私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2023年1月8日(月)女川江島航路、江島

2023年01月08日 | 江島・航路

■2023年1月8日(月)6:45-11:57【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR7+RF16
【場所】女川港~江島(滞在)江島~出島寺間~出島出島~女川港
【種名】マガモ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ヒメウ、ウミウ、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、ワシカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウトウ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハヤブサ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ(17科30種)
【メモ】ブログで、鳥の海がもう少しで200回になろうというのに、女川町江島は学生時代から行っているのに、たった11回では話にならない、ということで久々の上陸。昭和53年に学部の合宿で女川町の小中学校を見学した時の宿泊先が江島だった。当時は島の斜面の至るところに民宿や旅館が軒を並べていた。自力でヤツガシラを見たのもこの島。今日は2014年5月6日以来の上陸。
さて、6:50の1便に乗り、巡視船が湾外で錨をおろして停泊しているのを通り過ぎ、朝日が昇る様子を見ながら撮影をしようとしたが、あいにく曇りでやっと笠貝島に近づいたところで朝日が江島に。途中出たのはウミウ、ヒメウ、ウミアイサ、シノリガモくらい。連絡船「しまなぎ」の速度が速すぎるのと、暗いのとで撮影はかなり困難に。7時15分まだ薄暗い船着き場の入口の岩礁と防波堤上には大型カモメとウミネコの群れ。下船後、さっそく防波堤に行ったが、釣人が先行し、カモメは全部飛んでしまう。仕方がないので、江島の島内ウォッチングに出発するが、出港は11時なのでかなり余裕と言うか、明るくないので逆にこの時期、この時間では早すぎるかもしれない。学校跡に行く前に荒藪浜に降りてみるが、かなり荒れた状態だった。メジロが若干。坂を上って学校跡へ。ハヤブサ成鳥がトビを威嚇して飛ぶ。ホオジロが1羽。隣接する伊勢崎公園から足島や遠くの笠貝島を見るが、特にウミネコやウミウ、ヒメウくらいだった。引き返して、廃屋になった民家前にアオジが4羽、メジロが10羽以上、ヒヨドリもけっこういたが、以前、ヤツガシラを見た民家は竹やぶになっていて、入口だけがかろうじてここだとわかる。5月に来て小鳥類がかなりいた島の施設もすっかりなくなっていて、ここも竹に覆われている。そこから下って漁港の南岸壁に行くが、以前なら、シノリガモを間近に見るなら江島のはずだたったが、シノリガモは遠く2羽。ノスリが飛んで、岸壁下にハジロカイツブリが来ただけだった。あまりに海鳥がいないので、また来た道を引き返し、民家の間の細い階段を右に行き、左に行って、船着き場に早々に着く。40分ほどで出港なので、それほどは待たなかった。出航後は、時間的に明るく視野がいいので、かなり真剣に海鳥を探したが、ウトウ2羽を見ただけだった。ウミアイサはずっと出ていた。出島の出島地区の岩礁に、ヒメウがたくさんいた。あとは、女川港手前の海域で海鳥がたくさんいたが、ほぼウミウ、ヒメウ、ウミアイサ、ウミネコで、ウトウは1羽だけだった。女川港では、アカエリカイツブリ1羽とスズガモ、ユリカモメというところだった。4月下旬にまた行ってみることにする。

【写真】
  
巡視船ざおうと笠貝島/シノリガモ/朝焼けの江島。
  
二股島付近で操業する漁船。ワシカモメ、セグロカモメも見える/江島を出港する高速船しまなぎ/岩礁のカモメ類
  
江島漁港南岸壁前岩礁のウミネコ/ハジロカイツブリ/廃屋になった民家前のアオジ
  
船着き場のネコ/笠貝島/江島漁港と斜面の民家
  
伊勢崎公園の看板/ウミアイサ♂/前回はウミガラスがこの海域に。笠貝島。
 
出島の出島地区岩礁のヒメウとウミウ/出島と女川港中間海域の海鳥。ウトウもいる。


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