「18歳・19歳の主権者教育」という発想そのものが間違い!
児童憲章・児童権利宣言・児童の権利に関する条約・ユネスコ学習権宣言
をよくよく読めば、遅い!
「児童の権利に関する条約」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/zenbun.html
学習権宣言 1985年3月29日 第4回ユネスコ国際成人教育会議採択
http://kohoken.chobi.net/cgi-bin/folio.cgi?index=lb2&query=/lib2/19850329.txt
NHK 18歳と19歳の主権者教育充実検討へ 総務省 1月9日 9時13分
選挙権を得られる年齢は去年から18歳に引き下げられましたが、参議院選挙での18歳と19歳の投票率は全体を下回ったことから、総務省は、今月、有識者による検討会を設けて、選挙や政治について学ぶ主権者教育の充実の在り方などの検討を始める方針です。
本章は,「話合い,討論」の手法について,教員指導用として留意点を加えるものである。
1.話合いの推進とその効果
話合いや討論は,各教科等において積極的に行われることが期待される学習活動である。
話合いや討論を行うに当たっては,事前に必要な情報を収集し分析したり,反論を想定して自分の考えを整理したりすることにより,自分の考えや意見の根拠を明確にして論理的に述べることに資するとともに,相手の立場や考えを尊重しつつ,考え方がまとまっていない事柄について合意を図ったり,より良い方向性を見出したりすることに資することとなる。
また,ホームルーム活動や生徒会活動などの特別活動では,生徒が自分たちの身近な事柄の中にルールなどの決まりを設けたり,身近な事柄における課題を解決したりするために,話合いや討論が行われる場合が多い。
このように,話合いや討論は各教科等の学習はもとより,生徒の自主的・自発的な活動も含めて,様々な場面で行われることが期待されるものであり,充実した話合いや討論が活発に行われるような工夫が求められている。
2.話合いの基本
₁ テーマ
身近な地域や生活の中に関連付けられる課題,自分たちに関わる問題だと意欲的に取り組みやすい。
公民科,総合的な学習の時間などでは,論争的な問題,時事的な問題を取り上げることが考えられる。その際,社会的な主張を両論併記できるようなものを選択する。現実の政治の中で,「今,何が問題になっているのかを知ること」=争点を知ることが大切である。
特別活動では,話合いのルールづくり,ホームルームや生徒会等に関する問題がテーマになる。話合いのモチベーションを高める要素として,合意形成されたことが実行されるか,実現されるかが重要である。ホームルーム活動での話合いでは実践できることをテーマに設定することが可能であるし,社会と直結する切実感ある課題を設定することもできる。また,決められたルールなどが実践されているかを事後学習することもできる。下記のような点に配慮して,テーマを設定することが大切である。
・テーマを参加者が話し合って決めるとモチベーションが高まりやすい。
・テーマは吟味して,そのテーマを話し合う必要性を共有することが大切である。
・ 議論が拡散することを防ぐために,テーマを明確な問いのかたちで示すこと,実際の具体的な問題を取り上げることも有効である。
・ テーマ設定により,特定の考え方の枠内での議論にならないようにする。例えば「○○を防ぐためには何が有効か」とすると,○○は否定されるものとの前提に立った設定になっていることに注意する。
₂ ルール
ここでは,話合いについて2つの事例におけるルールを紹介する。
(1)「木津川上流住民対話集会」
国土交通省の河川事務所が主催した「木津川上流住民対話集会」の事例である。
この集会では,3つの原則として「誰もが自由で平等な発言ができる」,「創造的な話合いにする」,「皆が合意形成に向けた努力をする」を提示した。さらに7つのルールとして,① 「自由で対等な立場で発言しよう」,② 「特定個人や団体の批判はしない」,③ 「参加者は立場をこえて議論しよう(参加者の見解は所属団体の公式見解とみなさない。あくまでも,その人個人の見解とみなす)」,④ 「分かりやすい説明,お互いの心情への理解,基本的なモラルの遵守を心がけよう」,⑤ 「客観的な事実の認識と,人の心情との理解を区別し,また,その両方に配慮しよう」,⑥ 「そのつどの対話集会でまとめを必ず行い,合意された事項を確認しよう」,⑦ 「多様な意見があることを認めた上で,創造的な話合いを心がけ,意見の違いをこえて提案の作成を目指すとともに,合意された文書は全員の責任において確認しよう(多数決は行わない。両論併記はできるだけ避ける)」を提示し,参加者はこれらに合意した上で話合いを行っており,ルール設定の一つの方法として参考になる。
