても良いことです。愛国者の邪論が呼びかけてきたことです。しかし、愛国者の邪論が安倍政権の岸田大臣と決定的に違っていることは、以下の点です。

1.国家による戦争、武力行使、武力による威嚇=脅し=軍事抑止力を永久に放棄した憲法9条を国際紛争の解決の際に活かすこと、すなわち対話と交流という平和的手段を使うこと、そのためにも、ヒロシマとナガサキを会場にすべきだということを主張しています。この点が決定的に違っています。

2.戦争による唯一の核兵器被投下国である日本が、今や非人道兵器と定義された核兵器の廃絶の先頭に立つことを主張していますが、安倍政権は、こうした視点に立っていません。このことは憲法9条の「威嚇」放棄に反するものです。核兵器を脅しに使っているのです。このことで紛争を解決しようとしているのです。

3.このことは、憲法前文の「恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利」、すなわち平和的生存権の行使と拡大に反するものです。

4.更に言えば、自分は核兵器を保持して、それを使って他国を「威嚇」する行為は、憲法前文にある「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる」という国際協調主義、対等平等主義、国家・民族自決主義に反するものです。

5.北朝鮮やテロリストの「脅威」を口実に、「万一の場合にも、少なくとも、それを、核兵器の使用を個別的・集団的自衛権に基づく極限の状況に限定する」などとする論法は、核兵器抑止力論の破たんを示していると同時に、これらの「脅威」を口実に集団的自衛権行使の際に核兵器を使用することを正当化する、核兵器抑止力安全神話に陥っていることを自ら暴露するもので、非人道兵器の使用を正当化するトンデモナイ思想と言わなければなりません!

6.そもそも、日本は非核三原則を国是としていたはずです。この原則を使った非核地帯条約が世界各地に拡大してきています。現在この非核地帯条約が締結されていない地域は、核兵器保持国周辺地域であることを視れば、日本が東アジアで、どのような役割を果たさなければならないのか、明らかです。日本こそが、非核地帯条約の提唱国、戦争放棄条約提唱国となるべきです。しかし、憲法違反の「軍事抑止力」論、「核兵器抑止力」論に立つ安倍政権は、悉く問題であることを断罪しておかなければなりません。

以上を踏まえると、また各地に展開されてきた非核自治体宣言運動を踏まえると、安倍政権の憲法違反行為は直ちに中止されなければなりません。このような憲法否定の政権は直ちに退陣にさせなければなりません。そのためにも、憲法を活かす政権を樹立することを提唱しておかなければなりません。

付け加えておけば、岸田大臣は、以下にの記事にあるように、その場しのぎ・場当たりの発言でゴマカス、スリカエる名手であることを指摘しておきます。

戦後70年問題で福田元首相の動きを無批判的に流すテレビ・新聞に欠落しているのは憲法活かすだ! 2015-04-04 22:27:47 | 戦後70年

問題点の指摘いっさいなく岸田発言を垂れ流すNHK!

NHK 外相 世界の指導者に広島・長崎訪問呼びかけへ  4月4日 12時03分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150404/k10010038411000.html

外相 世界の指導者に広島・長崎訪問呼びかけへ
 
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岸田外務大臣は、広島市で開かれた会議であいさつし、今月、アメリカで開かれるNPT=核拡散防止条約の再検討会議で、唯一の戦争被爆国である日本として、世界の政治指導者に広島・長崎への訪問を呼びかけたいという考えを示しました。
岸田外務大臣は、広島市で開かれた、世界の高校生たちが核軍縮を話し合う会議に出席し、あいさつしました。この中で、岸田大臣は、今月27日からニューヨークで開かれる、今後の核軍縮の方向性などを議論するNPT=核拡散防止条約の再検討会議に出席する方向で調整していることを踏まえ、「わが国は世界唯一の戦争被爆国として、この会議を重視している」と述べました。そのうえで、岸田大臣は、この会議で日本として、核保有国に対し核戦力に関する透明性を高めることや、世界の政治指導者に被爆地である広島・長崎を訪問することを呼びかけたいとしたうえで、「核兵器のない世界に向けた取り組みを1歩でも2歩でも前進させていきたい」と述べました。(引用ここまで
 

核使用「限定と宣言を」 岸田外相 容認と取れる発言 14年1月21日http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20140121091016979_ja
岸田文雄外相(広島1区)は20日、長崎市で核軍縮・不拡散をテーマに講演し、核兵器の使用を「(保有国は)少なくとも個別的・集団的自衛権に基づく極限の状況に限定するよう宣言すべきだ」と述べた。「核軍縮の現実的なステップ」との位置付けだが、限定的な使用を容認するかのような発言に、会場から疑問や不満の声が上がった

講演は、外相と公募した市民が日本外交について意見を交わす会合の一環。岸田氏は核軍縮・不拡散に向けた日本の新たな構想を説明した。限定使用を認めるかのような発言は、核兵器の役割を低減させる具体策の一つとして紹介された。

岸田氏は「核保有国には核兵器使用の可能性を広くとっている国もある」と指摘。核保有国が極限の状況下だけでの使用を宣言し、それに沿った配備態勢になれば現実的な核軍縮につながるとの見解を示した。

