愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

石川県と宮崎県に視る自民党の組織戦による要求実現運動と野党の多彩な街宣と党派排除運動で勝負アリ!

2016-07-17 | 16年参院選

自公候補は

支援組織を回る堅実な活動で支持固めを図る

 政治の責任で地方創生を進めて経済を好循環にし

その税収で社会保障を充実させる

 県内四百以上の団体や企業などから推薦を受け

事務所のガラス張りの壁一面は

推薦状でびっしり埋め尽くされている

目立つ街宣より地道な活動を繰り広げる

野党統一候補は

安全保障関連法廃止などで

多彩な話題づくりで攻勢をかける

党派色を薄め

安倍政権に批判的な保守層まで取り込む戦術を取った

宮崎、松下氏が3選

「全力で地方を元気に」

参院選は10日、南九州でも投開票された。

宮崎選挙区(改選数1)は自民現職の松下新平氏(49)=公明推薦=が、無所属新人の読谷山洋司氏(52)=民進、社民推薦=と政治団体「幸福実現党」新人の河野一郎氏(56)を破り当選。

鹿児島選挙区(同)は自民現職の野村哲郎氏(72)=公明推薦=が、無所属新人の下町和三氏(56)=民進、共産、社民推薦=と政治団体「幸福実現党」新人の松沢力氏(34)、無所属新人の坂田英明氏(45)の3新人との戦いを制した。

今回の参院選は全国32の1人区で自民候補と野党統一候補が戦う構図となり、宮崎、鹿児島両選挙区も自民現職と野党3党が推す無所属新人との事実上の一騎打ちになった。松下、野村両氏は自民組織と支持団体が組織戦を展開し、ともに3選を果たした。投票率は宮崎選挙区49・76%、鹿児島選挙区55・85%だった。

「自公政権しかないという選択をいただいた。地方のため、日本のため全力を尽くしたい」

宮崎選挙区の自民現職、松下新平氏は宮崎市のホテルで「当選確実」の知らせを受けると、日焼けした顔で3期目の抱負を述べた。

昨年10月に総務副大臣兼内閣府副大臣に就任し、安倍内閣の一員として迎えた戦い。県内各地に後援会組織の支部を設けたが、序盤は支持拡大が進まなかった。

「アベノミクスの恩恵はない」「環太平洋連携協定(TPP)で農業はつぶれる」-。

選対関係者の一人は有権者から反発を受け、答えに窮したと言う。

それでも選挙戦では「地方は厳しく、増税できる環境にない」と消費税増税先送りと、秋にまとめる経済対策の意義を強調。「政治の責任で地方創生を進めて経済を好循環にし、その税収で社会保障を充実させる」と支持を訴えた。

選挙期間中は、自民党県連組織や地方議員のほか、県農民連盟など自民支持団体が組織戦を繰り広げた。公明党との選挙協力では、県選出の自民党国会議員側が比例代表で公明の公認候補を推すことで、公明の松下氏支援を後押しした。

一方、無所属新人の読谷山洋司氏は民進と共産、社民各党の支援を受け、安全保障関連法廃止を目指す市民団体とも連携したが及ばなかった。

陣営は党派色を薄め、安倍政権に批判的な保守層まで取り込む戦術を取ったが、投票率の伸び悩みもあって支持に広がりを欠いた

 ■宮崎選挙区得票 (開票終了) 

当 282,407 松下 新平 自現
◎ 152,470 読谷山洋司 無新
   20,354 河野 一郎 諸新  ◎印は法定得票獲得者  =2016/07/11付 西日本新聞朝刊=

攻める新人 締める現職  

中日新聞 2016年6月15日

http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/ish/CK2016061502100024.html

二十二日公示、七月十日投開票の参院選で、石川選挙区の主な立候補予定者二人が対照的な前哨戦を繰り広げている。

野党統一候補となる無所属新人の柴田未来(みき)氏(45)の陣営は市民や野党各党が多彩な話題づくりで攻勢をかける一方、

財務副大臣で自民現職の岡田直樹氏(54)の陣営は支援組織を回る堅実な活動で支持固めを図る。(参院選取材班)

