愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

議論が熟してもいないくせに、また違憲法案の理解は進んでいないのに、採決強行を狙うための口実づくりを!

2015-08-25 | 集団的自衛権

安倍首相の国会答弁のデタラメさを告発しないNHK報道!

首相 安保法案「議論熟したときは採決を」8月25日 19時27分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150825/k10010203471000.html

首相 安保法案「議論熟したときは採決を」
 
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安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会で、安倍総理大臣は、今後の審議に関連し、「議論が熟したときには採決していただきたい」と述べ、今の国会で法案の成立を期す考えを重ねて示しました。
この中で、自民党の大沼みずほ参議院議員は「集団的自衛権の限定行使によって日米のミサイル防衛が強化されるので、最小の変更で最大の抑止力を得られるし、日本のPKO活動の幅が広がれば、何かあった際にアメリカ以外でも助けてくれる国がどんどん増える」と述べました。これに対し、安倍総理大臣は「法改正によって日米の同盟はより有効に機能し、絆は強くなるのは明らかなので、抑止力は当然、さらに効果を上げていく。また、PKO活動が広がり、多くの国々とともに各地域の平和構築に日本が努力していくことによって、国際世論で日本を支援しようという声が当然高まってくると思う」と述べました。
 
破たんしている「抑止力」論に固執しているみっともない人間です。そもそも「アメリカの抑止力」の効き目が低下してきているのは何故か!「軍事抑止力」論にたって、世界の警察官として、地球儀を俯瞰して違法な侵略戦争をやってきたからです。ソ連が崩壊したのも同じです。だ日本帝国が敗北したのも同じです。
 
そうした歴史の事実を身勝手に解釈しているから、このような発言になるのです。日本の諺にありました。「〇〇は死ななきゃ判らない」とは、安倍晋三首相のことです。

民主党の福山幹事長代理は、「存立危機事態」の際に自衛隊による後方支援を可能とする法案について、「安全確保の規定がないことを知っていたのならば、『北側3原則にある自衛隊の安全確保のための必要な措置はすべての法案に明確に盛り込まれた』という答弁は、事実と違うのではないか」とただしました。これに対し、安倍総理大臣は「改正案の4条に、『事態に応じ合理的に必要と判断される限度を超えるものではあってはならない』と規定しているとおり、活動は限定されており、自衛隊員の安全確保についても配慮したうえで、必要な支援を行うという趣旨を含むものだ」と述べました。また、審議の最中、福山氏は「安倍総理大臣が自席から『同じことだ』と発言したのは問題だ」などとして反発したのに対し、安倍総理大臣は「中谷防衛大臣兼安全保障法制担当大臣の答弁と私が答弁する中身も同じになることを述べた」と説明したうえで、「同じ答弁になる」と述べたみずからの発言を撤回する考えを示しました。
 
「不規則発言」の「意味」が全く判っていません!学習能力欠陥人間です。また、どこかでやります!本来は退陣です!悪いと思っていないのです。自分がルールだからです。
 
公明党の平木大作参議院議員は「去年の閣議決定は、憲法のもと許される自衛権行使の限界を示したものであり、皆さんが集団的自衛権と聞いてまず思い浮かべるベトナム戦争において行使しようとしたら、憲法を改正する以外にやりようがない」と述べました。これに対し、安倍総理大臣は「限定的な集団的自衛権の行使容認は、国民の命と平和な暮らしを守ることが目的であり、もっぱら他国の防衛を目的とするものではない。ベトナム戦争はわが国の存立に関わりがなく、国民の命や幸福、自由を追求する権利が根底から覆されるわけでもないので、当然、これは範囲外で、湾岸戦争やイラク戦争もそうだ」と述べました。
 
ここでも歴史を偽造しています。ベトナム・アフガン・イラク戦争で、米軍は日本から出撃して、どれだけの無辜の民の命と財産を奪ったのか、これらのことを隠ぺいしています。しかも、これは日米軍事同盟にも違反していることです。「事前協議制」や「極東の範囲」にも反すると言う点では、また日本国民の税金を米軍に思いやって支出したこと、自衛隊が軍備を増強してきたことなどを視れば、明らかに憲法違反であることは一目瞭然です。これらのことを思えば、二重三重の大ウソです。
 
平気でウソを吐く!一国の首相が!です。国民を、世界を愚ろうするものです。
 
維新の党の寺田参議院議員会長代行は「法案を通すために、国民のナショナリズムをかきたて、意図的に刺激しているように見える。中国を刺激することが日本の今までの平和外交なのか。国会の場で中国を刺激する発言をするのは外交政策として致命的な失敗ではないのか」とただしました。これに対し、安倍総理大臣は「軍事費の透明性を高めることは、多くの国々が中国に求めているところで、刺激しているつもりは全くない。わが国の領土である尖閣諸島の海域に公船が入っているという現実や、南シナ海で埋め立てを強行しているという現実があり、ナショナリズムに訴えるということではなく、やめるべきだということだ。問題があればお互いに指摘し合うことも、建設的な関係を発展させることに資する」と述べました。また、安倍総理大臣は、今後の審議に関連し、「民主主義なので、最終的に決めるときは多数決だ。議論が熟したときには採決していただきたい」と述べました。
 
「議論が熟したとき」という認識が、そもそも間違っています!でも、この御仁は「国民の理解は進んでいない」と言いながら、採決を強行しました。平然と!しかも「採決」した後に発言した!
 
