もう「民共野合連合」とは言えない!
もう「安保破棄・自衛隊解散・天皇制廃止」とは言えない!
安部自公派は正々堂々政策論争をすべし!
東京で一人区候補者全国集会を!
安倍政権打倒を全国津々浦々に!
国民に明確な選択肢を示せば
安倍政権はあっという間瓦解する!
「新しい判断」「道半ば」「限定的」など
日本語を貶める
大ウソとスリカエだらけの
こんなデタラメ政権は一刻も早く退場処分に!
【2016参院選・国会前集会詳報(1)】
民進・枝野幸男幹事長「安倍自民党は保守じゃない! 私たちこそが保守だ!」
産経 2016.6.5 21:06
参院選での野党勝利を目指す複数の市民団体が6月5日、「6・5全国総がかり大行動」と題した集会を各地で展開した。東京・永田町の国会正門前には民進、共産、社民の野党各党の幹部らも駆けつけ、参院選の改選1人区での候補者一本化などの成果をアピールしながら支持を訴えた。詳報は以下の通り。
「昨年の安全保障法制をめぐる戦いから1年余り。皆さんの力で、全ての1人区で安倍(晋三首相の)政治と一騎打ちで戦う構造を作ることができました。しかし、一騎打ちの構造を作るのが目的ではありません。われわれが問われているのは、安倍政治を止められるのかどうか。結果をもたらさなければいけません。『頑張ったけれども、正しいことをやったけれども、勝てなかった』では、次世代に責任が持てない。結果を出さなければいけないと思っています」
「だから、あえて申し上げます。勝つために何をしなければいけないのか。ここに集まっていただいている皆さん。あるいは、ここに集まろうと思っていただいた、たくさんの皆さん。残念ながら、そうではない人たちもたくさんいます。相手は、利害関係や人間関係や情で票を集めます。そして、憲法改悪という争点隠しに走っています。だから、安保法制や憲法以外のテーマで投票先を決める人たちもたくさんいます。この人たちを動かさなければ結果をもたらすことはできません」
「だから、あえて言います。人間関係や情で声をかけてください。理屈だけで勝てるなら、とっくに勝っているんです。いかに安倍政権がおかしいかと言う前に、あなたとあなたの友達の人間関係で票を集める、それをやらなければ、自民党には勝てません」
「もう一つ。安倍政治を支えている人たちは、安倍自民党が『保守』だと勘違いしている。ここを引きはがさなければ勝てない。われわれこそが保守なんだと言わないと勝てません。日本の長年に渡って作られてきた支え合いと助け合いの社会を壊し、美しい農村風景を壊し、平和主義を壊し…。日本の平和主義というのは、戦後70年の歴史なんかじゃありません。聖徳太子の「(十七条の)憲法」になんて書いてあったか。『和をもって貴(とうと)しとなす』。日本の歴史に残っている最も古い政治指針は『話し合いで円満に物事を治めましょう』。この指針のもとで日本は1500年の歴史を歩いてきたんです」
「数の力で押し切ったり、他の国と武力を使って物事を解決しようだなんていう、安倍自民党は保守でも何でもないんです! 残念ながら、まだ、『自民党が保守だ』という刷り込みによって、こんなに日本の歴史と伝統をぶっ壊している安倍自民党に投票してしまう人がたくさんいます。この人たちをはがせるかどうかが、この選挙の勝負なんです。『私たちこそ保守だ!』『安倍は保守ではない!』。私はこのことを、きょうから投票日まで訴え続けます」
「皆さんも、安倍自民党が保守だと勘違いしている人たちに『日本の昔からの地域社会を、昔からの美しい国土を、そして、私たちの平和を愛する日本というものを守るために、安倍を倒すんだ』(と訴えてほしい)。これがこれから必要な訴えなんです」
「多くの皆さんの力で、頑張れば勝てるかもしれないところまできていると思っています。でも、勝てるかどうかはここからの、ここからの勝負です。『次の参院選で頑張ろう』とか、『次の衆院選で頑張ろう』とか…。残念ながらここで安倍さんを勝たせてしまったら、そういう揺り戻しをできないような社会になってしまうかもしれない」
「私たちも、その強い危機感をもって全力を挙げて戦います。ぜひ、多くの市民の皆さんの連帯の力で、安倍自民党を退陣に追い込みましょう!」(引用ここまで)
【2016参院選・国会前集会詳報(2)】共産・山下芳生副委員長「日米安保廃棄や自衛隊解消は野党共闘に持ち込まない!」
「安倍(晋三首相)さんはこれがこわいんです。ビビっているんです。だから私たちのことを『野合』だと言っている。冗談じゃありません!」