野党トップ級 続々

「友人」と書かれたたすきを身に着け、柴田未来氏に代わって街頭に立つ支援者=14日、金沢市武蔵町で

写真

十四日朝、柴田氏が金沢市神谷内町で街頭演説に立った同じ時間、五キロ離れた金沢港前で柴田氏の姿をまねた女性が車に手を振っていた。明るいピンクのシャツに真っ白のズボン。たすきには「友人」の文字。候補予定者本人に代わって支援者が有権者にアピールする「なりきり作戦」だ。

市民の発案で九日から始まり、石川県内各地に広まりつつある。狙いは「参院選や柴田さんに興味を持ってもらうこと」。現職に対する「圧倒的な知名度不足」を補う試みの一つだ。

野党各党は大物議員が続々来県し、てこ入れを急ぐ。五月下旬には共産党の志位和夫委員長と生活の党の小沢一郎共同代表が合同街宣。民進党は石川を「重要な選挙区」と位置付け、岡田克也代表ら幹部が相次ぎ訪れた。社民党も吉田忠智党首らが集会を開いた。

陣営幹部は「競い合うように活動し、支持の輪が広がっている」と手応えを語る。

応援に来た民進党の枝野幸男幹事長は地道に一本一本電話をかけることが本質的には大きい」と述べつつも、今後の幹部派遣に前向きな姿勢を示す。

岡田氏は、一日の国会閉会後は支持者回りや会合への出席を連日展開する。これまでに県内四百以上の団体や企業などから推薦を受け、事務所のガラス張りの壁一面は推薦状でびっしり埋め尽くされている。目立つ街宣より地道な活動を繰り広げる。

事務所のガラス張りの壁を埋め尽くす団体や企業などからの岡田直樹氏への推薦状=金沢市駅西本町で

写真
 
自民 伝統の組織戦

自民党は情勢調査で接戦が予想される選挙区に知名度のある党幹部を応援に投入しているが、石川は現時点で党幹部の来県予定はない。四日に金沢市内で開かれた党県連地域支部の選対関係者を集めた会議で、藤井義弘幹事長は選挙に奇策はない」と強調。馳浩文部科学相ら地元国会議員を中心に、組織をフル回転させた「自民伝統の戦い」に徹するよう呼び掛けた。野党の党首級の相次ぐ来県にも、自民内では「必然的に相手がメディアで取り上げられる機会が増える」と警戒感を示すことで、危機感を逆手にとった引き締めを図っている公明党も十四日に来県した漆原良夫党中央幹事会長以外に「大物投入」の予定はなく、合同の街頭演説や若者向けのイベントで自民と連携を深めている。(引用ここまで

国民の要求実現運動ではどっちが国民に響いたか!

党派色を薄めて保守層から支持を得る手口は

奏効しているか!

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東京の自民党の組織戦とは何か!企業・区議会議員・区長・都議・国会議員の草の根保守は都民の味方か!?

2016-07-17 | 都知事選

自民都連、都議団、業界団体を軸とした組織戦を展開

自民党の「組織戦」とは何か!

「ひるおび!」で自民党東京都連の通達に非難相次ぐ

「北朝鮮か」

2016年7月13日 22時5分

http://news.livedoor.com/article/detail/11760983/

「業界団体」と何か!

学校現場で政治的な中立性が確保されるようしっかりと取り組んでほしい

学校現場のことを言う前に業界が反省すべきだろう!

【2016参院選】

「教育現場で政治的中立性確保を!」

 業界団体への自民党公約説明会で

2016.6.13 17:43更新

自民党は13日、各種業界団体や支援組織に参院選公約を説明する政策懇談会を党本部で開いた団体・組織からは選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることを踏まえ、「学校現場で政治的な中立性が確保されるようしっかりと取り組んでほしい」と特定の教職員組合による「偏向教育」を懸念する声が上がった

稲田朋美政調会長は安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」により、有効求人倍率や企業収益などが改善されていることを強調し、「安定政権を維持することが国益に合致する」と自民党への支援を求めた

談会には医療や農業、建設、教育など約500の関係団体から約600人が出席。「電力供給を安定させるため、原発の再稼働をきちんと進めてほしい」との意見もあった。(引用ここまで