このことは特定秘密保護法の採決を強行し後に、「丁寧に説明しなければ」などと言っていたことを思い浮かべるだけで、この御仁の思想と脳みそが質が判ります。
 
中国を「刺激しているつもりはない」と、よくも、そんなことが言えるものです。マジでやっていない!とでも思っているのでしょうか。そうだとしたら、この御仁の頭は、病気ではないか?。それとも、生まれつきなのか!自分が何を言っているのか、全く理解する能力を持ち合わせていないのではないか!と思ってしまいます。
 
「わが国の領土である尖閣諸島の海域に公船が入っているという現実や、南シナ海で埋め立てを強行しているという現実」が問題だと言っているのだから、また紛争は平和的に解決すると言っているのだから、自分で北京に乗り込むことをやれば良いのです。しかし、この御仁。習近平氏とマジで、サシで会談する勇気がないのではないでしょうか?全く会う気がありません!
 
「危機」「脅威」を放置し、煽り会談をせず、「危機」「脅威」を野放しにしておいて、集団的自衛権行使と武力行使を正当化するのです。無能力・無策・無責任浮き彫りです。憲法を使って、解決する気などサラサラないということです。
 
共産党の井上参議院幹事長は、沖縄県うるま市の沖合でアメリカ軍のヘリコプターが墜落した事故について、「今回の特殊部隊どうしの訓練は日米の軍事一体化を進める新ガイドラインを具体化し、自衛隊の海外の活動を大幅に拡充する今回の法改正を先取りをしたものではないか」とただしました。これに対し、安倍総理大臣は平成21年度より、陸上自衛隊の特殊作戦群は、アメリカ陸軍特殊部隊の訓練で研修しており、法案とは関わりがないわが国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増していることから、日米同盟の抑止力を維持・向上させるために、安全に十分配慮しつつ、日米の特殊部隊間の協力を強化していく」と述べました。
一方、中谷大臣は、「存立危機事態」を認定する際に武力攻撃を受けた国の要請・同意が必要かどうか見解を示すよう求められたのに対し、「わが国が集団的自衛権を行使する際に、武力攻撃を受けた国の要請・同意は、存立危機事態の認定の前提となる事実として対処基本方針に明記する必要がある武力攻撃を受けた国の要請・同意が存在しないにもかからず、事態が認定されることはない」と述べました。(引用ここまで)
 
平成21年度から既成事実が行われていたことを認めましたね。今度の法案は、既成事実化を法制化で「合法化」させることがネライです。だいたい日米両部隊が特殊訓練を恒常化させていたことそのものが問題です。軒下を課したら母屋を取られた」論と同じです。
 
そもそも「わが国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している」論ですが、軍事抑止力論としての日米軍事同盟そのものが「わが国を取り巻く安全保障環境」を「一層厳しさを増している」ということをアベコベに安倍首相の身勝手思想が言っているのですね。
 
そんなことよりも、憲法9条を使った、日本の経済力・技術力を使って、中国と北朝鮮との経済協力を発展させた方が、抑止力になることは、中国・北朝鮮の日本に対する経済支援・経済交流の期待度を視れば明らかです。
 
わざわざ「危機」と「脅威」を創りだして、軍事費を増やしているのです。中国・北朝鮮を批判しながら、やっていることは、批判している中国と北朝鮮と同じなのです。
 
「日米同盟の抑止力を維持・向上させるために、安全に十分配慮しつつ、日米の特殊部隊間の協力を強化していく」論が正当化されるということは、これからも、どんどんやるぞということです。「日米同盟の抑止力を維持・向上させるため」と言えば何でもアリです。これは沖縄を視れば明らかです。「日米軍事同盟の抑止力」は「錦の御旗」ではないのです。中国・北朝鮮の「脅威」を煽り放置して、自らを正当化する手口です。これに、ノーを突きつける必要があります。
 
口で国際紛争を解決する手段として事変¥戦争武力行使は使わないなどと言っておきながら、武力による威嚇を含めて【永久に放棄する」とは、絶対に言わないのです。ここにスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソのトリックがあるのです。
 
「武力攻撃を受けた国の要請・同意が存在しないにもかからず、事態が認定されることはない」ということは、逆に考えれば、同意が存在すれば、「事態」に「認定される」から自衛隊はどこへでも言って武力行使をします!ということですね。「事態」の認定のデタラメさは言うまでもありませんが、そもそも、そのような「事態」が起こらないようにするために、日常的に、それこそ切れ目なく外交努力をすることです。このことは一切言わないのです。切れ目なく外交交渉をやれ!と。
 
「妄想」「空想的事例」を想定しているから、「抽象」論になる。だから言葉の遊びになる!だから返ってくる言葉も真実味がないし、信用されない!だらか支持率があがらないし、国民の理解は進んでいないと言わざるを得ないのです。
 
しかし、「民主主義は多数決」だと、マジに理解しているので、立憲主義など、全く理解できないのです!安倍首相の言っている言葉を視ると、この御仁、民主主義の「民主」の意味が全く判っていません!学力不足というか学力欠落症です。だから、こうした視点で、この御仁を視ると、トンデモナイ政治家だと判る。自分が間違っているとは、全く思っていない!独善人間だからです。このことは、愛国者の邪論がずっと言ってきたことです。
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戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会—国会前抗議祈念行動—に350人参加!