(2)高校生熟議2012
「熟議」とは,協働を目指した対話を示すものであり,「多くの当事者が集まって」,「課題について学習・熟慮し,議論をすることにより」,「互いの立場や果たすべき役割への理解が深まるとともに」,「解決策が洗練され」,「施策が決定されたり,個々人が納得して自分の役割を果たすようになる」ことといった一連のプロセスを指す。
文部科学省に設けられた「熟議」に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会によって,熟議カケアイ参加の五箇条として,①【発言する前に】資料や他の人の発言をよく読んで理解しましょう,②【発言する時に】毎回,挨拶からはじめましょう,③【発言する時に】簡潔に,分かりやすく伝えましょう,④【発言する時に】人を傷つけない発言を心がけましょう,⑤【議論の途中で】共感や感想,考えの変化なども投稿しましょう,など
のルールが示された。 この報告を受け,例えば「高校生熟議2012」として,高校生を対象としてインターネット上で熟議が行われた。(引用ここまで)
これが選挙権獲得がたたかいの歴史であったことを隠ぺいする記事だ!
わが国の選挙制度の歴史
http://gakusyu.shizuoka-c.ed.jp/shakai/seiji/02_2_senkyo_kakudai2.htm
選挙の歴史
http://www12.plala.or.jp/rekisi/senkyo.html
これが選挙権獲得の歴史はたたかいと弾圧の歴史だったという記事だ!
憲法第97条は、このような歴史を表現している!
平等願う普通選挙の父 中村太八郎
http://www.shimintimes.co.jp/yomi/kyakko/kyakko8.html
中村太八郎や木下尚江(なおえ)(松本城下天白町出身)らは、明治29年12月に松本に平等会を結成した。30年4月には東京で「社会問題研究会」を立 ち上げた。5月例会で普通選挙問題が出た。当時の衆議院議員選挙法は、直接国税15円以上を納める男性だけに選挙権が与えられていた。すぐに運動を始めよ うと太八郎は直ちに帰郷し、松本地方の旧友同志に呼び掛けた。
30年7月、松本の緑町に「普通選挙期成同盟会」の看板を掲げ、「普通選挙を請願するの趣意」を発表した。これが、日本で最初の普選実現運動の宣言で あった。東京の「普通選挙期成同盟会」創立は、松本より2年余も後の32年10月だった。
太八郎は、普選運動を県民運動にまで拡(ひろ)げようとした。運動資金調達の際に、資産家からの寄付金受領が恐喝であるとして、太八郎と尚江が検挙され た。2人は松本監獄で年を越し、翌年1月に有罪判決、2月に控訴して東京に護送され収容された。尚江は12月に無罪となり出獄、太八郎は有罪と確定、巣鴨 監獄で服役した。翌32年5月31日に出獄した。
太八郎は7月早々松本に帰り、普選運動再興の活動に着手した。同年12月6日、普通選挙同盟会の第1回大会は松本神道公会所で開催された。太八郎が会長 となり、第14議会に提出する請願書を議決した。「普通選挙請願書」が、長野県選出の代議士中村弥六の紹介によって33年1月13日に衆議院に提出され た。これがわが国における普通選挙請願の最初であった。(引用ここまで)
社会民主党 (日本 1901年)
日本社会主義運動史 - マルクス主義同志会
http://www.mcg-j.org/mcgtext/undousi/undousi2.htm
日本の歴史に輝く憲法9条の源流――歴史をかえりみて改憲を許さぬ決意新に2013年06月25日
http://www.minpokyo.org/journal/2013/06/2449/
明治時代3 3.日清戦後の社会
http://kitaqare.d.dooo.jp/hist203.htm
片山潜たちと明治の労働運動・社会主義 社会民主党の結成 2014年07月13日23:43