自民・中川雅治氏、組織戦で3選決める…東京

2016年07月10日 21時03分
<iframe class="hatena-bookmark-button-frame" title="このエントリーをはてなブックマークに追加" frameborder="0" scrolling="no" width="50" height="20"></iframe>http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news/20160710-OYT1T50090.html

今回から改選定数が1増となった東京選挙区(改選定数6)では、自民党現職の中川雅治氏が3選を果たした。公示直前に政治資金の私的流用問題などが表面化し、舛添要一氏が都知事を辞職。都知事選の告示が14日に迫っており、参院選でも「政治とカネ」の問題に対する候補者の姿勢が注目された。自民党は前回知事選で舛添氏を支援したことから、「逆風」も懸念されたが、自民都連、都議団、業界団体を軸とした組織戦を展開。中川氏は「アベノミクスの恩恵を中小企業や商店街に行き渡らせる」などと強調し、自民支持層を固めた。同選挙区には、8党の公認候補10人を含む計31人が立候補した。(引用ここまで)

東京選挙区 当選・当確の方々

07月11日 03時02分

http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160711/plt16071120120087-n1.html

17年ぶりの保守分裂選挙に突入することが決まった東京都知事選(14日告示、31日投開票)。自民党都連や市区町村長の支援を取り付け、強固な「組織選挙」で挑む増田寛也元総務相(64)に対し、小池百合子元防衛相(63)は圧倒的な知名度で「空中戦」を演じる見通しだ。11日に都庁で会見した2人は選挙公約を発表して互いを牽制(けんせい)、早くもつばぜり合いを展開した。

「パートナーの区市町村長と意見交換し、都政のトップに立つ責任があると考えた」。都庁で会見を開いた増田氏は広く支持を取り付けた強みをみせ、「8千人の待機児童の早期解消」などの公約を掲げた。

旧建設省の官僚、岩手県知事、総務相の経歴を挙げ、自らの強みを「行政畑」と断言。都議会との関係について「議会の場で真摯(しんし)に議論することが地方自治の原則」と語り、都議会自民党に反発する小池氏との違いを鮮明にさせた。

増田氏はこれまで「東京一極集中」を批判し、総務相時代には法人関連の税収を地方に再配分するため地方税の一部を国税にする制度改正を決めた。

ただ、会見では「東京五輪・パラリンピックへの財政需要も見込まれ、都民の税を守る必要がある」と方針転換。「(人や企業を)閉じられた中で取り合っても日本全体のパイは広がらない。東京、地方の活力と結びつければ、両者が発展することが可能」とも語り、選挙を見据えた“現実路線”にシフトした格好だ。

外国人参政権へのスタンスでも変化が見られた。県知事時代は「永住者の地方参政権は認めるべきだ」としていたが、「都民の話をきいて、慎重な方向で考えることが必要」と述べた。

その約3時間半後、同じ場所で会見を開いた小池氏は「私はいま、たった一人。この戦いざまを皆様にみていただきたい」と語り、組織力で劣る点を逆手にとってアピールした

東京一極集中を批判してきた増田氏が立候補することについては「なかなか説明がつきにくい」などと牽制し、「東京は日本のエンジン。地方に貢ぐ都市にしてはいけない」「霞が関の天下りではなく、大臣職を経験した私が実務とビジョンで引っ張っていく」と強調した。

取り組む政策の一つとして掲げた「満員電車ゼロ」については「時差通勤や、2階建て列車など知恵を絞ればいい」と説明し、「残業ゼロ」の実現に向けて、まずは都庁で実践する方針も示した。(引用ここまで

東京都知事選、小池劇場幕開け。

自民都連が〝異例〟文書wwww

http://alfalfalfa.com/articles/158383.html

 東京都知事選 都政転換 宇都宮さんで

安倍政権暴走にストップを

2014年2月1日(土)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-02-01/2014020104_01_1.html

舛添氏は自民党主導の企業・団体しめつけの組織戦を展開。超高層ビルの建設など大型開発の推進と福祉サービスの悪化につながる「規制緩和」の強化など、都民の願いに反する政策を掲げています。

東京都知事選の組織票、

公明77万、共産66万。 共産都政は絶対阻止で!

