私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2023年1月24日(火)蕪栗沼

2023年01月27日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2023年1月24日(火)13:22-16:20【天気】薄曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃・池
【種名】キジ、オオヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ヘラサギ4(成鳥1、年齢異なる若鳥2、幼鳥1)、クイナ、オオバン、タゲリ3、オオハシシギ1、トビ、チュウヒ3(成鳥2、幼鳥1)、ハイイロチュウヒ4(♂成鳥1、成鳥♀2)、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、エナガ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、ベニマシコ♂1♀2、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン(18科32種)
【メモ】最初に築館ICで降りてハクガンを探し回ったがなしで、すぐに諦め、くんぺるでおいしいピザを食べる。蕪栗沼に移動途中、カリガネ探しをしたが、吹雪で見えず。蕪栗沼に到着し、ヘラサギの個体識別用写真を撮る。帰ってから検討し、やっとわかった。最初に土手をチュウヒ♀幼鳥が飛び、振り返ると白鳥地区土手では、ハイチュウ♀2羽が絡んでいた。どれも背景に取られてピンボケ。そのあと、チュウヒは♀成鳥でいつもの個体が白鳥地区東側土手上を飛び、土手下からもう1羽♀成鳥がやってきた。いつもの成鳥♀は腰の白い部分がほんのちょっとだけあるかないかの個体で、典型的な♀成鳥だが、もう1羽は、腰が多少白く一見♂風だが、下面は♀そのものの個体。以前見たことがあるが、チュウヒの♂はとてもきれいなので、今シーズンぜひ見たいものだ。ハイチュウ♂は典型チュウヒ♀を土手上空で上から攻撃し、ヨシ原の中に追いやっていたが、それでおしまい。もう1羽の若い♂は姿を見せず。最後に引き上げるときに北側土手すぐ上をハイチュウ♀(どちらか分からず、個体識別ができていないので)が旋回してくれたが、何しろ暗い。人間の都合だが、もっと明るいうちに目の前で出てほしいものだ!せめて、今日くらいの距離で。
【写真】
  
雪降る中見張りのマガン/オオヒシクイ/シジュウカラガンとマガンの群れ
  
若鳥年中ヘラサギ/幼鳥ヘラサギ/ヘラサギ幼鳥、若鳥年少
  
若年中、若年少、幼鳥/年中、成鳥、年少、幼鳥/年中、幼鳥、年少、成鳥
  
チュウヒ成鳥♀、腰にちょっとだけ白い羽毛/下が少し白い部分が腰に混じっている個体
  
典型♀チュウヒを上から攻撃するハイチュウ♂成鳥/ハイチュウ成鳥♀。近くだとけっこう尾羽がぼろぼろ。


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