2015-08-25 | 憲法を暮らしに活かす

宗教者が宗教の教義を掲げて戦争法案廃案に起ちあがった!

宗教者が人権・民主主義・法の支配・平和で意見表明!

 

日本の宗教史からみても画期的事件となった!

違憲戦争法案廃案・安倍政権退陣を呼び掛ける!

 

新たな戦死者は「否」戦争法案反対 宗教者が全国集会 2015年8月25日(火)http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-08-25/2015082501_02_1.html

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写真(写真)「戦争法案反対」「憲法守れ」と訴える宗教者たち=24日、国会前

戦争法案に反対する宗教者による全国集会が24日、東京都千代田区の星陵会館で開かれました。呼びかけたのは、宮城泰年・聖護院門跡門主、山崎龍明・「戦争法案」に反対する宗教者の会代表、小武正教・念仏者九条の会代表、小橋孝一・日本キリスト教協議会議長など19人。宗教、宗派を超え約350人が集まりました。

賛同団体の代表らが発言。勝谷太治・日本カトリック正義と平和協議会会長は、「戦前、戦中において抵抗することができなかった苦い思いがある。また同じ過ちを繰り返してはいけない。声を一つのうねりにして、法案を廃案に追い込みたい」と語りました。

渡辺治・一橋大学名誉教授が基調報告し、「戦争法案の廃案が、アジアと世界の人々に対する最高の戦後70年談話になる」と述べました。瀬戸内寂聴さんがメッセージを寄せました。

採択したアピールは、「今宗教者がなすべきことは、再び戦死者の儀礼を司(つかさど)ることではなく、新たな戦死者を生み出そうとするすべての事柄に『否』と声を発すること」と述べています。

集会後、国会前で抗議行動に取り組み、「武力で平和はつくれません」と唱和。参加者は約500人に増えました。日本共産党の赤嶺政賢、宮本岳志の両衆院議員のほか、各党の国会議員が駆け付け、あいさつしました。(引用ここまで

 

24日に「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」 呼び掛け人らが記者会見 2015年8月21日23時45分 記者 : 行本尚史  http://www.christiantoday.co.jp/articles/16865/20150821/interfaith-press-conference-war-making-bills.htm

関連タグ:日本キリスト教協議会(NCC)日本カトリック正義と平和協議会(正平協)平和を実現するキリスト者ネット(キリスト者平和ネット)小橋孝一大倉正美村瀬俊夫

24日に「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」 呼び掛け人らが記者会見記者会見を行った「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会—国会前抗議祈念行動—」の呼び掛け人ら。左から、「平和を実現するキリスト者ネット」(キリスト者平和ネット)事務局副代表の村瀬俊夫氏、「真宗大谷派・九条の会」の石川勇吉氏、「戦争法案に反対する宗教者の会」代表の山崎龍明氏、「念仏者九条の会」代表の小武正教(しょうきょう)氏、日本キリスト教協議会(NCC)議長の小橋孝一氏、「日本カトリック正義と平和協議会」事務局長の大倉正美氏、司会者で日本山妙法寺僧侶の武田隆雄氏=20日、参議院議員会館で

24日午後2時から星陵会館(東京都千代田区)で、「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会—国会前抗議祈念行動—」 が開催されるのを前に、同集会の呼び掛け人を含むキリスト者や仏教者が集会の趣旨や内容について説明しようと、参議院議員会館で20日、記者会見を行った。会見を行ったのは、呼び掛け人では、「念仏者九条の会」代表で浄土真宗本願寺派住職の小武正教(しょうきょう)氏、同派の仏教学者で「戦争法案に反対する宗教者の会」代表の山崎龍明氏、日本キリスト教協議会(NCC)議長で牧師の小橋孝一氏。他に、賛同団体から「日本カトリック正義と平和協議会」事務局長で神父の大倉正美氏、浄土真宗大谷派僧侶で「真宗大谷派・九条の会」の一人である石川勇吉氏、「平和を実現するキリスト者ネット」(キリスト者平和ネット)事務局副代表で牧師の村瀬俊夫氏も共に会見した。

言葉と行動の一致問われている

小武氏は、「集団的自衛権を行使すれば、日本は米国の後について戦争に参加していくことになる。具体的には戦死者がそこに生まれてくる。そのことを前にして、ここではっきりとそれを止めるという意思表示をし、そしてそれに対して私たちが立ち上がることがなかったならば、今まで言ってきたことがはっきり言ってうそになる。やはり言ってきたことはやらねばならない。非常に単純なことであり、言葉と行動を一致させる、まさにそれが問われるのは今だと思っている」と語った。そして、「それぞれの教団の戦争責任・戦後責任を今果たしていくべきだ」と付け加えた。

