愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

トランプ報道で安倍首相の大言壮語の施政方針演説の分析検証をサボってアベ政治の失政を免罪しているメディアだが国民生活の実態は安倍ラッパがウソであることを政府の報告で証明してしまった!

2017-01-23 | 2014総選挙

安倍首相語録を検証すればあっという間に安倍政権はなくなる!

にもかかわらず延命しているのは何故か!

国民の実体経済を分析すれば安倍政権退場はハッキリするのに!

安倍首相を甘やかすのは止めろ!いい加減にしろ!

民主党政権より長くなった政権の自画自賛とウソと詭弁と歴史修正と憲法形骸化と否定を目指す安倍首相施政演説の不道徳・堕落・劣化浮き彫り!メディアの甘やかしが希代の恥さらしをつくる! 2017-01-20 | 安倍語録

全国紙は安倍首相の施政方針演説をどのように報道したか!安倍語録を徹底検証しない記事にこそ安倍首相甘やかしの証拠が浮き彫りに! 2017-01-22 | 安倍語録

TPPでは対立しているようではあるが安倍首相の施政演説と深部ではよく似ているトランプ大統領演説!古い同盟関係を強化し、新たなものを形づくるトランプ大統領に屈服することは確実! 2017-01-21 | アメリカ民主主義

 

NHK  政府 景気「緩やかな回復基調続く」判断据え置き  1月23日 17時19分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170123/k10010849851000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_006

政府 景気「緩やかな回復基調続く」判断据え置き

政府は今月の月例経済報告で、個人消費や企業の生産などに大きな変化はないことから景気の現状について、「一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」という判断を据え置きました。

政府は今月の月例経済報告で、まず『個人消費』について、雇用や所得が改善する中で、消費者の購買意欲は高まってきているとして「持ち直しの動きがみられる」としました。企業の『生産』も、自動車や電子部品などの生産が増えてきているとして、「持ち直している」としました。

さらに『住宅建設』については、低金利を背景にした急激な増加が収まってきたとして「おおむね横ばい」とするなど、すべての項目について前回・去年12月の報告と同じ判断を示しました。

こうしたことから景気の現状について、「一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」とする判断を据え置きました。一方、海外経済については、アメリカのトランプ新政権の発足や、イギリスによるEU=ヨーロッパ連合からの離脱の動きなど先行きが不透明だとして「影響に留意する必要がある」としています。(引用ここまで)

 

情報伝達手段のテレビが安倍語録を糾さない弊害の証拠ここにあり!

国民の実態を直視せず、数字をトリックで操作し

未だに民主党政権を非難して自らを正当化する愚の骨頂首相=安倍晋三総理大臣!

自画自賛の施政方針=言葉と現実が違っていることを政府の月例報告が証明した!

ノー天気首相をこのまま放置していると日本はトンデモナイ国になる!

平成29年1月20日  第百九十三回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説

 

http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement2/20170120siseihousin.html

 

安倍内閣は、この四年間、三本の矢を放ち、「壁」への挑戦を続けてきました。その結果、名目GDPは四十四兆円増加。九%成長しました。中小・小規模事業者の倒産は二十六年ぶりの低水準となり、政権交代前と比べ三割減らすことに成功しました。長らく言葉すら忘れられていた「ベースアップ」が三年連続で実現しました。史上初めて、四十七全ての都道府県で有効求人倍率が一倍を超えました。全国津々浦々で、確実に「経済の好循環」が生まれています。格差を示す指標である相対的貧困率が足元で減少しています。特に子どもの相対的貧困率は二%減少し、七・九%。十五年前の調査開始以来一貫して増加していましたが、安倍内閣の下、初めて減少に転じました。「出来ない」と思われていたことが次々と実現できた。かつての悲観論は完全に間違っていた。そのことを、私たち自公政権は証明しました。

一千万人の「壁」。政権交代前、外国人観光客は、年間八百万人余りで頭打ちとなっていました。安倍内閣は、その「壁」を、僅か一年で突破しました。四年連続で過去最高を更新し、昨年は、三倍の二千四百万人を超えました。日本を訪れる外国クルーズ船は、僅か三年で四倍に増加。

