■2023年1月22日(日)・23日(月)【天気】22日晴れ曇り・23日曇天【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海・牛橋、周辺田圃・水路・海面
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、ホオジロガモ、カイツブリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、アビ+、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タゲリ18、ハジロコチドリ成鳥冬羽1、シロチドリ26+、ミユビシギ3+、ハマシギ68+、ユリカモメ+、ズグロカモメ成鳥冬羽1、ウミネコ++、カモメ++、セグロカモメ、タイミルセグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミスズメ+、ミサゴ1、トビ、チュウヒ1、ノスリ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ++、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン(24科57種)
【メモ】日曜日は前日にズグロカモメの情報をいただいたので見に行った。2羽の情報だったが、中洲にいたのは1羽だった。もしかしたら、松川浦の方にもいるかもしれない。何度か飛んで近くに来たり、例によって中州を巡回飛行し、上空から一気に降下して獲物を狙っていたが、遠かったので捕まえたかどうかはわからなかったが、普通はカニを食べている。以前蒲生では夏羽になるまでいたことがあり、今回のは成鳥なので、いれば黒頭巾になるが、月曜日に行った時には、中州に重機が入っており、到底、いられる環境ではないようだ。ズグロカモメは全部上から降下して捕まえるものだと思っていたが、有明海に行った時には、目の前で歩いてカニを捕まえて食べていた。何千羽といるから、いちいち降下していたら、ペリカンのようになってしまう(フロリダで見たペリカンは大群が海中突入です)。日曜日は牛橋河口の前面の海を見ると、遠くにアビの群れがいたので、うれしかった。ビロキンも1羽♂がクロガモに混じっていた。鳥の海は日曜日は晴れて無風、歩いていると日差しが暑いくらいだったが、牛橋同様、アビの群れが遠く沖に群れていて、ウミスズメも20羽以上は確認できた。アカエリカイツブリも10羽以上いて、こちらは比較的近い(と言っても遠いが)ところにいた。クロガモの群れを見ていると中に1羽ウミスズメがいて、その奥をアビが飛んでいったのを写真に撮ることができた。その写真の隅の方にアカエリも写っていた。日曜日は砂浜にシロチとハマシギの群れがいたが、いるはずのハジコチは確認できなかったので、月曜に行って干潟で見てきた。いつもそうだが、ハマシギやシロチの群れとは離れて定位置で採餌しているので、探すのはとても楽だ。しかし、飛べば、仲間と一緒に飛んで、降りるとまた、ちょこちょこ歩いて別の場所で採餌している。カモメ類は日曜日に亘理大橋下流の中洲に群れがいたので、日、月と観察した。カモメが多く、セグロカモメも混じる例年の混群だが、、いつもは11月から12月には見られるのが、今シーズンはいたのかもしれないが、全く見ていなかったので、少し安心した。しかし、個体数は断然少なく、1/3くらいだ。さらに、よく全体が飛んでまた降りるというのを繰り返し、飛んでいるのもたくさん撮れて識別にもよかったのだが、全然飛ばない。やはり、以前とは違う。
ということで、久しぶりに鳥の海の冬らしい鳥たちに出会うことができた。
【写真】
ユリカモメ、カモメ、ウミネコ。天気が悪く羽の色が晴天の時に見るより,暗くなっている。実際はカモメの羽はもっと薄い。ウミネコの羽の濃さと比較するといい。次の写真も同じ。/オオセグロカモメ、セグロカモメ2羽・成鳥1、タイミルセグロカモメ3Wか4W。※写真中央がセグロカモメ成鳥冬羽。そこから左端2羽が2W。左に1羽足がオレンジ黄色いのがタイミル。タイミルやヒューグリン成鳥冬羽は上嘴の先端も赤味がある/ハジロカイツブリとミミカイツブリ1羽(右から8番目あたり)
ズグロカモメ成鳥冬羽
ズグロカモメ成鳥冬羽
タゲリ
アカエリカイツブリ夏羽移行個体/アビ,ウミスズメ,クロガモ,アカエリカイツブリ
ハジロコチドリ成鳥冬羽。
ミユビシギ冬羽
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