なでしこりん 2016-07-15 22:05:23

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自民党の「大勝」を演じた組織戦=草の根保守主義を打ち破る草の根民主主義をどのように構築するか!

2016-07-17 | 16年参院選

自民党の集票装置=マシンを放置していては

憲法活かす政権は樹立維持はできない!

「組織内」の国民の要求を実現するためには

アベノミクスで良いのか!否か!

憲法否定か、活かすか、どっちか!

各業界に斬り込む論戦だな!

そのためには要求実現運動で草の根民主主義構築だ!

参議院選一人区で勝つためには北海道補欠選の敗北から学ばなければ!「草の根民主主義」こそ! 2016-05-01 | 16年参院選

【参院選】業界・労組票に依存強まる

産経 2016.7.12 09:54更新

http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120018-n1.html

10日投開票の参院選比例代表では自民、民進両党いずれも業界団体や労働組合の支援を受けた候補が当選上位に名前を連ねた。特に民進党は比例代表当選者11人のうち8人が連合傘下の産業別労働組合の組織内候補だった。

民進党の連合組織内候補は過去最高の12人。9人を擁立した前回参院選では旧民主党の労組系候補が得た個人名票が160万2520票だったのに対し、今回は211万229票を獲得した。労組系候補の落選は前回を上回り4人という結果だったが、獲得票に着目すれば組織票の掘り起こしに一定の成果を得たといえる。民進党の総得票数に占める労組系候補の個人名票の割合も24.17%で、前回の22.46%を上回った。

厚生労働省の推定によると、昨年6月末現在の労組の組織率は17.4%と過去最低だったが、労組依存はむしろ強まったといえる。

一方、自民党の比例代表当選者上位には、民間シンクタンク「独立総合研究所」社長の青山繁晴氏や、女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバー、今井絵理子氏ら著名人が名を連ねたが、最も個人名票を獲得したのは全国郵便局長会(全特)組織内候補の徳茂雅之氏の約52万票だった。(引用ここまで)

 自民の大家敏志氏、手堅く再選…9人乱立の福岡

 2016年07月10日 21時30分

<iframe class="hatena-bookmark-button-frame" title="このエントリーをはてなブックマークに追加" frameborder="0" scrolling="no" width="50" height="20"></iframe>http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news/20160710-OYT1T50068.html

福岡選挙区(改選定数3)では、自民党現職の大家敏志氏が再選を決めた。今回から改選定数が1増となり、現職と新人の計9人が乱立。自民党は候補を立てながら、24年ぶりに擁立した公明党の新人にも推薦を出すなど、厳しい選挙戦を強いられた。しかし、麻生副総理兼財務相を選対本部長に迎え、団体や企業など2000超からの推薦を追い風に、安定した組織戦を展開した。大家氏は「世界の真ん中で輝く日本を取り戻す」と訴え、アベノミクスの推進を前面に出してアピール。自民支持層を手堅くまとめ、無党派層からも一定の支持を集めた。(引用ここまで


自民の二之湯智氏、徹底した組織戦で3選…京都

読売 2016年07月10日 21時35分

http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news/20160710-OYT1T50078.html

京都選挙区(改選定数2)では、自民党現職の二之湯智氏が3選を果たした。二之湯氏は、約1100の企業・業界団体から推薦を取り付けるなど徹底した組織戦を展開。府選出の衆院議員らもフル稼働し、推薦を得た公明党の支持層にも着実に浸透した。安倍政権が進める地方創生などをアピールし、幅広い支持を集めた。(引用ここまで

2016参院選森氏、返り咲き

 自民、議席失う(その2止)

新潟毎日新聞 2016年7月11日 地方版

http://mainichi.jp/articles/20160711/ddl/k15/010/015000c

組織戦、不発 中原氏、知名度不足が響く

「皆さんから必死の思いで支援を頂いたにもかかわらず、残念な結果になった。本当に申し訳ない」

「野党共闘」の壁に再選を阻まれた中原氏は、新潟市中央区の事務所で、集まった支持者らを前に厳しい表情で敗戦の弁を述べた。

選挙戦では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の成果や、野党側が廃止を訴える安全保障法制の必要性を訴え、政権安定の重要性を強調した。