攻めの農政の下、四十代以下の新規就農者は二年連続で増加し、足元では、統計開始以来最多の二万三千人を超えました。生産農業所得も、直近で年間三兆三千億円、過去十一年で最も高い水準まで伸びています。

アベノミクスによって、有効求人倍率は、現在、二十五年ぶりの高い水準。この三年間ずっと一倍を上回っています。正規雇用も一昨年増加に転じ、二十四か月連続で前年を上回る勢いです。雇用環境が改善する中、民間企業でも、定年延長や定年後も給与水準を維持するなど、前向きな動きが生まれています。雇用情勢が好転している今こそ、働き方改革を一気に進める大きなチャンスです

抽象的なスローガンを叫ぶだけでは、世の中は変わりません。重要なことは、何が不合理な待遇差なのか、時間外労働の限度は何時間なのか、具体的に定めることです。言葉だけのパフォーマンスではなく、しっかりと結果を生み出す働き方改革を、皆さん、共に、進めていこうではありませんか。

重要なことは、言葉を重ねることではありません。責任を持って財源を確保し、結果を出すことであります。安倍内閣は、言葉ではなく結果で、国民の負託に応えてまいります。

かつて毎年一兆円ずつ増えていた社会保障費の伸びは、今年度予算に続き来年度予算においても、五千億円以下に抑えることができました。引き続き、経済再生と財政再建、社会保障改革の三つを同時に実現しながら、一億総活躍の未来を切り拓いてまいります

未来は変えられる。全ては、私たちの行動にかかっています。ただ批判に明け暮れたり、言論の府である国会の中でプラカードを掲げても、何も生まれません。意見の違いはあっても、真摯かつ建設的な議論をたたかわせ、結果を出していこうではありませんか。自らの未来を、自らの手で切り拓く。その気概が、今こそ、求められています。憲法施行七十年の節目に当たり、私たちの子や孫、未来を生きる世代のため、次なる七十年に向かって、日本をどのような国にしていくのか。その案を国民に提示するため、憲法審査会で具体的な議論を深めようではありませんか。未来を拓く。これは、国民の負託を受け、この議場にいる、全ての国会議員の責任であります。世界の真ん中で輝く日本を、一億総活躍の日本を、そして子どもたちの誰もが夢に向かって頑張ることができる、そういう日本の未来を、共に、ここから、切り拓いていこうではありませんか。(引用ここまで)

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マドンナさんは革命はここから始まるのよ。自由であり、私たち自身であり、平等であるための権利の闘いなの。この暗黒の中を一歩一歩、一緒に行進しましょうと呼びかけた!日本にもだな!

2017-01-23 | アメリカ民主主義

トランプ大統領誕生で

アメリカ独立革命の課題を解決するチャンスがやってきた!?

アメリカ独立宣言・全訳

http://cryptiana.web.fc2.com/docs/declaration.htm

人の営みにおいて,ある人民にとって,他の人民と結びつけてきた政治的な絆を解消し,自然の法や自然の神の法によってその資格を与えられている独立した,対等の地位を地上の各国のうちに得ることが必要となるとき,人類の意見をしかるべく尊重するならば,その人民をして分離へと駆り立てた原因を宣言することが必要とされるだろう.
我らは以下の諸事実を自明なものと見なす.すべての人間は平等につくられている.創造主によって,生存,自由そして幸福の追求を含むある侵すべからざる権利を与えられている.これらの権利を確実なものとするために,人は政府という機関をもつ.その正当な権力は被統治者の同意に基づいている.いかなる形態であれ政府がこれらの目的にとって破壊的となるときには,それを改めまたは廃止し,新たな政府を設立し,人民にとってその安全と幸福をもたらすのに最もふさわしいと思える仕方でその政府の基礎を据え,その権力を組織することは,人民の権利である

常に変わらず同じ目標を追及しての権力乱用と権利侵害が度重なり,人民を絶対専制のもとに帰せしめようとする企図が明らかとなるとき,そのような政府をなげうち,自らの将来の安全を守る新たな備えをすることは,人民にとっての権利であり,義務である。

我らのうちに内乱をひき起こし,我らが辺境の住人に対し情け知らずのインディアンをけしかけようと努めた.インディアンの戦い方が,年齢,性別,社会的地位に関わりなく無差別に殺害するものであることはよく知られている.(引用ここまで)

他民族・他国民を抑圧する民族・国民は自由にはなれない!

