憲法の問題、安保法制の問題、沖縄の問題、原発の問題…この国の方向を決める重要な選挙であるにもかかわらず、それらが争点化されず、盛り上がりに欠けている。非常に残念だし、非常に危ない状況だと思います。

大きな要因は3つあります。1つは与党が選挙戦術として争点化を避けていること。憲法は下手をすると票が逃げると、徹底的に争点隠しをした。野党は具体的に突いていかなくてはならないんだけれど、今もって3分の2が何のことか知らない人が圧倒的に多い。これが2番目で野党の力不足です。3つ目がテレビが選挙報道を避けるようになってきていること。英国のEU離脱や大きなテロがありましたが、何より東京都知事選に焦点が当てられ、参院選の影が薄くなった。

政府与党のやり方は巧妙かつ執拗(しつよう)です。非公式に不快感や批判を繰り返すことで、テレビ局側がその意図を忖度(そんたく)して自粛、自制し、現場が萎縮する。憂慮する事態が進んでいます。「ニュース23」で総理から街の声(街録)が偏っていると直接言われましたが、自民党から各局の報道局長に公平公正、政治的中立を守るようにと要請文が来た。あくまで要請です。でもいちいち文句を言われるのが嫌になって、選挙報道の時間が減っただけでなく、街録もガタッと減った。

生の数字でみると、27年ぶりの自民党の単独過半数どころか、改憲勢力は3分の2を超えています。衆参両院で憲法改正発議の要件である3分の2は総理の悲願でしたから、一気に憲法改正発議に動いてくると思います。選挙の争点とすべきことが争点化されていない。有権者の間にそれが浸透していない。あとで後悔しても始まらないことだけに、非常に心配ですね。(引用ここまで

野党の責任ではない!

野党はテレビ局に党首討論を文書で要請している!

本来ならば政策課題ごとに討論会を徹底してやるべきだ!

逃げたのは安倍自由民主党ではないのか!

これでは国民の中に世論が形成される訳がない!

違いを鮮明にしないからだ!