偽装・偽造の「自由民主」党は
やっぱり賞味期限が切れたな!
もちろん「戦犯」は
安倍晋三総裁・首相だろう!
鳩山由紀夫元首相など民主党の首相に投げかけた
あの言葉はそのまま・・・・
民主党は“公約違反”にきちんとけじめをつけるべき!
上田勇 2012年08月03日 18:54
http://blogos.com/article/44317/
森田実氏:公約違反は国の混乱を招く
7月26日に党神奈川県本部の「政経フォーラム」で政治評論家の森田実氏に講演をしていただきました。その中で、次期総選挙の最大のテーマは“公約違反”であると述べ、「政治権力者が、国民を偽るようなことは許すべからざることです。そういうことを認めてしまったら、この国は混乱してしまいます。」と強調していました。
民主党公約は完全に破綻!
3年前の総選挙で、民主党は“マニフェスト”で、高速道路無料化、ガソリン税の引下げ、子ども手当給付、長寿医療制度廃止等々実にさまざまな公約をしました。
そのほとんどが既に撤回・大幅修正に追込まれています。
また、“コンクリートから人へ”の公共事業削減路線も混迷しています。他方、ムダを省けば財源はいくらでも捻出できる、増税はしないと主張していましたが、あっけなく反故にされました。政治への信頼が失墜し、国が混乱に陥っているのも当然でしょう。
民主主義を破壊する行為
選挙時の公約が完全遵守できるものとは思いません。予測できなかった経済・社会情勢の変化もありますし、細部の制度設計や対立意見との調整に手間取ることもありがちです。状況の変化に対応した修正を適宜加えていくのは内閣・与党として自然なことではあります。自公政権時にも、“リーマンショック”に緊急に対応するために、財政健全化に関する公約を見直しましたが、それは正しい判断でした。
しかし、公約とは似て非なる政権運営を行っている現状は、民主主義を破壊しかねない行為です。大震災発生など想定外の事情もあったことは理解しますが、それを考慮したとしても許容できるものではありません。既に政権の正当性は失われています。
“マニフェスト”違反を声高に非難している小沢氏や鳩山氏の言動も不可解です。ガソリン税引下げや沖縄基地移転などで、真っ先に約束を破ったのはこの両氏であり、今更それを棚上げして、遵守を主張するのはいかにも“ご都合主義”です。
公約違反を曖昧なままにするな
“公約違反”を曖昧なままにしておくことは、政権運営や意志決定にも支障を来たします。“マニフェスト”の記述が未だに有効なのか、既に撤回されたのか判然としないままでは、常に重要政策の決定時に内閣・与党内の混乱を招くことになります。国民にとっても政策の予見性が失われ、不確実性が高まるだけです。これでは、生活の安心も、景気・雇用の回復も実現できません。
このような事態を速やかに解消するため、野田総理は潔く退陣して解散総選挙に踏切るべきです。各党が責任を持った公約を掲げて、改めて国民の信を問い、再スタートする必要があります。与党である民主党は、さすがにこれまでのような無責任な“マニフェスト”はもはや示せないはずです。(引用ここまで)
民主党は果たして再生できるか?
衆院選惨敗の敗因さえ掴めない野党第一党の危うさ
田中秀征 [元経済企画庁長官、福山大学客員教授]
【第170回】 2013年2月14日
真の惨敗理由は「重大な公約違反」
的はずれな民主党の衆院選敗因分析
海江田万里代表を本部長とする民主党の改革創生本部は、衆院選の大敗を総括し、党改革の原案をまとめた。
そこで民主党は、鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦3首相の責任を「トップによる失敗の連鎖」と厳しく指摘している。
鳩山氏の米軍普天間移設問題での迷走は当然としても、党が指摘した、菅氏の「突然の消費増税発言」や野田氏の「解散時期を見誤った」とする失敗は本当の敗因を覆い隠すものではないか。
なぜなら、民主党による昨年の消費増税を基本的には正当化しているからである。
総選挙の惨敗は、あくまでも民主党の歴史的な重大公約違反によることは明らかだ。
重大公約の1つは、消費税増税の前に官のリストラ(無駄遣いの根絶)を断行すること。もう1つは消費税増税を在任期間中には決めないこと。それは当時の最高責任者である鳩山代表がはっきりと証言している。
この2つの公約違反が民主党の大敗を招いたのであり、単に「突然の発言」や「解散時期を見誤った」からではない。
結局、増税反対派を締め出し、賛成派が残ったから、こんな的はずれな総括をしたのだろう。
この総括ではとても民主党を離れた支持者は戻ってこない。
徹底した行政改革をしなければ消費増税しないと約束した民主党と、一貫して消費増税を主張してきた自民党との二者択一になると、公約通りの自民党が勝つのは当たり前である。要は、政党に対する信頼の問題だ。「重大な公約違反」を率直に認めてお詫びしなければ民主党は二度と立ち直れない恐れがある。
一度重大な公約違反をした政党は、「今度の公約は守る」と言っても、それを信じる根拠はない。率直に認めて謝るなら多少の希望は持てるが、今回の民主党の総括は正面から誠実に対応しているとはとても思えない。増税発言も解散時期も、単にその“タイミング”の問題として逃げている。
民主党は率直に改革に本気ではなかったと言ったほうが余程耳を傾ける人が多い。「今度こそ本気」だと必死になれば、少しは希望も湧いてくる。もう一度真剣に逃げない総括をしてほしいものだ。
現段階での党綱領の公表は
食後にメニューを示したようなもの
また、民主党は同時に党綱領の素案を公表した。まるで食後にメニューを示されたようなもの。しかし、これとて有権者は真剣に見ようとはしないだろう。
党綱領は党の原則的認識と主張を述べたもの。その旗のもとに結集するのが政党であって、無原則に集まって、それから何をするか綱領を策定するのでは全くの手順前後だ。しかも、世論から結党以来強く促されてようやく出してきても本気の綱領として認める人は少ないだろう。
民主党議員は、個人として、あるいはグループとして独自の綱領を提案すべきである。それで折り合いがつかなければ、別々の党として再出発したほうがよい。そうでなければ、決して現与党に対抗することはできない。(引用ここまで)