党所属の県議や市町村議の後援会を軸に、約2500の企業や団体などの推薦を取り付けたほか公明党の推薦も得て組織戦を展開。党本部は新潟選挙区を重点選挙区と位置付け、安倍晋三首相が3回県内入りしたのをはじめ、閣僚クラスが連日訪れ、無党派層の掘り起こしを図った。

だが、最大の課題だった知名度不足は最後まで克服できずアベノミクスの効果が県内にまで及んでいないことや「争点隠し」と野党が批判した憲法改正へのあいまいな姿勢も逆風となった。【米江貴史、南茂芽育】(引用ここまで

 2016参院選自民・磯崎氏が再選

 「共闘」支持広がらず

香川毎日新聞 2016年7月11日 地方版

http://mainichi.jp/articles/20160711/ddl/k37/010/211000c

第24回参院選は10日投開票され、香川選挙区(改選数1)は、自民党現職の磯崎仁彦氏(58)が実績をアピールして着実に票を積み上げ、再選を果たした。全国的に自民が優位に選挙戦を展開する中、香川でも安定した戦いぶりを見せ、非改選を含めて香川選挙区2議席の独占を続ける結果となった。一方、共産党新人の田辺健一氏(35)は、野党共闘により全国で唯一、共産の統一候補として戦ったが、支持を広げられなかった。また、幸福実現党新人の中西利恵氏(53)、無所属新人の田中俊秀氏(65)は伸び悩んだ。【参院選取材班】 

磯崎氏と田辺氏の事実上の一騎打ちとなった。

昨年8月、自民党は磯崎氏を1次公認。今年3月には公明党も推薦を決め、選挙に向けて準備を着実に進めた。今年5月には県議会の自民会派が分裂するという波乱もあったが、磯崎氏の事務所には企業、団体からの推薦状が多数寄せられ、組織戦を展開。磯崎氏は選挙期間中、「財政再建や環境問題に解決策を見いだしていく」などと訴えた。自民候補が香川選挙区を制するのは、2010年以降3回連続となる。

田辺氏は昨年8月に立候補を表明。統一候補となる前から街頭で地道な活動を始め、選挙戦では「憲法を守る」「安全保障関連法の廃止」などを訴えた。

一方、民主党時代の07年に初の議席を奪った民進党の動きは遅れた。県連は今春に入って県議の立候補を一旦発表。しかし、一本化の流れの中で出馬を取りやめた。生活の党が田辺氏を推薦、社民党が支持する中、民進党県連は自主投票とした。

公示前には高松市内で共同演説会があり、共産党の志位和夫委員長、生活の党の小沢一郎共同代表ら4野党幹部が共闘をアピール。しかし選挙戦に入ると、共産以外の野党で幹部クラスによる応援演説はほとんどなかった

「次世代へ責任果たす」

高松市上天神町の磯崎氏の事務所には支援者が多く詰めかけた。午後8時すぎ、報道各社が「当選確実」の一報を流すと、会場では歓声が起きた。

磯崎氏はバンザイを繰り返した後、「選挙戦の関心は高くなかったが、多くの人が支援してくれた。心から感謝している。民間で危機管理を担当したが、国の政治は危機管理そのもの。時代の変遷と共に変えるべきは変えていく。次世代への責任を果たす。その信頼を得たのだと思う」と述べた。

 
落選が決まり、支援者らに感謝を述べる田辺健一氏=高松市今里町の事務所で2016年7月10日午後10時11分、伊藤遥撮影

「多くの支援、心から感謝」 田辺氏

田辺氏は落選が伝えられると、高松市今里町1の事務所で「多くの皆さんに支えてもらったことに心から感謝します。議席を勝ち取れず申し訳ありません」とあいさつ。支援者と握手を交わした。

民進党県連幹事長の山本悟史県議は「(野党共闘に)一定程度の理解と協力が進んだ。更なる進展が図れると思う」。社民党県連代表の高田良徳県議も「野党共闘に大きな成果があった。終わりでなく、次につなげていく」と話した。

