日本の情報伝達手段であるテレビ・新聞が
6月1日・2日の志位委員長の記者会見を
歪曲・黙殺・隠ぺいした事実、ここにアリ!
財界・安倍応援団ぶりが浮き彫りになる!
これが
情報伝達手段のマスメディアの記事をみる
「ものさし」だ!
安倍暴走政治の全体を問う
チェンジ求める選挙に 参院選の争点 志位委員長が表明
赤旗 2016年6月3日(金)
日本共産党の志位和夫委員長は2日、党本部で記者会見し、7月10日投票の参院選の争点について、次の通り語りました。
(写真)記者の質問に答える志位和夫委員長=2日、党本部
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一、昨日(1日)の記者会見で、安倍晋三首相は今度の参院選は「アベノミクス選挙」だと言いました。
もちろん、 「アベノミクス」の是非は選挙戦の大争点の一つ です。しかし、この問題だけに争点をせばめるわけには決していかないということを強調したいと思います。
わが党としては、安倍暴走政治の全体を問う選挙にしていきたいと考えています。
一、とりわけ、この間、安倍政権は、憲法違反の安保法制=戦争法を強行し、日本の立憲主義と民主主義を破壊しました。参院選はこの暴挙に対して、主権者である国民が審判をくだす最初の国政選挙となります。
さらに安倍政権は、憲法の明文改憲に踏み込もうとしています。そういう憲法破壊の政治を許していいのか。ここに参院選の大争点があるということを強調したいと思います。
一、そのうえで、「アベノミクス」の是非、消費税大増税路線の是非も正面から問うていきたいと思います。
昨日の安倍首相の消費税10%の2年半先送りの表明は、「アベノミクス」の破綻、消費税大増税路線の破綻を示すものとなりました。
記者会見で安倍首相は、自分に都合の良い数字をたくさんならべました。しかし、言わなかった大事な数字が二つあります。
一つは、働く人の実質賃金が5年連続でマイナスとなり、5%も目減りしているという事実です。
もう一つは、日本経済の6割を占める個人消費が2年連続マイナスとなったという事実です。これは戦後初めての異常事態です。
「アベノミクス」について、国民はもう答えを出しています。どんな世論調査を見ても「アベノミクス」を「評価しない」という人が5割を超えています。7割、8割の人は「アベノミクスによって暮らしが良くなったと実感できない」と答えています。国民は答えをはっきり出しているのです。
私たちは、「アベノミクス」の失政、消費税大増税路線の失政を正面から突き、国民の立場に立った抜本的な対案を示して大いにたたかいたいと思います。
一、さらに、TPP(環太平洋連携協定)問題、原発問題、沖縄米軍基地問題、どれも民意を無視した暴走です。これらの問題に対する厳しい審判と政治のチェンジを訴えていきたいと思います。
わが党としては、今度の選挙を、安倍暴走政治の全体を問う選挙にしていきたい。その全体にノーの審判をくだし、チェンジの意思を示していく選挙にしていきたいと考えています。
一、この間の選挙を振り返りますと、2013年7月の参院選で、安倍首相は「アベノミクス」一本でたたかったわけです。多数を得たら何をやったか。2014年の7月1日に集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を強行しました。
安倍首相はその後の2014年12月の総選挙でも、「アベノミクス」一本でたたかいました。多数を握って何をやったかというと、昨年の9月19日に憲法違反の安保法制=戦争法を強行しました。
安倍首相は、選挙戦は「アベノミクス」一本でたたかい、選挙が終わると憲法破壊の政治を繰り返すことを、2度もやってきました。
しかし、3度目は通用しないということを、私は、はっきり言いたいと思います。
何よりも、「アベノミクス」そのものの破綻が明瞭になってきました。そして安保法制=戦争法については、法案が強行された後も、国民の怒りの声と運動がひろがり、1200万を超える戦争法(安保法制)廃止を求める署名が集まり、その声に背中を押されて野党共闘が大きく前進しています。
野党共闘の勝利と日本共産党の躍進で、3度目はそういうやり方は通用しないという結果を必ず出していきたいと決意しています。(引用ここまで)
社会保障と消費税をリンクさせるのは やめよ
志位委員長が会見 2016年6月3日(金)
日本共産党の志位和夫委員長は2日、党本部で会見し、安倍政権が消費税率10%への引き上げを先送りしたことで、約束していた社会保障の充実財源が不足するという議論について、「社会保障と消費税をリンクさせることは、もうやめるべきです」と強調しました。