7月24日に築地本願寺(東京都中央区)で開かれた「戦争法案に反対する集会 宗教者・僧侶・門徒による首相官邸前抗議行動」には250人が参加し、「殺さない 殺させない」「この『戦争法案』は平和憲法を投げ捨てるだけでなく、私たちの真理とする『教え』に全く背くものである」「今こそこの暴挙に対して、私たち宗教者・僧侶・門徒は、自らが信仰に生きる『証し』として、双手をあげて立ちはだかる決意である」などとするアピールを採択した。また、小武氏によると、同日夜に参議院議員会館前で行われた抗議行動には、300人が参加した。

小武氏はこのアピール文に言及し、「このアピール文の中に『殺されない』というのは入っていない。たとえ殺されても人を殺さない、殺させない、そういう思いがこの中に込められているから、これを私たちは真理の言葉として掲げていく」と説明した。

けじめつけるために声を

続いて山崎氏は、「一国のリーダーがこれだけ堂々とうそをつくという国は他にはないのではないか」と述べるとともに、「命ある限りとにかく連帯してこの法案だけは通してはいけない。それが宗教者のはしくれとして生きる存在証明ではないか」「国民も野党も全く安倍政権になめられている。これをきちっとけじめをつけるために、声を上げ続けなければならない」などと語った。

宗教は争いではなく、平和をつくる

小橋氏は、「宗教の違いを超えてというのではなく、それぞれの宗教の中心的な真理から真っ直ぐに発想すると、一致して行動するということになるのだいうことを、今回特に感じさせられている」と述べた。

また、「宗教が争いの原因の一つになるという考えがメディアで出てくるが、私はそうじゃないと思う。宗教をいろんな形で利用しようとする者たちがそういうふうにしてしまうのであって、本当に真面目に道を求めている各宗教がそこから発想すれば、本当に平和をつくり上げる働きになるんだと思っている」と語った。

小橋氏は今月7日、NCC議長として敗戦70年に当たっての談話を発表しており、「これ(談話)はまさにキリスト教の聖書の信仰そのものから出たらこうなるというだけの話だが、結論は皆さんと同じ」などと語った。

命懸けて戦争法案反対を

大倉氏は、「政治と宗教が結び付いて、先のいわゆる第二次世界大戦、あるいはアジア太平洋戦争に大きな役割を果たした。国家神道である靖国神社、その裏にある天皇制によって、多くの人たちは戦争に駆り出され、ノーと誰も言えなかった。ほとんどの日本の宗教団体もそれに対して従わざるを得なかったどころか、戦争に協力してしまった」と述べるとともに、「日本国憲法20条に定められた信教の自由も危なくなってきている」とし、靖国神社に参拝する政治家たちの動きに言及した。

そして、「天皇を元首にし、自衛隊を国防軍にするという自民党改憲草案に反対しなければ、また過去の戦争と同じことに、私たちは宗教者としても参加せざるを得なくなる可能性がある」と危惧を表明した。

イエス様の言葉に『黙っていても石が叫ぶ』(ルカ19:40)(というのがある)。だから石でも叫ぶ時が来るわけだし、石でない私たちは、命を懸けて、人を殺し殺されるこの戦争法案に絶対反対しなければいけないと思う」と大倉氏は述べ、「今回、東京の星陵会館で全国集会が行われることになったのは本当に画期的だと思う。この動きが日本中に広がれば、宗教者、門徒・信者が参加する機会がもっとできると思う。この24日をスタートとして、全力で努力したいと思って今日も参加した」と結んだ。

世論大きくなれば廃案、退陣は不可能でない

石川氏は、真宗大谷派岡崎教区会が7月24日に行った安保法案の撤回と廃案を求める決議を紹介し、「過去の歴史に学び、豊かな歴史を開くことに逆行する安全保障関連法案の撤回・廃案を、真宗大谷派岡崎教区教区会は悲しみをもって強く求めます」と結ぶその一文を読み上げた。その上で石川氏は、「こうした決議を心強く思っていると同時に、一刻も早くこうした決議の内容を門徒・市民の皆さんにお知らせして、共に法案反対の声を上げていくことができればと願っている」と述べた。

石川氏によると、28日に名古屋鉄道の東岡崎駅前(愛知県岡崎市)で僧侶が宣伝戦を計画しているという。「今そうした形で全国津々浦々でいろいろな階層の人たちが反対の意志を示し始めている。会期はあとひと月と少しだが、今大きな国民世論をさらに大きくしていくことができれば、私はこの期間に廃案、安倍政権の退陣を実現させることは決して不可能ではないと確信している」と語った。

宗教者が一致して先頭に

そして最後に村瀬氏は、「今回の緊急事態には、私も非常に危機感を覚えている。この戦争法案を廃案に追い込みたい。安倍内閣にも退陣を求めたい。そのために世論を盛り上げるためにも、宗教者はできるかぎり先頭に立っていかなければいけないという強い思いを抱かされている」と語った。