沖縄とアメリカ!沖縄と本土!一目瞭然!

世界を揺るがす準備はできてる? 「愛の革命」へようこそ!

全世界に「愛の革命」運動が拡散できるか!

 
NME JAPAN マドンナ、首都ワシントンDCで行われた女性のマーチに参加。スピーチの全文訳を掲載  2017.1.22 日曜日

現地時間1月21日、世界各国で大規模な「女性のマーチ」が行われ、アメリカの首都であるワシントンD.C.で行われたマーチには、マドンナのほか、アリシア・キーズ、ジャネール・モネイ、マックスウェル、アンバー・コフマンらが参加している。

他にも元R.E.M.のマイケル・スタイプやオノ・ヨーコ、グライムス、グリズリー・ベアのエドワード・ドロスト、スプーンのブリット・ダニエル、カレン・O、バット・フォー・ラッシェズ、マーク・ロンソン、ザ・ナショナルらが参加したという。

コメディアンのエイミー・シューマーの紹介で登場したマドンナはスピーチで次のように語っている。

聞こえてる? 世界を揺るがす準備はできてる? 愛の革命へようこそ。女性としてこの独裁政治の新しい時代を受け入れることを拒否し、反逆するための活動へ、ようこそ。この時代では、女性だけでなく、すべての社会の周縁にいる人々が危険かもしれなくて、ユニークに人と違う存在でいることが本当に犯罪と考えられてしまうかもしれない。この暗黒の恐ろしい時代が私たちを、ついに目覚めさせたの。いつの間にか私たちは皆、偽りの心地よさに陥ってしまったようだけれど、最後は正義が勝つし、善が勝つの。選挙では善が勝たなかった。でも、最後は善が勝つの。だから、今日という日はまだ最終地点まではほど遠いということ。今日は始まりなの。私たちの物語の始まりなの。革命はここから始まるのよ。自由であり、私たち自身であり、平等であるための権利の闘いなの。この暗黒の中を一歩一歩、一緒に行進しましょう。私たちは恐れてなんかいないことを分かって。私たちは一人でもない。私たちは引き下がったりもしない。私たちが団結することによる力があるの。真の団結の前には有力な反対勢力なんて存在しない。そのことを分かってほしい

こんな行進なんて結局何にもならないとか中傷を言う奴らに言ってやるわ。ファック・ユー。変化を必要としている多くの人々の始まりなの。変化は犠牲者も必要とするでしょう。変化は私たちの多くに人生において違った決断をすることを求めるでしょう。でも、これが革命の証なの。だから、今日あなたたちに訊きたい。準備はできてる? 私が準備ができてる?と言ったら、イエスと答えて。『イエス、私たちは準備ができてる』と言って。もう一度言うわ。あなたたちは準備ができてるのよ。そう、私は怒ってるの。激怒してる。ホワイト・ハウスを爆破するとか恐ろしいことをたくさん考えた。でも、それじゃ何も変わらないことを私は知っている。絶望に陥ってはならないの。詩人のW.H.オーデンはかつて第二次世界大戦の前日に次のように書いてるわ、『お互いを愛するか、さもなくば死ぬだけだ』。私は愛を選ぶ。一緒についてきてくれる? 私と一緒に言って。『私たちは愛を選ぶ』と

マドンナはスピーチの後、“Express Yourself”と“Human Nature”の2曲のパフォーマンスを行っており、“Human Natureでは「私はお前のビッチじゃない」と叫ぶよう観客を扇動し、「Donald Trump—suck a dick(ドナルド・トランプ、本当に嫌い)」と歌詞を変えている。

マドンナのスピーチの模様はこちらから。 

パフォーマンスの模様はこちらから。(ひとつ消えてしまっていますので、検索してみてください 愛国者の邪論)

<iframe src="https://www.youtube.com/embed/_ONUy6wZuGo?feature=oembed" frameborder="0" width="500" height="281"></iframe>

 

<iframe src="https://www.youtube.com/embed/T001374X1bM?feature=oembed" frameborder="0" width="500" height="375"></iframe>

 Copyright © 2017 Time Inc (UK) Limited. NME is a registered trademark of Time Inc (UK) Limited being used under licence.