 
香川選挙区の投票率の推移

投票率50・04% ワースト2位

投票率は50・04%となり、過去最低だった95年の46・79%に次ぐ2番目の低さを記録。かろうじて50%台を維持した。民進党県連が自主投票とするなど、有権者にとって候補者の選択肢が事実上少なかった。また、選挙戦を通じて盛り上がりに欠けたこともあり、投票率は伸びなかった。3年前の前回は52・08%。過去最高は1950年の82・36%。今回の当日有権者数は83万4059人(男39万7581人、女43万6478人)。


野党一本化、困惑呼ぶ

盛り上がらない国政選挙だった。与党側の党幹部や閣僚がほとんど応援に来県せず、憲法問題も当落を分けるほどの争点にならなかった。

自民、公明は早々に磯崎氏の支援態勢を固め、組織、団体ぐるみの戦いを続けた。ある自民県議は「いつも通りの選挙をしただけ」と淡々と話す。

一方、野党側は安全保障関連法の廃止でまとまり、共産候補の田辺氏に一本化した。全国から注目を集めたが、支持はそれほど広がらなかった。

理由の一つは、民進の煮え切らない対応だ。民進は、県議の出馬を発表したものの取り下げた。田辺氏への対応でも「党内や支持者に)共産党へのアレルギーが強い」として自主投票を決めた。しかし県連幹部は公示後の応援演説で、「野党共闘に勝る大義なし」と声をからした。

そんな姿に有権者は困惑していたようだ。選挙期間中、野党共闘について聞くと「よく分からない」との返事が多かった。ある野党の支持団体幹部も「支持者が(共産を)応援しよう、となるのは厳しい」と漏らした。

磯崎氏の再選は、与党の勝利というよりも野党自滅の側面が強い共産候補への一本化は十分に話し合った結果だったのか。野党は選挙戦を総括するべきだ。

年内ともささやかれる衆院選に向け、一定の野党勢力がある香川での敗戦を今後の糧としてほしい。自公政権の批判の受け皿として、有権者の期待はなお小さくない。【深尾昭寛】


磯崎仁彦(いそざき・よしひこ) 58 自[岸]現(2)

 [元]党副幹事長[歴]全日空部長▽経産政務官▽内閣政務官▽東大=[公](引用ここまで 

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読売新聞世論調査を視ると政権交代の可能性が浮き彫りになる!野党は政権構想を提起すべきだ!

2016-07-17 | 戦後70年

デタラメ・スリカエ・ゴマカシ・大ウソの

トリック世論調査をどう読み取るか!

読売世論調査でも国民の願いが浮き彫りになる!

まともな世論調査が行われていれば政権交代は可能だ!

問題は国民が動くか!どうかだ!

国民をギャラリーで観戦者に!

布団の中で眠っているように!

グラウンドでプレーをするのは国民だ!

 自民党の勝因は「ほかの政党よりましだと思われた」という消極的な理由63%と際立って多かった!やっぱり!(2016-07-16 | 16年参院選)

「2016年7月 参院選直後緊急電話全国世論調査」

2016年07月13日 11時04分

http://www.yomiuri.co.jp/feature/opinion/koumoku/20160713-OYT8T50028.html

▽調査日:2016年7月11-12日
 対象者:全国の18歳以上の有権者
 方法:RDD追跡方式電話聴取法
 有効回答 固定566人、携帯582人(回答率 固定49%、携帯40%)1148人
 ※選択肢の右の数字は%、小数点以下四捨五入。0は0.5%未満。

Q あなたは、安倍内閣を、支持しますか、支持しませんか。
  答 1.支持する 53    2.支持しない 34    3.その他  4    4.答えない 10

愛国者の邪論 608.44人 390.32人 47.12人 114.48人

支持・不支持の差は218.12人=19%です。109.06人が変われば、逆転する数字です。この数字は以下を視れば一目瞭然です。

SQ 【質問対象=前問の答えが(1)の人だけ】608.44人
    支持する理由を、次に読みあげる6つの中から、1つだけ選んで下さい。
  答 1.政策に期待できる  17    5.自民党中心の政権だから 18
    2.首相に指導力がある 12    6.これまでの内閣よりよい 38
    3.首相が信頼できる  10    7.その他          1
    4.閣僚の顔ぶれがよい  1    8.答えない          3