村瀬氏は自らの戦争体験に触れ、「私はもう86歳だから、戦争中、16歳までは軍国少年としての時代を過ごした。本当に軍国主義をたたき込まれたように思う。だからそういう時代がどんなに惨めな悪い時代であるかということを、私なりに身に染みて感じているので、そうした時代が再び来るなんてことはとんでもないことだという思いを強く抱いている」と話した。

1966年に建国記念日の制定の問題が起こったとき、それに対する反対意見を公聴会で述べたことが、こうした問題に関わる最初のきっかけだったと村瀬氏は述べた。またその後、靖国神社法案が提出されたとき、神社神道を除く宗教界が一致して反対し、廃案に追い込むまで大きな力になったことを思い起こすと述べ、「今回もこの悪法、戦争法案を葬るために、安倍内閣を退陣に追い込むために、国民の世論が盛り上がるためにも、宗教者が一致して反対に立ち上がることはものすごく大事だと思っている」と語った。

一方、小武、山崎、小橋、大倉の4氏は、本紙記者の質問に対し、自らと同じ教団や教会の門徒・信者が、安倍政権や自民党の中にいることを認め、山崎氏は「自民党を支えている多くの人は真宗の門徒だ」と述べた。また、公明党の支持母体である創価学会への働き掛けについて、山崎氏は「その可能性を探ってみることは必要だ」と答えた。(引用ここまで)

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領土問題で重要なことは帰属問題を解決するために何をなすべきか!侵略戦争責任問題だろう!

2015-08-25 | 領土問題

わが国の国益にとって重要なのは

問題の解決に向けて

北方領土の帰属問題を解決し平和条約を締結することだ

両国間で精力的に交渉を進める必要があることに
変わりはない!
 
尖閣でも竹島でも同じ論法でやるべきだろう!
ロシアに言えて中韓に言えないのは何故だ!
 
最大の問題と課題は
日本は第2次大戦の結果に反対し続けている!
 
ロシアと対話継続強調=安倍首相、択捉訪問に「遺憾」-参院予算委2015/08/24-12:39http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015082400160
 
参院予算委員会で質問を聞く安倍晋三首相=24日午前、国会内

首相は24日午前の参院予算委員会集中審議で、ロシアのメドベージェフ首相による北方領土・択捉島訪問について「日本の立場と相いれず、国民感情を傷つけるもので極めて遺憾だ」と批判した。一方で、領土問題解決に向け、プーチン・ロシア大統領との首脳間対話は継続していく考えも強調した。
首相は、外相がロシア側に直ちに抗議したと説明した上で、「わが国の国益にとって重要なことは、北方領土の帰属問題を解決し、(日ロ)平和条約を締結することだ」と強調。「プーチン大統領との対話を継続しつつ、わが国の国益に資するよう日ロ関係を進める中で、粘り強く交渉を続けていく」と述べ、平和条約締結交渉の進展に意欲を示した。

緊張が高まる朝鮮半島情勢に関し、首相は「(北朝鮮軍の)数十隻の潜水艦が港を離脱した」と指摘。「どこでどのように変化していくか予測し得ないのがアジア太平洋地域の安全保障環境だ」と述べ、安全保障法制整備の必要性を訴えた。
これに関し、岸田外相も懸念を表明し、北朝鮮に対して「挑発行動を自制すべきだ」と要求。その上で「南北の接触が緊張緩和につながることを期待している。米韓などと緊密に連携しつつ、対応に万全を期していく」と語った。
一方、首相は先に閣議決定した戦後70年談話について「何を反省し、その反省から何を教訓として今後に生かすかを明確にすることに力を入れた」と述べた。いずれも自民党の氏への答弁。 (引用ここまで

【共同通信】首相、プーチン大統領と対話継続 択捉訪問「極めて遺憾」2015/08/24 11:22  http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015082401001283.html

 


 参院予算委で答弁する安倍首相=24日午前

 

 

 安倍晋三首相は24日午前の参院予算委員会で、ロシアのメドベージェフ首相による択捉島訪問について「極めて遺憾だ。日本の立場と相いれず、日本国民の感情を傷つけるものだ」と批判した。同時に、北方領土問題の解決に向けて「プーチン大統領との対話を継続していく」と述べ、年内来日を引き続き模索する考えを示した。

 

 日ロ関係について「わが国の国益にとって重要なのは、北方領土の帰属問題を解決し、平和条約を締結することだ」と指摘。「問題の解決に向けて両国間で精力的に交渉を進める必要があることに変わりはない」と訴えた。(引用ここまで

 

 
 
「日本人なら切腹して静かに」=首相択捉訪問、抗議に不快感-ロ副首相2015/08/24-18:24http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015082400694
 
ロシアのメドベージェフ首相(左)とロゴジン副首相=2013年11月、モスクワ(EPA=時事)

【モスクワ時事】ロシアのロゴジン副首相は、メドベージェフ首相による22日の北方領土・択捉島訪問を受けた日本政府の抗議に不快感を示し、「切腹」という言葉を用いて、日本人は静かにすべきだと主張した。23日夜、自身のツイッターに投稿した。