関連タグ (引用ここまで)
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窪塚洋介さん、大アッパレ!この国の政府の連中は、ほかの国に1兆円とかバラまくのに、この国の弱者に目を向けようとしない!震災で、弱者がたくさん生まれました。原発再稼働も「この国を切り売りしてる」!

2017-01-23 | 芸能人と平和

今の日本に一番大切なことを語った窪塚洋介さんに大拍手!

この目線を全ての弱者に!

沈黙を破って声をあげよう!

 日刊スポーツ  窪塚洋介「悪魔のような連中」政府の原発対応を批判 2017年01月22日 05:01 

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=voice&id=4395774

マーチン・スコセッシ監督(74)の新作映画「沈黙-サイレンス-」が21日、日本公開初日を迎え、窪塚洋介(37)ら日本人出演者が東京・日比谷のTOHOシネマズスカラ座で舞台あいさつを行った。

“弱者”の隠れキリシタンを演じた窪塚は「東北大震災でたくさんの弱者が生まれました。他の国に何兆円もばらまき倒しているのに、自分の国の弱者に目もくれない。福島の原発は人災。あれだけのことがあっても再稼働なんて、危ねーっつうの。悪魔のような連中たちが、この国を切り売りしている」と事実上、政府の対応を批判。続けて「映画のように神が沈黙してるし、自分自身の心の中の答えを出して生きていかないといけない。今、この時代に必要な映画だと思う」とPRした。浅野忠信、塚本晋也、イッセー尾形、小松菜奈が出席。

窪塚洋介、スコセッシが命をかけた『沈黙』初日に思いのたけを語る!

シネマトゥデイ     2017年01月21日 16:42  

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=4395407&media_id=14

俳優の窪塚洋介が21日、TOHOシネマズスカラ座で行われた映画『沈黙-サイレンス-』初日舞台あいさつに出席、公開の喜びと共に、本作が持つ弱者へのまなざしが政府にはないと痛烈なメッセージを送った。この日は浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈らも来場した。

キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる江戸時代を舞台とした遠藤周作の小説「沈黙」にほれ込んだ巨匠マーティン・スコセッシ監督が、28年間、映画化を熱望してきた本作。日本を代表する実力派俳優たちがオーディションで役柄を獲得した。満席の会場を見渡した窪塚は「(本作に出演する)リーアム・ニーソンです。なんちゃって」とジョークで沸かせると、「映画をご覧になっていただいた後にお話をするのは初めて。一言で言えるような作品ではありません。舞台あいさつを楽しんでもらう中で、映画を思い出してもらえたら」とあいさつした。

一方、アカデミー賞前哨戦となる第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞で、助演男優賞次点に選出された井上筑後守役のイッセーは「映画を見終わった後も言葉にならなかったが、3日くらいたってポツポツと言葉になった。そういう感動ってあるんだなと、生まれて初めて感じました」としみじみ。塚本も「長かったですね。(参加が決まってから)8年くらいかかって。ついこの間もアフレコをやっていてそわそわしていましたけど、その心配がなくなるんですね。ホッとしたような、もっとそわそわしていたいような」と晴れやかな顔をみせた。

また、社会的弱者をテーマとした本作にちなみ、「本作が社会に問いかけるメッセージをどう考えるか」という質問を投げられた登壇者たち。小松が「いろんな人に観てもらいたいですが、特に自分と同世代の若い人に観てもらいたい。自分もそうなんですが、普段は明るくてハッピーな映画を観に行きがち。でも、こういう考えさせるような、映画も体感していただけたらうれしいなと思います」と呼びかけた。

そして窪塚は「今から話すことはきっと新聞に載らないと思いますが聞いてください」と切り出すと、「2011年3月11日に震災が起こって、そこでたくさんの弱者が生まれました。それなのにこの国の政府は、海外にお金はばらまくのに、この国の弱者には目も向けない」とキッパリ。「俺も菜奈ちゃんが言った通り、ハッピーな映画が大好きです。でもこの映画は今の時代に必要な映画だと思うし、スコセッシ監督は命をかけてこの映画を(特別上映された)バチカンに届けて戦った。その気持ちをくんでくれたら俺はうれしいし、より良い明日が届くことを信じてやみません」と会場に呼び掛け、会場からの拍手を浴びた。(取材・文:壬生智裕)    映画『沈黙-サイレンス-』は全国公開中

