ゲンパツは「絶対安全とは言わない」と言っているにもかかわらず
「規制基準が世界と比較して最も厳しいレベルにある」
「国際的にも認知されている」
そのようなゲンパツは「安全」だから「再稼働は可能」!
「丁寧に説明すべき」だが、「限界もある」ような「安全度」で
「努力したい」と、「努力した」から再稼働するのではないのか!
自らの言葉が矛盾していることに気づいていない!
デタラメ・ゴマカシ・大ウソを垂れ流すNHKニュース!
NHK 規制委田中委員長 基準見直す考えない 4月15日 18時06分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150415/k10010049571000.html
高浜原発の再稼働を認めない福井地裁の仮処分決定について、原子力規制委員会の田中委員長は「事実誤認が多い」と指摘し、規制基準を見直す考えはないことを明らかにしました。
「非常に重要なところの事実誤認がいくつかあるなと思っている」(原子力規制委員会 田中俊一委員長)
福井地裁は14日、原子力規制委員会の適合性審査に合格している高浜原発3・4号機について、再稼働を認めない仮処分決定を出しました。これについて、規制委員会の田中委員長は、決定の理由に書かれた「地震の揺れの想定」や一部の設備の「耐震性」などに事実誤認があると指摘しました。その上で、福井地裁が新たな規制基準を「緩やかにすぎ、合理性を欠く」と批判したことについては、「世界で最も厳しいレベルにあり、理解されず残念」と話し、現時点で見直す考えはないことを明らかにしました。(引用ここまで)
田中委員長は「事実誤認」の事例として、決定文は使用済み核燃料プールを冷やす給水設備の耐震性について、比較的低いBクラスと記述していたが、正しくは最高のSクラスだと説明。想定する最大級の地震動(基準地震動)が必ずしも最大値で設定されていないとの記述については、断層が連動して動くなど不確かな要素も考慮して厳格に設定した、と反論した。
また、外部電源が断たれると原発の冷却機能が不安定になるとの記述には、非常用発電機や電源車など多様なバックアップの配備を義務づけており、冷却は問題なく続けられると説明した。
決定は原発の新しい規制基準を「合理性を欠く」などと厳しく批判したが、田中委員長は「科学的に真っ向から否定されたとは思っていない」とし、「新規制基準を見直す必要性は今のところ感じていない。決定はわれわれの審査や決定には影響がない」と述べた。(引用ここまで)
毎日新聞 高浜原発:福井地裁仮処分に田中氏「事実誤認がいっぱい」 2015年04月15日 18時42分(最終更新 04月15日 19時11分)http://mainichi.jp/select/news/20150416k0000m040017000c.html
原子力規制委員会の田中俊一委員長は15日の定例記者会見で、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の再稼働を差し止めた福井地裁の仮処分決定について、「事実誤認がある。新規制基準は世界で最も厳しいレベルだと理解されなかったのは残念だ」と述べ、基準を見直さない方針を示した。
田中委員長は冒頭、「我々の取り組みが十分に理解されていない」と発言。決定が新規制基準を「合理性を欠く」などと否定したことについて、「原発事故の教訓からかなり厳しい要求をしている。今のところ見直す必要性は感じていない」と述べた。決定は「使用済み核燃料プールの給水設備の耐震性を最高クラスにしていない」などとして「規制方法に合理性がない」と断じた。これに対し、田中委員長は「給水設備は最高クラスに分類している」と反論。想定する地震の最大の揺れ「基準地震動」について「信頼性を失っている」と指摘されたことについても誤認とし、「(決定には)事実誤認がいっぱい書いてある」と不快感を示した。【鳥井真平】(引用ここまで)
日経 規制委、原発基準「見直す必要ない」 地裁に反論 2015/4/15 21:20 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS15H3X_V10C15A4EE8000/