「先週、4野党の幹事長・書記局長が会談し、安保法制廃止以外にも、安倍政権打倒で一致しているんだから、政策の一致を広げようと、3点、確認しました。『アベノミクスによる国民生活の破壊、格差と貧困の拡大を是正しよう』『TPPや沖縄問題など、国民の声に耳を傾けない強権政治に反対しよう』。『安倍政権のもとでの憲法改悪に反対しよう』-。これだけの政策合意ができました。これだけ掲げているんですから、安倍さんに野合呼ばわりされるいわれはありません」
「『いやいや。せやけど共産党は安保廃棄、自衛隊解消と言ってるやないか?』と、まだ言うてます。理解が進んでおりません。今度、(参院選の)32の1人区、全部一本化できました。無所属の方もいる。民進党公認の方もいる。香川では、共産党公認が野党統一候補になりました。関係者の皆さんに心から敬意を表したいと思いますが、この香川選挙区で、民進党と共産党の県の代表が確認書を結びました」
「うれしいですねえ。2004年の共産党綱領を土台にして、安保法制廃止はもちろんのこと、以下のことが確認されました。
『日本の社会に必要なのは、社会主義的変革ではなく資本主義の枠内での民主的改革であり、私有財産制の保証が基本となる』
『平和外交を重視するが、日米安保条約の廃棄や自衛隊の解消という共産党の政策は野党共闘に持ち込まない』
『天皇制を含めた現行憲法の全条項を守る。天皇制のあり方は、国民の総意によって決せられるものである』
などでございます」
「私たち共産党にとっては当たり前、綱領に書いていると思っていた部分ですが、やっぱり知られていないんですねえ。一緒にやるためには、実はこういうことを共産党は掲げているんですよ、ということを知っていただくことも大事だっていうことをご指摘いただいて、知っていただいたら『いいじゃないか』となるってことも分かりました」
「皆さんの後押しで、野党の共闘、中身もどんどん前進しております。今回の選挙では終わらない。参院選で何としても勝って、続く総選挙でも、野党の共闘で安倍政権を倒して、まともな政治を一緒に作りましょう! 頑張りましょう!」
「この大きなターニングポイントになったのは、2月19日の、当時野党5党の党首会談でありました。このときに4つのことを確認をいたしました。
『集団的自衛権容認の閣議決定を撤回をさせ、戦争法、安保関連法を廃止すること』
『安倍(晋三)政権を打倒に追い込むこと』
『与党とその補完勢力を少数に追い込むこと』
『国政選挙の選挙協力を加速すること』。
この4点の確認を受けて、これまで努力を重ねてきました」
「そして、お話がありましたように、(参院選の)32の選挙区では全て一本化することができました。社民党も、現場において、中央段階において、調整役、要石(かなめいし)の役割を果たした、そのように自負をしております」
「32の1人区は一本化できた。しかし、まだスタートラインであります。いかにこれからしっかり選挙協力をして、そして、多くの国民の皆さんの支持をとりつけるか。そのことがこれからの課題であります」
「複数区においては、それぞれ競い合って与党の数を減らす、そのことも暗黙の了解をしています。比例代表についても、統一名簿を追求してきましたけれども、残念ながら、合意に至りませんでした。このことについては、大変申し訳なく思っています」
「安倍政権のバロメーターは株価と、そして内閣支持率です。これを維持するためには何だってやる。オバマ大統領も広島を訪問しました。これは高く評価をしていますけれども、執拗に働きかけた面もあります」
「安倍政権が進めている政策。戦争法の強行や武器輸出3原則など、戦争できる国づくり。そして、成長戦略の名のもとで労働法制の改悪。そして、あれだけの東京電力福島第1原発の事故を起こしながら、その反省もなく原発依存、原発再稼働を進めようとしていること。沖縄では、民意を無視して新基地建設が強行されています。しかし、内閣支持率は一定の水準を維持されている。つまりは、多くの国民の皆さんが安倍政権が進めている政策を決してよいとは思っていない、だけど支持率は一定の水準を維持している。ねじれているんですよ、明らかに」
「このねじれを解消するのが(参院選投開票日の)7月10日までの私たちの最大の仕事だ。政治を変える。市民が変える。選挙を変える。皆さん、そのために社民党も全力で頑張ります! 頑張りましょう!」(引用ここまで)