窪塚洋介、『沈黙』と日本の現状を重ね「いまの時代に必要」と訴える

http://www.cinemacafe.net/article/2017/01/21/46480.html

マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の小説を映画化した『沈黙-サイレンス-』が1月21日(土)に公開を迎え、日本人キャストの窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈が舞台挨拶に登壇した。

【画像】初日舞台挨拶に登壇したキャスト陣

窪塚さんはスコセッシ監督の演出について「(自身が演じた)キチジローの人となりについて、具体的に演出された記憶はない」と明かし、既にオーディションの時点で「冗談で『カメラを回せ』と言い、『お前はもうキチジローだから』と言ってくれるくらい、僕の中のキチジロー像を信頼してくれていた」と語る。実際、現場でも「Amazing!」「Great!」などと称賛されていたそうだが「1月5日のL.A.でのプレミアで作品を観て初めて気づき、ハッとしたんですが、キチジローがピュアにイノセントに見える芝居の部分は一切、使われていなかったし、僕が(ハリウッド映画ということで)アピールしているような部分も一切、カットされていた。ダメでも『Amazing! もう1回』とうまく役者をノセることが骨身に染みついてて、あの人の手のひらで踊らされて、帰ってきたんだなと思いました」と俳優の個性を尊重しつつ、しっかりと撮るべき部分を引き出していく、名匠の演出に感嘆していた。

浅野さんは「絶対にこの監督とやらなきゃ!」との思いでオーディションに臨んだそうだが「実は、一度、オーディションに落ちた」という。それでも「あきらめずにいたら、(今回演じた)通詞の役をいただけました」と明かす。

塚本さんは「最初のオーディションは8年くらい前。それからずっと関わり、つい最近までアフレコなどをやっていて『まだアフレコがあるよ』と言われる気がして、ソワソワしてます(笑)」とようやく公開にこぎつけたことがいまだ、信じられぬよう。予告編でも登場する、海の中で十字架に磔にされるシーンはどのように撮影されたのかを尋ねられると「引き潮のシーンは本当に海で撮っていて、満ち潮は危ないので、巨大な波のプールで撮った」と明かした。プールとはいえ、何度も水をかぶる過酷な撮影だったそうで「波で付け歯が割れて吹っ飛んで、よく見ると最後は白い歯で叫んでます(笑)」とその凄まじさの一端を明かした。

小松さんは撮影時19歳だったが、初めてのハリウッドの現場は「日本と全然違っていて、たくましくなった気がします」とふり返る。「吸収し、得るものが多かったと思います」と力強くうなづいた。

イッセーさんは、隠れキリシタンたちを棄教させる奉行の井上を演じ、海外でも高い評価を得ているが、特にリアム・ニーソン演じる宣教師を穴吊りの拷問にするシーンに言及し「人間が“終わっていく”ところを目撃した」と語る。「人間をモノとして扱い、それを見ている自分もモノになった気がしました。だから、井上も決して勝者ではないと思います。この撮影を潜り抜けて、自分は『人間として生きているはずだ』と問い質す時が来ると思います」と語った。

窪塚さんは、本作が“弱者”を描いているという点について「これから言うことは明日の新聞には載らないと思いますが…」と前置きした上で「2011年3月11日の震災で、弱者がたくさん生まれました。なのに、この国の政府の連中は、ほかの国に1兆円とかバラまくのに、この国の弱者に目を向けようとしない」と激しい口調で語り、原発再稼働についても「この国を切り売りしてる」と強く批判する。そして、映画の中で苦しむ人々、そして神の沈黙する状況に、こうした日本の現状を重ね「だから、自分の心の中に答えを見つけて、生きていくしかない」と訴える。最後に「重い映画かもしれないけど、いまの時代に必要だと思います」と呼びかけると、会場は拍手に包まれた。

『沈黙-サイレンス-』は全国にて公開中。(引用ここまで)

 

 AbemaTIMES  窪塚洋介、スコセッシ監督『沈黙』の魅力を熱く語る 2017年1月12日 23時29分

http://news.livedoor.com/article/detail/12534259/

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