ロシア首相が択捉島訪問=日本を揺さぶる真の狙い【ひげの一品 外交解読】

ロゴジン副首相は「真の(日本の)男なら、伝統に従ってハラキリをして落ち着いたらいい。今は騒いでばかりいる」とやゆした。
外相は22日、アファナシエフ駐日ロシア大使を外務省に呼んで「訪問は日本の立場と相いれず、日本国民の感情を傷つけるもので、極めて遺憾だ」と抗議。ロシア外務省は「日本は第2次大戦の結果に反対し続けている」と反論した。メドベージェフ首相の極東訪問に際し、ロゴジン副首相は21日のボストーチヌイ宇宙基地(アムール州)視察には同行したが、択捉島は訪れていない。 (引用ここまで

 
日テレ 露副首相「ハラキリして落ち着いたらいい」 2015年8月25日 06:57http://www.news24.jp/articles/2015/08/25/10307820.html
 
ロシアのメドベージェフ首相の北方領土訪問に日本が抗議したことを受け、ロシアのロゴジン副首相は23日、自らのツイッターに「ハラキリして落ち着いたらいい」などと書き込んだ。北方領土はロシア領であり、日本は抗議する立場にない」との認識を示したもので、「本当の男であれば、伝統に従ってハラキリして落ち着いたらいい。彼らは騒いでばかりいる」と日本を批判している。(引用ここまで
 
 
産経 「男ならハラキリしろ!」ロシア副首相が北方領土問題で日本挑発 「騒いでいるだけ」と侮辱2015.8.24 19:49更新http://www.sankei.com/politics/news/150824/plt1508240031-n1.html
 
産経 首相 露首相の北方領土入り「極めて遺憾」対話継続も強調  参院予算委で2015.8.24 18:25更新http://www.sankei.com/world/news/150824/wor1508240029-n1.html
 
対話を強調するのであれば、何をなすべきか!
向こう三軒両隣!
共存・共生のためになすべきことは何か!
憲法9条の平和的解決路線だろう!
憲法前文の国際協調主義だろう!
戦後70年安倍談話で
平和的解決を宣言したのではないのか!
「万が一」論の前に「憲法を活かす」努力をすべきだろう!
 
 
 
 
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ロシア首相の択捉訪問を日本国民感情を理由に批判する安倍首相では外交問題は解決しない!

2015-08-25 | 領土問題

靖国参拝・慰安婦・南京大虐殺・教科書問題など

挑発的言動を繰り返して

被害国国民の感情を傷つけているぞ!

そんなことは全くスルーして

メドベージェフ首相の択捉島訪問を扇動的に批判する

安倍首相の身勝手浮き彫り!

この御仁、自分の言動に責任を持っていない!

身勝手のその場しのぎ・場当たり思想浮き彫りに!

国民感情を傷つけないやり方とは何か!

シッカリ反省して内政外交を、今こそ!

NHK 安倍首相 ロシア首相の北方領土訪問「極めて遺憾」 8月24日 12時29分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150824/k10010200411000.html

安倍首相 ロシア首相の北方領土訪問「極めて遺憾」
 
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安倍総理大臣は参議院予算委員会の集中審議で、ロシアのメドベージェフ首相が22日に北方領土を訪問したことについて、「極めて遺憾だ」と述べたうえで、領土問題の解決に向けてプーチン大統領との対話を継続し、交渉を続けていく考えを示しました。
参議院予算委員会は24日、「内政・外交の諸問題」をテーマに集中審議を行っています。
この中で自民党の岡田直樹副幹事長は、ロシアのメドベージェフ首相が22日、北方領土を訪問したことに関連して、「極めて遺憾だが、一方で北方領土問題は関係者の方々が高齢になっており、進展させるため、いかなることが生じても、日ロの首脳のチャンネルは開いておかなければならない」と指摘しました。
これに対し、安倍総理大臣はメドベージェフ首相が択捉島を訪問したことは、北方四島に関する日本の立場と相いれず、日本国民の感情を傷つけるものであり、極めて遺憾だ」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「わが国の国益にとって重要なことは、北方領土の帰属問題を解決し、平和条約を締結することで、問題の解決に向けて両国間で精力的に交渉を進めていく必要があることに変わりはない。今後ともプーチン大統領との対話を継続し、国益に資するよう日ロ関係を進めるなかで粘り強く交渉を続けていく」と述べました。
民主党の小川元法務大臣は、日銀が掲げる2%の物価安定目標について、「アベノミクスを始めるときに『2%を達成しなければ成功しない』という話だったが、達成されていない。できるだけ早い時期に達成できなければ、日銀の責任だ」と指摘しました。
これに対し、安倍総理大臣は「日銀に説明責任が生じる。政府と日銀は、日銀が2%の物価安定目標に向けて金融政策を実行し、政府は財政再建の努力を進めていくと約束を交わした。そのなかで原油価格が暴落したなかでは、当初の目標を達成できないということは、やむをえないと考えている」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「同時に原油価格の暴落は経済にはプラスの影響を及ぼすわけで、そのなかで目標達成が事実上、難しくなっているということについては、日銀側の説明を理解している」と述べました。(引用ここまで
 