愛国者の邪論 積極的支持」は58%=352.8952人で、全体で言えば、30.74%です。逆に「消極的支持」は42%=255.5448人で、全体で言えば、22.26%です。

「積極的支持」以外の「これまでの内閣よりよい」を選択している訳ですが、「これまでの内閣」と「よりよい」「中身」が全く不明です。いずれにしても、他に代替内閣がないことが浮き彫りです。このことはどの世論調査を視ても一貫しています。ここに野党の問題が浮き彫りになります。特に民主連合政府と国民連合政府を提唱している共産党が政権構想・政権公約を遠慮して、配慮して提起していないことは問題です。こうした国民世論をどのように受け止めているのでしょうか。22.26%の国民の願い・感情・要求を掘り起こすという点で問題です。国民のエネルギーを引き出すという点です。このことは野党共闘で実証されました。

SQ 【質問対象=前問の答えが(2)の人だけ】
    支持しない理由を、次に読みあげる6つの中から、1つだけ選んで下さい。
  答 1.政策に期待できない   34    5.自民党中心の政権だから  26
    2.首相に指導力がない    3     6.これまでの内閣の方がよい  3
    3.首相が信頼できない   22    7.その他           4
    4.閣僚の顔ぶれがよくない  3     8.答えない          5

Q 今、どの政党を支持していますか。1つだけあげて下さい。
  答 1.自民党 41    5.おおさか維新の会       5    10.その他の政党  0
    2.民進党 10    6.社民党            1    11.支持政党なし 31
    3.公明党  4     7.生活の党           1   
    4.共産党  4     8.日本のこころを大切にする党  0      12.答えない      3

愛国者の邪論 今度の選挙で政党構図がハッキリしてきました。別に一覧表をつくってみます。

(1)政権政党  45(自民党 41・公明党  4)

(2)政権亜流政党  5(おおさか維新の会  5 

(3)安倍政権打倒政党  16(民進党10・共産党4 ・社民党1・生活の党1)

(4)無党派  34(持政党なし 31・答えない3)

愛国者の邪論 内閣支持率53%(積極的支持30.74%・消極的支持・22.26%)

自公お支持50%です。3%は無党派から?でしょうか?野党4党の存在・アピール不足が浮き彫りです。消極的支持者に訴えるアピールが決定的に不足していることが浮き彫りになります

民進党内の「保守」派の立ち位置が問題です。これが「都知事選候補者選定」と「一人区における野党共闘」の最大の障害となりました。彼らの行動を国民がどのように捉えているか!安倍派もマスメディアもここに楔を打ち込んできているのです。

Q 安倍内閣の経済政策を、評価しますか、評価しませんか。
  答 1.評価する 44    2.評価しない 42    3.答えない 14

愛国者の邪論 内閣支持率と比べると、実に安倍政権と自公政党「支持」の虚構・偽装・偽造が浮き彫りになります。この世論を内閣打倒に活かせなかった!投票行動に収斂させることができなかった!「道半ば」論、「安定政権」論が大躍進の壁になった!

アベノミクスの破たんと失政を「道半ば」論でスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソのトリックで切り抜けたのでした。野党は、ここに斬り込まなかった!

Q 参議院選挙で、自民党と公明党の与党は、目標としていた改選議席の過半数を獲得しました。あなたは、この結果を、よかったと思いますか、よくなかったと思いますか。
  答 1.よかった 54    2.よくなかった 35    3.答えない 11

愛国者の邪論 内閣支持・不支持率とほぼ同じです。

Q 自民党の獲得議席は、もっと多い方がよかったと思いますか、もっと少ない方がよかったと思いますか、それとも、ちょうどよいくらいだと思いますか。
  答 1.多い方がよかった  10    3.ちょうどよいくらいだ 44
    2.少ない方がよかった 39    4.答えない        6

