「一方を後押しすると見られるのは行政として良くない」
「特定の主義主張に立脚している」
という前に
憲法99条・地方自治法第1条をよくよく読むべきだな!
自治体が
憲法をないがしろにするのは
地方自治法をものさしに判断放棄をするのは
恥ずかしいことだし
そもそもルール違反だろう!
自治体は国家と対等でなければならない!
それが民主主義だ!
「地方自治の本旨、国と地方の役割」とは何か!
http://www.kenpoushinsa.sangiin.go.jp/kenpou/houkokusyo/houkoku/03_45_01.html
第8回「地方自治の本旨」と条例-94条~92条
(水島朝穂-憲法から時代をよむ)http://www.quon.asia/yomimono/business/column/mizushima/275.php
愛知と長野の自治体が沖縄米基地を巡り
「地方自治の尊重」等を 日本政府に求める意見書を採択
まさのあつこ | ジャーナリスト 2015年3月30日 9時20分
http://bylines.news.yahoo.co.jp/masanoatsuko/20150330-00044350/
疑問、憂い…広がる波紋
福岡市後援拒否の「戦争展」始まる [福岡県]
「何から着想を得るのか」など、来場者の質問に答える 漫画家の西山進さん(右)
日韓友好などを願う市民参加イベント「ピースロード2015」では韓国のチマ・チョゴリや日本の浴衣の参加者が歌を披露した=福岡市中央区の天神中央公園
「特定の主義主張に立脚している」として福岡市が後援を拒否した「平和のための戦争展」が18日、同市・天神のアクロス福岡で始まった。「表現の自由の侵害」「権力に異を唱えられないのか」。戦後70年の夏、主催団体のメンバーは危機感を募らせる。戦争を知る世代の高齢化、安全保障政策の転換、ぎくしゃくした隣国関係…。来場者や街の声に耳を傾け、その波紋を追った。
会場には戦争の悲惨さを伝え、護憲や反原発を訴える資料が約300点展示されている。集団的自衛権行使の危うさを訴えるイラスト、首相の戦後70年談話を報じた15日の新聞各紙も。
食い入るようにパネルを見ていた東区の馬場紀子さん(68)は、市が後援拒否したことに疑問を感じている。「展示内容は主催者側の主張、問いかけであって結論ではない。見る側の意見は人それぞれ。偏っていると言って拒否するのは理解できない」と語る。
南区の60代の女性は午前10時の開場と同時に姿を見せた。「若い人が少ない。スタッフも高齢化しており心配だ」と戦争を語り継ぐ難しさを憂える。
見回すと高齢の人たちが目立つ。「未来の子どもたちのためにやっている」。戦争展に寄せる思いを語ったある男性の手提げ袋に、成人用の紙おむつが入っていた。老いと戦いながらの訴えは、若い世代にどう響くのか。
漫画作品を展示している西山進さん(87)=南区=は最近、うれしいことがあった。市の後援拒否を知った市内の学生から、反戦や反原発を訴えるプラカードの絵を依頼された。今回の騒動がもたらした、せめてもの救いか。「怖いのは、みんなが自粛して意見を言わなくなること。自己規制をかけ始めると世の中、暗くなる」。戦時下の経験が西山さんにこう言わせる。
「平和は空気のようなもの。空気が濁って、だんだんと息苦しくならないとなかなか分からない」。戦争展の運営委員長で福岡大名誉教授(憲法学)石村善治さん(88)の言葉だ。
◇ ◇
会場外にも平和の訴えが響いた。午後2時、天神中央公園で始まった日韓友好イベント「ピースロード2015」。参加者は約200人。北海道から韓国を目指す自転車2台が到着し、韓国のチマ・チョゴリ、日本の浴衣を着た女性が両国の童謡を歌った。
実行委員長の林吉植(イムキルシク)さん(63)=西区=は「生みの親は韓国、育ての親は日本。日韓の今の状況は本当に心が痛む」と在日2世の思いを吐露した。
アクロス3階の県国際交流センター。中国出身の職員、高雪飛さん(29)は戦争展について「個人的な意見」と前置きして語った。「日本は報道やメディアで自由に意見を発表できるが、若者は興味がないように感じる」。中国では体制に批判的なネット発信は一方的に削除されるという。戦争展をめぐって主催者と市が対立しても、互いの立場を主張し合っていることは「いいこと」と映る。
同センターの県職員の中村悦也さんは「一方を後押しすると見られるのは行政として良くない。市と同じ対応になると思う」。街の声を聞くと、市の対応に理解を示す人たちもいた。
午後7時前、後援を不承諾とした市の担当部長と課長が来場した。15分ほど首相批判の風刺画などを見て回った。課長は「特定の主義主張であるという考えに変わりはない」と取材に答える一方、部長は「一市民として勉強になった」と語った。ともに「企画そのものは否定しない」と口をそろえた。男性スタッフから「部下もみんな連れてきてね」と声を掛けられ、2人は複雑な笑みを浮かべた。
主催者によると、初日の来場者は例年の倍を超す383人。市が後援をすべきか否か、取材班は明確な答えは出せない。安保法制は「平和のため」と訴える政権を支持する人も、しない人もいる。さまざまな立場の人たちが、当たり前にものを言える社会に-。そう思って取材し、記事を書いた。戦争展は23日まで。(引用ここまで)
住民福祉向上を責務とする自治体が
住民生活を擁護するための
判断能力を放棄するのは大問題だろう!
「政治への配慮」がこのところ目立つNHKが「配慮しすぎて萎縮する」自治体を独自にニュース報道 水島宏明 | 法政大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター 2014年4月22日 16時52分 http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20140422-00034718/
五十嵐仁 自治体による護憲イベントの後援拒否は99条の憲法尊重擁護義務違反だ 2014年10月05日 06:55 http://blogos.com/article/95871/
-全国の自治体の皆さんに訴えます-地方自治を否定する周辺事態法案1998年8月 自由法曹団 http://www.jlaf.jp/iken/98/980800.html
1 自治体に協力義務を定める新ガイドラインと周辺事態法案
2 求められる「限りなき協力」
① 米軍による港湾・空港の使用
② 病院の使用
③ 道路や公営交通機関の使用等
④ 河川・海岸・森林等の使用・管理
3 強制される自治体の「協力」
4住民の福祉に反する「軍事協力」
5 働くものの権利侵害ー自治体及び民間労働者の強制動員
6 自治体の立場から問題提起を (引用ここまで)
地方自治の尊重を政府に求める陳情 更新日:2015年6月25日https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/gikai/katsudo/gikai_09-4_seigan-ke/seigan/h2106/chinjyou27-08.html
「平和のための戦争展ふくおか2015」の名義後援拒否問題についての申し入れ2015-08-06 20:08:46 | 日記 http://blog.goo.ne.jp/horiuchitetsuo/e/93d0406df755dd10e447512ff38775dc?fm=entry_awp