TBS News-i ロシア首相の北方領土訪問、安倍首相「極めて遺憾」 https://www.youtube.com/watch?v=81JslzfouSA
 
TBS ロシア首相の北方領土訪問、安倍首相「極めて遺憾」24日11:21http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2569736.html
参議院の予算委員会では、安倍総理出席のもと、集中審議が行われていて、ロシアのメドベージェフ首相が週末、北方領土を訪問したことについて、安倍総理は「極めて遺憾だ」と述べました。
ロシアのメドベージェフ首相が択捉島を訪問したことについて、安倍総理は、「日本国民の感情を傷つけるもので極めて遺憾だ」と強調しました。
「この週末にメドベージェフ首相が択捉島を訪問したことは、北方四島に関する日本の立場と相いれず、また日本国民の感情を傷つけるものであり、極めて遺憾であります。我が国として直ちに岸田外務大臣よりアファナシエフ大使に強く抗議を申し出ました」(安倍首相)
安倍総理はこのように述べて、メドベージェフ首相の択捉島訪問に対し、遺憾の意を示しました。その上で、「我が国の国益にとって重要なことは、北方領土の帰属問題を解決し、平和条約を締結することだ」として、今後ともプーチン大統領との対話を継続していく考えを示しました。
また、北朝鮮と韓国の間で軍事的な緊張が高まっている問題について、岸田外務大臣は、「強く懸念しているし、北朝鮮は挑発行動を自制すべき」だと述べるとともに、アメリカや韓国などと緊密に連携していく考えを示しました。(引用ここまで
 
 
FNN 安倍首相、ロシア首相の北方領土訪問に「極めて遺憾」と強く非難08/24 15:10http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00300980.html
安倍首相は、ロシアのメドベージェフ首相が週末、北方領土を訪問したことについて、「極めて遺憾だ」と述べ、強く非難した。
安倍首相は、「北方四島に関する日本の立場と相いれず、また、日本国民の感情を傷つけるものであり、極めて遺憾であります」と述べた。
参議院・予算委員会で、安倍首相は、メドベージェフ首相の北方領土訪問を非難するとともに、岸田外相から、ロシアの駐日大使に対して、強く抗議したと述べた。一方で、安倍首相は、「日本の国益にとって重要なことは、北方領土の帰属問題を解決し、平和条約を締結することだ」と述べるとともに、プーチン大統領との首脳間の対話を、今後も続けていくことを強調した。
 
テレビ朝日 「国民感情傷つける」 ロ首相の択捉訪問を総理批判(2015/08/24 15:00)http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000057343.html
安倍総理大臣は、ロシアのメドベージェフ首相が北方領土の択捉島を訪れたことに対して「国民感情を傷つけるもので、極めて遺憾だ」と批判しました。
安倍総理大臣:「この週末にメドベージェフ首相が択捉島を訪問したことは、北方四島に関する日本の立場と相いれず、また、日本国民の感情を傷つけるものであり、極めて遺憾であります」
一方で、安倍総理は「同時に我が国の国益にとって重要なことは、北方領土の帰属問題を解決し、平和条約を締結することだ」と指摘しました。そのうえで、「今後もプーチン大統領との対話を継続する」と述べて、首脳間で合意しているプーチン大統領の年内の日本訪問を引き続き模索する考えをにじませました。(引用ここまで
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室井佑月サンが怒る!アメリカ言いなりデタラメ安倍自公政権を30日のデモで思いを報せよう!

2015-08-25 | 憲法を暮らしに活かす

デタラメ・スリカエ・ゴマカシ・大ウソ満載の安倍政権!

まともな政権を一刻も早く!

室井佑月「もういても立っても」で8.30デモ参加表明   (更新 2015/8/24 07:00)  http://dot.asahi.com/wa/2015082100037.html?page=1

今月30日には全国各地で計100万人参加を目指したデモも企画されている(※イメージ)

安全保障関連法案に関して、矛盾だらけ、苦し紛れの答えで野党からの追及を逃れようとしている自民党・安倍政権。今も国会前などで反対デモが起きているが、今月30日には全国各地で計100万人参加を目指したデモも企画されている。作家の室井佑月氏はそこに乗り込むようだ。

参議院の国会中継を、ネットで見ている人はどのくらいいるだろう。この審議を見れば、一発で安倍首相が推し進める安全保障関連法案が怪しいかがわかる。だって、この国の安全のための安全保障関連法じゃない、かの国のため。与党はそうはっきりはいえないから、野党に突っ込まれ苦しい答弁になる。

まず、7月30日。安全保障関連法案を審議する参院特別委員会で、社民党の福島瑞穂議員の質問に、中谷防衛相は、「弾薬は武器じゃない」といい張った。

そして、8月3日。中谷防衛相は、共産党の井上哲士議員の質問に、「手榴弾も武器じゃない」といい出した。

手榴弾は直接人を殺傷することなどを目的とする火薬類を使用した消耗品であり、弾薬として提供可能

非人道的殺人兵器といわれるクラスター爆弾や、劣化ウラン弾の輸送が可能かどうかは

確定的に言えない

だって。怖~っ。どういった人殺し兵器でも、かの国に命令されたら運ぶ、そうすでに決めているんだわさ。

7月30日の審議では、福島議員が、今までの概念は武器の中に弾薬は入っている。何で提供できるようになったのか

そう質問したら、中谷防衛相は現行法の制定時においては、米軍からのニーズがなかった

そう悪びれもせず答えていたしな。もう、アメリカ様の命令が絶対です、そうぶっちゃけてしまうことにしたんかい?