愛国者の邪論 自民党・公明党支持者でさえも、この程度です

Q 自民党が勝利した最大の理由は何だと思いますか。次の4つの中から、1つだけ選んで下さい。
  答 1.経済政策が評価された       6
    2.安倍首相の政治姿勢が評価された  8
    3.政治の安定が期待された     15    5.その他   1
    4.ほかの政党よりましだと思われた 63    6.答えない  7

愛国者の邪論 安倍内閣を評価してと言う『理由』は29%しかありません。ここでも「敵失」で「勝利」したということが浮き彫りになります。逆に言えば、「野党」の「問題」が浮き彫りです。野党の政権構想論・政権公約論が求められています。

Q 参議院選挙で選挙協力を行った民進党や共産党などの野党4党は、今後、4党による政権を目指すのがよいと思いますか、思いませんか。
  答 1.思う 35     2.思わない 51     3.答えない 14

愛国者の邪論 これも「内閣支持・不支持」とほぼ同じです。「答えない」が増えているのは、やはり問題提起をしていないことが最大の問題です。政治的経験としては民主党政権の「失敗」があります!だからこそ、今度は共産党が入った政権構想論です。このことは「野合」論を批判するためにも必要不可欠です。

愛国者の邪論は、一貫して4年の期限を切った憲法を活かす限定的暫定的国民連合政権構想を提起してきました。

Q 憲法改正を国民に提案するには、衆議院と参議院で、それぞれ3分の2以上の賛成が必要です。参議院選挙の結果、憲法改正に前向きな勢力が、参議院でも3分の2を超えたことを、よかったと思いますか、よくなかったと思いますか。
  答 1.よかった 48    2.よくなかった 41    3.答えない 11

愛国者の邪論 内閣支持率より、政権政党支持より低いところに、3分の2問題が浮き彫りになります。「憲法改正」問題を曖昧にしてきた安倍首相と「憲法改正」問題を、生活改善などを含めた「憲法活かす」問題として提起していない野党の問題が、この問題の争点化をボカシました!憲法9条問題は戦争法問題でもあったわけです。

Q あなたは、今後、国会で憲法改正に向けた議論が活発に行われることを、期待しますか、期待しませんか。
  答 1.期待する 70    2.期待しない 25    3.答えない  5

愛国者の邪論 設問が姑息です。誘導尋問です。一般論として「議論が活発に行われることを、期待」しない人はいません。中身はともかくも!この手の誘導世論調査が問題なのは、「判らない」が3割あることで浮き彫りになります。曖昧な政策と言葉を駆使することで、政治不信を醸成しながら、少数でも決める政治を議会で断行して、既成事実化を謀り、諦めさせていく手口です。

どのような「議論」を展開するか。安倍首相の「政治の技術」=手口=スリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソのトリックを打ち破ることです。

Q 今回の参議院選挙で、投票できる年齢が18歳以上に引き下げられたことを、よかったと思いますか、よくなかったと思いますか。
  答 1.よかった 69    2.よくなかった 24    3.答えない  7

愛国者の邪論 実際には、若者の選挙権行使のための資料提示がサボったというのが実態です。これは投票率を視れば一目瞭然です。今後は地方議会で、この権利が行使されることになりますが、どうなるでしょうか?権利行使のため情報発信問題が情報伝達手段のマスメディアによってサボられた!ここに最大の教訓があります。政党は、このことを肝に銘じて、60年代、70年代のように若者の政治参加を創りだしていくことに心がけるべきです。それもこれも情報伝達手段のマスメディアとのたたかいあるのみです。

Q あなたは、イギリスがEUから離脱することで、日本の経済に悪い影響が生じるという不安を、感じますか、感じませんか。
  答 1.感じる 64    2.感じない 26    3.答えない 10

愛国者の邪論 これも安倍政権の無能無策無責任の結果であるとは、誰も言いません!また情報伝達手段のマスメディアの扇動であることも指摘しません。参議院選挙前の争点にもしませんでした。ただただ参議院選挙情報に代えてスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソのトリック情報でした。そして、この次には都知事選の候補者選定問題でした。EUの前は舛添カネ目事件、その前は清原事件です。

というように、情報伝達手段のマスメディアの責任はを、今後も糺していかなければなりません。

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