講演後の意見交換で、長崎県被爆2世教職員の会の平野伸人会長(67)は「被爆地には核兵器は絶対使われてはならないという思いがある。使う余地があるというのは納得できない」と批判。別の参加者も「極限の状況では使用を認めるというような発言。核戦争につながるのではないか」とただした。

岸田氏は「使用を認めるという話ではない。核兵器のない世界という大きな目標に前進するための一つの過程、議論として申し上げた」と説明した。

核軍縮・不拡散に向けた日本の新たな構想は、核兵器の数や役割、保有する動機をそれぞれ低減させる具体策などを提案している。会合は、外務省が2002年から全国各地で開いている。長崎市での開催は初めてで、約180人が参加した。(藤村潤平)

【解説】米「抑止力」への依存示す 問われる姿勢・覚悟

核兵器の使用を「極限の状況」では容認するかのような岸田文雄外相の発言は、米国の核抑止力への依存を強調する安倍政権の姿勢を示している。たとえ核兵器廃絶に向けた「現実論」であろうと、被爆地は決して受け入れることはできない。

発言の基になった核軍縮・不拡散に向けた日本の新たな構想は、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対抗する狙い もある。外務省担当者は、日本の安全保障の確保に万全を期すため「核兵器の使用は排除されない」と明言する。

岸田氏の発言は、核兵器の非人道性と不使用に関する国際的な共同声明への賛同を見送った昨春の政府対応とつながる。米国に配慮して「いかなる状況下でも核兵器を使用するべきではない」との文言に難色を示した。昨年10月に出された同趣旨の声明には賛同したが、見送りを判断した考え方は変わっていないことをさらけ出した。

広島市では4月、核非保有12カ国でつくる「軍縮・不拡散イニシアチブ」(NPDI)外相会合が開かれる。岸田氏は今回の構想で外相会合の議論を主導したい構えだ。このままでは、極限状況での核兵器の使用容認を含む構想が被爆地で議論のテーブルに乗ることになりかねない

被爆地の願いには、当然ながら核兵器廃絶とともに不使用も込められている。唯一の戦争被爆国としての姿勢と覚悟が問われている。(藤村潤平)(2014年1月21日朝刊掲載) (引用ここまで


核使用を極限の状況に限定せよと岸田外相 許し難い? あっぱれ? 米「核態勢の見直し」の焼き直し?2014. 2.21 http://kakujoho.net/npt/kshda.html
岸田文雄外相が1月20日に長崎での講演で、核兵器の使用を極限の状況に限定すべきだと述べました。これに対し、核戦争を認めるのかという声と、使用を限定するべきとしたことを評価する声とがあります。『核兵器非人道性声明に日本署名──「拡大抑止政策と整合」と説明する政府』で見たとおり、日本政府は、生物・化学兵器及び大量の通常兵器による日本に対する攻撃に対しても、核兵器で報復する「先制使用」のオプションを米国が維持することを望むとの立場を表明してきており、それが署名で変わったのではありません。
北朝鮮の脅威を強調しながら「『核兵器のない世界』の実現に向けて国際社会の取組を主導していく」と主張した今回の講演は、良くも悪くもこの点での日本政府の政策が変わっていないことを示しているようです。…
核の役割を減らすNPRをまとめる過程で日本の政策が「足かせになるのか」と恐れられたことを考えて、今回の講演が米国の公式な立場に近づいたことを評価するのか否かは見解の分かれるところでしょう。参考のため、岸田講演とNPRを比較した表の下に、先制不使用に関する日本政府のこれまでの答弁類を挙げておきます。

岸田外相の発言
しかし、同時に、核リスクが多様化する世界においては、核兵器の役割が増大している地域があることも事実です。......北朝鮮による核開発、イランの核問題、拡散上機微な関連物質や技術の拡散を含め、拡散上の懸念はより深刻になっています。北朝鮮が...3度の核実験を実施し...核・ミサイル開発を止めていません...またテロリストが核兵器を奪い使用する可能性も指摘されています。…万一の場合にも、少なくとも、それを、核兵器の使用を個別的・集団的自衛権に基づく極限の状況に限定する、こういった宣言を行うべきだと考えます。引用ここまで

アメリカの核の傘=日米軍事同盟依存体質を問題視しないのか!

テレビ朝日 岸田外務大臣、非核兵器国で核軍縮の提案へ(03/17 16:43)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000046535.html
岸田外務大臣は、核兵器を持たない12カ国で核軍縮の提案をまとめ、来月下旬からのNPT(核拡散防止条約)の運用検討会議で参加国の合意を得たい考えを明らかにしました。

岸田外務大臣:「核兵器のない世界は、核兵器国と非核兵器国が協力していくことなしには実現致しません。遠回りのように見えても、現実的かつ実践的な取り組みこそが近道であり、これを推進して参ります」

日本を中心にまとめる提案では、核戦力の透明性確保や核兵器の削減など、核兵器を持つ国からも賛同を得やすい内容を盛り込むことにしています。被爆国である日本としては、現実的な内容を示すことで核軍縮を着実に進める狙です。来月下旬にニューヨークで開かれるNPTの運用検討会議に向けては、すでにオーストリアが核兵器禁止を呼び掛ける文書を各国に配布していますが、アメリカの「核の傘」に依存している日本は賛同しない方針です。(引用ここまで

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