日米の防衛協力が進展をし、ガイドラインの見直しを進められた協議の中で、米側から、これらを含む幅広い後方支援、これの期待が示されたということだ

だと。なにキリッと答えてるんだよ。この国では「武力行使との一体化」は憲法違反のはずだけど。この国の憲法の前にアメリカがあるってか。

自公の議員は、この国の国民も、アメリカに依頼されればすぐに差し出せる、弾薬のような消耗品と思っていないか? 人殺し兵器 を他国に運ぶのも、現地で危ない目に遭うのも、いいだしっぺの彼らじゃない。自公議員は、アメリカに頭を撫でられることを最高の仕事と思っているよう。こういう人たちを当選させてしまったあたしたちは、今度こそ本気で反省せねばならない。

戦争に行きたくないは、利己的個人主義

自民党の武藤貴也衆院議員が、安保法案の反対デモをしている学生団体「SEALDs」についてそうツイートし、炎上していたが、これが彼らの本音だよ。おまえらただの駒なんだから、駒らしくいわれた通り動いてりゃいいんだ、そんな思いが根底にある。

そして、この発言を受け、親玉の麻生副総理は、発言は法案通ってから

だとさ。本音を出すのは、国民をうまく騙くらかしてから、というまた本音。

8・30、あたしは行く。もういても立っても……。

週刊朝日 2015年8月28日号

 

室井佑月「先制攻撃もやる気まんまんじゃ」 http://dot.asahi.com/wa/2015081200062.html?page=1

国会で野党の追及が続く安全保障関連法案。次々と明らかになる安倍政権の矛盾に、作家の室井佑月氏が怒りを露わにする。

国会の参議院の審議も見所満載だ。

7月29日、共産党の小池晃さんが質問に立ち、手に入れた海上自衛隊の内部文書を使って、自衛隊内では「後方支援」という言葉ではなく、「兵站」という言葉が使われていると暴露した。

国語辞典によれば兵站とは、「前線部隊の後方にあって、兵器・弾薬・食糧などの補給や輸送に従事する機関」とある。

そういや以前、小池さんのボスの志位和夫さんが質問に立ち、政府が後方支援と呼んでいる活動は国際的には兵站、ロジスティクスと呼ばれる活動である。兵站が武力行使と一体不可分であり、 軍事攻撃の格好の目標とされることは、これは世界の常識であり、軍事の常識であるといっていたっけ。じゃ、安倍首相のいっている後方支援は武力行使じゃないっていうのも、自衛隊員のリスクは増えないっていうのも、嘘だわさ。

それから小池さんは、入手した海自資料で、政府のいう「武器の使用」が、他国では「Use of Force」とされていることを追及した。日本語にすれば「武力行使」だ。

そうそう前日の28日、安倍首相は、「武力行使は)攻撃国の意思や対応、推移などを総合的に判断するが、意思については形式上、日本を攻撃する意図はないと隠していることもある」と発言していたんだよ。先制攻撃もやりたいってか。やる気まんまんじゃ。

国民向けに「後方支援」とか「積極的平和主義」とか、変な言葉を作ってくるのは、やる気まんまんを隠したいからだな。

それと、7月29日には生活の党の山本太郎議員も質問に立って、面白い攻め方をしていた。

山本さんは、「川内原発が弾道ミサイルの直撃を受けた場合、最大でどの程度の放射性物質の放出を想定しているのか?

そんなことをされたら核攻撃以上のダメージだろうと、山本さんはいった。なんでもこの件に関しては、昨年12月に、政府に質問主意書を出していたみたいだ。そして、内閣総理大臣・安倍晋三の名で返ってきた返答は「仮定の質問にお答えできない」というものだったらしい。

そこで山本さん、「え? 今回の(安保)法案は仮定や想定を基にしていますよね。A国がB国を攻撃してB国を助けるために自衛隊を派遣するとかいってますよね。仮定とか想定とかですよね。だから、いま議論してる安保法案だってすべて仮定の話じゃないですか

お見事! なんだよ、政府のそのご都合主義は。

話は変わって、学生デモを繰り広げるSEALDsに対し、「就活で不本意な結果になる」とか「あいつらは共産党が裏で操っている」とかデマを流す大人がいるみたいね。安保法制の必要性をまともに答えられないから、嫌がらせするんだろ。恥ずかしい大人だ。

週刊朝日 2015年8月21日号

コメント (1)
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