原子力規制委員会の田中俊一委員長は15日、関西電力高浜原子力発電所3、4号機(福井県)の運転を認めない仮処分を出した福井地裁の判断に反論した。原発の新規制基準は「世界で最も厳しいレベルで、見直す必要はない」と強調。耐震設計に関する地裁の判断に「事実誤認がある」とも指摘した。原発再稼働にかかわる手続きは従来通り進める考えを示すなど、同地裁と見解に大きな隔たりがあることが浮き彫りになった。同日の定例記者会見で語った。
福井地裁が14日の仮処分決定で問題視したのが地震対策だ。関電は最大で700ガル(ガルは加速度の単位)の揺れを想定している。福井地裁は「全国の4つの原発で5回にわたり想定を超える地震が2005年以後に到来している」として「(関電の想定は)信頼に値しない」と否定した。
これに対し、田中委員長は過去の教訓を踏まえ、新たな知見を取り入れて対策を進めているとして「相当、厳しい規制をしている」と強調した。
700ガルは東日本大震災のときに東京電力福島第1原発で記録した550ガルを上回る値。敷地周辺の活断層のリスクを詳細に反映しているとの判断から規制委は関電の想定を妥当と認めている。
給水や電源など設備の耐震設計を巡る地裁の判断に対し、田中委員長は「事実誤認がある」とも述べた。実際には耐震クラスが最高の「S」となっている使用済み核燃料プールの給水設備が「B」とされていることなどを例に挙げた。
福井地裁が「想定未満の地震でも原子炉の炉心が損傷する危険がある」とした点については、「仮に想定を超えても炉心損傷につながらない対策を求めている」と反論。原発のリスクを事実上ゼロにするよう求めた地裁との立場の違いが改めて浮き彫りになった。
地裁が「緩やかにすぎ、合理性を欠く」と批判した新基準については、委員長は国際的にもレベルの高さは認められているとして「見直す必要性は感じていない」と発言した。これまで通り原発の安全審査などを進める構えを示した。
関電の森詳介会長も15日、関西経済連合会会長としての定例会見で「司法判断をそのまま受け入れるわけにはいかない」と福井地裁の決定に反発した。「決定内容を詳細に把握した上で申し立てを早急にしたい」と異議申し立てをする方針を明らかにした。
11月までをメドとしていた高浜3、4号機の再稼働について森会長は「早期再稼働の可能性が低くなった」と話し、地裁の決定により時期が遅れる可能性に言及した。原発の運転差し止めを求める訴訟や仮処分の申し立ては全国に広がっている。福井地裁の決定を機に原発に慎重な世論が強まれば、審査の見直しを求める動きにつながる可能性がある。(引用ここまで)
朝日 高浜原発の仮処分決定に反論 規制委「事実関係に誤認」 2015年4月15日20時22分http://www.asahi.com/articles/ASH4H5GW3H4HULBJ00N.html
関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の再稼働を禁じた福井地裁の仮処分決定について、原子力規制委員会の田中俊一委員長は15日の定例会見で「十分に私どもの取り組みが理解されていない点がある」とし、事実関係に誤認があると反論した。今後の審査や検査については「粛々と、というか、我々の仕事としてやらなきゃいけない」として、進める考えを示した。
田中委員長は、新規制基準が合理性を欠くとした判断に「(新基準は)福島第一原発事故の教訓を踏まえ、世界でも最も厳しいレベルにある。どういう意味で使われているのか真意はわからない」と述べ、基準や審査内容を直ちに見直す考えはないとした。そのうえで事実誤認を指摘。使用済み燃料プールに水を送る設備の耐震性が「Bクラス」とされたのは、最も高い「Sクラス」だとした。
最大級の地震の揺れを原発ごとに想定する基準地震動が「地震の平均像をもとに策定する」とした点についても誤認とした。規制委によると、地震の揺れを予測するための法則は過去の地震の平均から導き出している。ただ、原発に最も影響が大きくなるよう活断層などの条件を設定。過去に想定を超えたことも踏まえ、不確かな部分を見込んで設定しているという。(引用ここまで)