志位氏は、例として年金の受給資格期間の25年から10年への短縮も10%への増税が条件になっていることをあげ、「25年かけないと、すべてが『掛け捨て』になる。こんな異常な『掛け捨て年金』を許容している国は主要国の中では日本くらいです。消費税を上げなければ社会保障を我慢せよというやり方はもうやめるべきです」と批判しました。
志位氏は「社会保障の財源は、『消費税に頼らない別の道』でまかなうのが当然のやり方です」と強調。「中小企業に比べて、さまざまな優遇税制で大企業の方が税負担がはるかに低い。所得1億円を超えると税負担率が減っていく。タックスヘイブン(租税回避地)を利用した課税逃れの問題もある。こういうところにメスを入れるべきです」と述べました。
志位氏はまた、「アベノミクス」について、「『大企業がもうかればいずれは家計にまわる』ということを唱えて、大企業の税負担を減らし、社会保障負担を減らし、労働コストを減らした。この三つのコストカットをやってもうけさせた。しかし国民から見れば、社会保障はどんどん削られ、労働も非正規雇用が増えて苦しくなり、大きな苦しみと負担が押し付けられただけでした」と批判しました。
そして志位氏は、「『アベノミクス』で格差と貧困が拡大し、国民生活が破壊された。そこに消費税大増税をかぶせた。この二重の失政が合わさって、戦後初めて、個人消費の2年連続マイナスという異常事態をつくりだした」と指摘。「大企業応援から国民の暮らし最優先へ、消費税頼みの道から消費税に頼らない道へ。こういう大きな転換がどうしても必要です」と話しました。(引用ここまで)
社会保障充実のためには消費税しかない!
現場の味方のような、歪曲・思考停止に持ち込む典型記事!
しかも、共産党は隠ぺい!
TBSでさえも、これだ!
消費増税再延期、介護・保育の現場からは不安の声も
TBS 02日23:21
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2788433.html
<noscript>&lt;img src="/jpg/news2788433_6.jpg" alt="消費増税再延期、介護・保育の現場からは不安の声も" /&gt;</noscript>
1日、安倍総理が消費増税の再延期を表明しましたが、心配なのは社会保障の財源をどう確保するかです。永田町が選挙モードに突入するなか、介護や保育の現場からは不安の声も上がっています。
通常国会が閉幕した永田町。民進党の山尾政調会長が向かった先は・・・
「アベノミクスの失敗を社会保障へ、そのつけを回されるのはおかしい」(民進党 山尾志桜里政調会長)
「今回、再延期するという私の判断は、これまでのお約束とは異なる新しい判断であります」(安倍首相 1日)
1日、安倍総理が2年前の約束を覆し、消費増税先送りを明言したことについては・・・
「重大な約束違反。素直に謝罪の言葉があってしかるべき。今回、何の民意を問うのかというと、ご自身のうそを許してくれるのかどうか」(民進党 山尾志桜里政調会長)
山尾政調会長は選挙戦を通じ、社会保障に加え、憲法の問題も訴えていきたいと話します。
「3分の2取られると、自民党の憲法9条に変わっていく。しっかり阻止しないといけない。アベノミクスもうまくいってないというのも広がっていると思います。問題は私たちが受け皿になれるか」(民進党 山尾志桜里政調会長)
一方、自民党も本格的に動き出しました。自民党は参院選の公約を取りまとめるため、政策責任者らによる会合を開きました。公約のおおまかな内容は3日に発表する予定です。
「最大の争点、アベノミクスの評価については、失敗はしていない。(参議院の)改選議席の与党での過半数という高いハードルを(安倍首相が)掲げた。それに向けてしっかりと戦っていく」(自民党 稲田朋美政調会長)
午後、自民党幹部は応援のため全国へ。
「気がかりなのは、この選挙区だけ。一番先に新潟にお願いに来た」(自民党 二階俊博総務会長)
新潟から出馬予定の候補者の集会に出席した二階総務会長。支援者らを鼓舞しました。ただ、講演の中で「消費増税の再延期」については触れませんでした。選挙戦を通して「消費増税の再延期」について有権者にどう説明するのでしょうか。
「有権者の皆さんはかなり賢いですからね。もう理解されていますよ。なお深くご理解いただくために丁寧な説明を重ねていくことは大事」(自民党 二階俊博総務会長)
“選挙モード”に突入した永田町。一方で政府は2日、将来に向けたある計画を閣議決定しました。「ニッポン1億総活躍プラン」です。計画の柱は、子育て支援や、介護など社会保障の基盤強化で、具体的には保育士や介護士の待遇改善などが盛り込まれています。
