息子の珍しい誘いで、渋る夫を引っ張り出し
行きたかった出羽三山へ、26日(土)~27日(日)で行ってきました。
今年は紅葉も早いと聞いていましたし、
親せきが何回も泊って、気に入っている旅館にも行ってみたかったので・・・
シルバーウィークの後は、天気があまり良くないとの予報でしたが、
寒さ対策だけはしてと思い出かけました。
ところが数日前の気温とは違って、旅行中汗ばむ陽気でした。
今回は夫が膝が痛いというので、
月山には登る予定は、最初から残念ながらパスでした。
おいしい山形空港 羽黒山神社の隋神門
愛称がおいしいとは、あまりいいネーミングでないような気がする。 2時間ほどで最初の目的地に到着
ただ愛称を募集したところさくらんぼとか芋煮、つやひめ等々
食に関する名前が挙がったので、総称してこうなったようだ。
山門はいると昔から修験者の山だけあって、参道の両脇に大きな杉木立
国宝の5重の塔あたりまでは、多くの観光客が訪れていたが、
山門から山頂まで2446段の石段を登らなければならないので
ここで引き返しバスで本堂へ行く人が多いようだ。
途中二の坂の茶店で一服
力餅と玉こんにゃく。
三の坂と最後の急坂
緑が鮮やかで 苦行だけど清々しい
三神合祭殿
1時間ほどで到着
ここには月山 羽黒山 湯殿山の神々がまつられている。
冬季は湯殿山、月山に参拝も祭典も出来ないからのようです。
ここをお参りすれば三山を巡った御利益があるのでしょうか?
茅葺の厚みが2m強あり厳冬期にはその上に2mもの積雪があるという。
駐車場の茶店で月山そばを頂き、帰りは有料道路をタクシーで隋神門まで戻る。
雲行きが怪しかったが月山8合目、阿弥陀ヶ原へ。
小雨と霧で何も見えず、残念だが今日宿泊する志津温泉目指す。
カーナビも便利ではあるが、最短の道を案内され、曲がりくねった細い山道をはしり、
宿に着くとぐったり
夕飯は山の宿にふさわしくキノコやアケビが・・・・
キノコ類が豊富 ほうきだけ ます茸 とび茸 山形名物芋煮
なめこ すす茸 わかい茸 違いが判りません 空港を出る時もう1度食べたが、
この宿のは、出汁がきいていて口に合う。
アケビの詰め揚げ ずんだとキノコが詰めてある
辺鄙なとこれでも、形だけの刺身が出るが、
出さないのが 土地に食材が豊富だからでしょう。
上天気 ミネザクラ
この宿でこの実を果実酒に使うらしい
朝食後昨夜フロントで聞いたお得な情報
車で10分ぐらい行った町の施設で、西川町で使えるプレミア旅行券 が入手出来るという。
これを使って宿で支払いをする。
月山昨日行ったので(もっとも何も見えなかったが)いいかと思ったら
息子が天気が良いので麓まで行こうといい、昨日とは違う登り口
姥沢口からリフトに乗り紅葉を見に行くことにする。
右手雲がかかっているのが月山か? 前に見えるのは姥ヶ岳
ここから月山へ登る人が、次々横切ってくのを見ると残念。
息子は1時間ほど上の方に行ってみると出かける。
きれいだったと下りてきて見せた画像
リフトで下りて湯殿山へ移動。
湯殿山だけは鶴岡市なのか?
湯殿山の大鳥居から本宮まで、間もないのかと思いましたが、30分ぐらい歩いてやっとたどり着きました。
夫が良く調べないからいけないのだと、かなり不機嫌、 膝が痛いらしい。
バスがあるなら待っていて乗ればよかったかもしれない。
ウメバチソウ リュウキンカ
ヨツバヒヨドリ シオガマギク
私は花見て自然に浸りルンルン
本宮入口からまた登り、この先は撮影禁止
出羽三山の奥の宮といわれ、修験道の霊地であり「語るなかれ」「聞くなかれ」と
戒められた清浄神秘な世界・・・と紹介されている。
参拝する時に裸足になりお祓いを受け、人型で体をさすり、息を吹きかけ
それを水路に流し、お社はなく赤い大きな岩がご神体であり、その奥からお湯がわき出ている。
語ってしまいましたが、大変神聖な場所です。
お参りして帰りはバスかと思いましたら、歩くといい足どりが軽くなったようです。
遅い食事で又山菜そば
時間がたっぷりあり、商品券の残りもあるので、道の駅により買い物と、見どころを教えてもらう。
月山の登拝口 岩根沢三山神社
スズメバチの巣があるので早々に退散
山形空港へ向かう途中 寒河江市にある慈恩寺に立ち寄る。
世界遺産に登録された中尊寺にも匹敵する、重要文化財に指定された仏像群がある。
1400年以上前に蜂子皇子によって開かれた出羽三山
羽黒山(414m)は現世 月山(1984m)が前世、湯殿山(1504m)は来世と巡る旅でした。