しかし、財源をどうするかについては明確な答えは記されていません。消費増税の再延期で、本来見込まれていた年間4兆4000億円の税収が入ってこなくなりました。財源のあてがないままで、育児や介護への支援は十分できるのか。現場からは不安の声も上がっています。
「(処遇改善が)永続的に続くものではないと、その後どうなるのか。4万円出すということがどれだけ続くのかどうか」(保育事業者)
「お給料上がるのはうれしいことですが、給料が上がったから人材不足が解決されるという話でもない」(介護施設職員)
「『これをやります』『あれをやります』 という案はあるが、本当に大丈夫なのか。もうちょっと明確な(財源の)示しがあるといい」(介護事業者)
安倍総理は1日の会見で、こう述べていました。
「社会保障については給付と負担のバランスを考えれば、(消費税率を)引き上げた場合と同じことを全て行うことはできないということはご理解いただきたい」(安倍首相 1日)
消費増税の先送りが決まり、選挙に向けて走り出した各党。
「安倍総理は基本的には(消費税率を)上げない以上は(社会保障の充実は)なかなかできないという判断でした。私たちは増税を先送りするけれど社会保障の充実は前倒しでやる」(民進党 山尾志桜里政調会長)
「財源の問題は厳しいことには違いありませんが、そうかといって何も前に進まないということではなくて、新しい時代を開いていくために積極的に努力すべきだと思っています」(自民党 二階俊博総務会長)(引用ここまで)
アベノミクスの本質を語る志位委員長発言の紹介しない!
消費増税延期受け 野党アベノミクスを厳しく批判
テレビ朝日 2016/06/02 00:05
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000076111.html
民進党や共産党など野党は、増税延期はアベノミクスの失敗だと厳しく批判しました。
民進党・岡田代表:「今までのアベノミクスがうまくいかなかったからだ。総理の言うように世界経済が大きなリスクに直面して、それに対応する必要があるというのはごまかしだ」
共産党・志位委員長:「破綻したアベノミクスと消費税増税の道をひたすらに突き進むというので、この道は本当に未来がない」
また、社民党の又市幹事長は「自らの責任を認めて総辞職するのが筋だ」としたほか、生活の党の小沢代表は「安倍政権の経済政策が全く破綻している」と批判しました。野党4党はアベノミクスの是非を参議院選挙の争点としたい考えです。一方、おおさか維新の会の片山代表は、増税延期を「良い決断だ」と評価しました。ただ、「身を切る改革を何もやっていない」と指摘しています。(引用ここまで)
記者会見の中身を歪曲する意図は何か!
【2016参院選】共産・志位和夫委員長
参院選は「安倍暴走政治全体を問う」と強調
安保関連法廃止が「大争点」
産経 2016.6.2 15:52更新
http://www.sankei.com/politics/news/160602/plt1606020064-n1.html
共産党の志位和夫委員長は2日、参院選(22日公示、7月10日投開票)について「安倍暴走政治の全体を問う選挙だ」と述べ、「アベノミクスの失敗」以外にも安全保障関連法廃止を「大争点」と位置づける考えを強調した。「チェンジを求める選挙にしたい」とも語り、民進党などの野党4党の共闘で与党の過半数割れを目指す決意を示した。党本部で記者団に語った。(引用ここまで)
共産党は「野党」ではない!?
再増税延期巡り早くも与野党攻防
参院選7月10日閣議決定
東京新聞 2016年6月2日 18時46分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016060201001411.html
与野党は2日、夏の参院選に向け、幹部が関係団体の会合に参加するなど、事実上の選挙戦に突入した。消費税増税の再延期を表明した安倍晋三首相(自民党総裁)は経済最優先の姿勢を強調し、民進党などは「公約違反」と批判を強めた。アベノミクスの是非が争点化され、早くも攻防が激化。各党は公約作りも本格化させた。政府は参院選日程を「22日公示―7月10日投開票」と閣議決定した。
首相は経団連の定時総会で「参院選に勝ち抜かなければならない。経済最優先で取り組み、内閣一丸となって全力を尽くす」と決意を示した。(共同)(引用ここまで)
参議院選挙は経済最優先で!
しかも消費税増税の是非で!
消費税は社会保障と財政再建のために「必須」だ!
消費税増税がなければと「脅し」!
アベノミクスの「フル稼働」かどうか!
大企業の内部留保と富裕層の大儲けへの応分負担論は
徹底して排除!